渇き。のレビュー・感想・評価
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原作を読んでおいて良かった
賛否両論おきるのは当たり前!って感じの映画でした。悪の経典を思い出した。
加奈子は清々しいし、ぼくは演技と声が素晴らしくて感心しました。若い役者が活躍してる。エンディングの藤島の言葉は原作の方が納得できたし感動的だったかなと思います
目が離せません
予想以上のグロさ
予想していた3倍はグロかったです。こんなに血が流れるシーンや殺しのシーンがあるとは……、。最後はグロいシーンでなかったので、後味はそんなに悪くなかったのですが、逆に物足りない気もしました。どうせなら最後の最後にもっと凄いのがあってほしかったです。
学生1000円キャンペーンで見に行きましたが、学生にオススメする映画では無いです。笑 映画を見終わった後はしばらくため息しかでませんでした。笑
賛否両論あるみたいですが、私はどちらともいえません…。もともとこういう狂った映画は好きだし、「告白」もすごく好きです。でも「渇き。」はもうしばらく見たくないですね。笑 いろんな意味で衝撃的でした。
ただ 間違いなくキャストは最高でした!個性的というか、とにかく全員狂っているのですが、皆快演でした。素晴らしかったです。
理解できることのものたりなさ
意見が分かれます。笑
たしかに”劇薬エンターテイメント”でした!
グロいグロいグロいグロいグロい…見てる人の心と食欲をえぐりとるような作品でしたね!笑
ただ満足しますか?と聞かれると縦に首を振ることは厳しいような気が…笑
少々ストーリーが難しくて集中してみないとストーリーの内容がわからないと思います。
また個人の意見としてはもっと伏線きちんと拾ってほしいなというのが。
あとは最後の下りもいらない気がして仕方ないのですかどうなんですかね(笑)
小松菜奈の演技には圧巻の一言。
他の役者陣も個性派揃いで特にオダギリジョーは本当にクレイジーでしたね。笑
「狂ってる」で片付けた感じ?
「嫌われ松子の一生」が私の中でとてもヒットだったので、楽しみに見に行きました。
冒頭は本当にわくわくして、一体これはどこに繋がるんだろう。というような伏線感満載のシーン達。
ですが徐々にそのわくわくが衰退してしまいました。
中盤からはほぼ血と暴力しかないくらいずっと過激なシーンが続き、それは観客に息をつかせないためなのかもしれませんが、私にはちょっとしつこく感じたというか、なんかあれだけ続くと逆に退屈になってしまいました。だれるというか。スプラッタのようなものには慣れているのですが、必要以上にそういうシーンがありすぎたように感じました。
本当にいるの?なんかただ派手にしたいだけじゃない?というような薄っぺらさを感じたというか。
そしてこれはもう映画というか原作に繋がってしまうのでしょうけど、なんだか登場人物たちの感情がみんな浅い。人間そんな簡単な感情で動くだろうか?と思ってしまいました。もっと色々考えて、もっと複雑なはず。それを「奴らは狂ってるから」という決まり文句で片付けているような。狂ってるから誰にも彼らの気持ちはわかりません。だから彼らは何をしても人物として成立するし、作品としても成立します。というような逃げに感じたというか。
狂ってたってもっと何かあるでしょう。
まぁでもリアリティを求めすぎているのかもしれませんね。
個人的に好きなところは
・中谷美紀さんの存在感
・妻夫木聡さんの怪演
です。
お友達誘って見に行く同年代の女子が多いですが、全くおすすめしません。見終わった後ショッピングなんてする気にはなれません。
狂ってる
なんとまあ、メジャーな邦画のなかでは珍しく血がどばぁー、痛々しいとこが多いんでしょ。精神的にも肉体的にも。
見た後スカッとする気持ちと疲れが同時にきた珍しく映画です。
中谷美紀以外全員狂ってる。
狂った映画。
この今の日本を抉ったように思いました。
なんと言ったらいいか言葉では説明しにくいですが、、、
エンターテイメント、と捉えれるのは人それぞれでございますが
僕はそう思いました。
妻夫木聡が笑い続け、はねられまくり、
ふみちゃんの痛々しさ、
オダジョのクリスチャンから殺人鬼になったあの表情と、役所さんとの銃を向け合うシーンに痺れ、
なにより役所広司のダメでクズな父親。最高にはまっておりました。この役は役所さんでしかできない、日本俳優では役所さんしかいないと思いました。
オールドボーイをすごく思い出してしまったなぁ。。。
Blu-rayになったら買うな。
いいもんみさせていただきました。
後世に残る傑作かそれとも駄作か意見が二分される作品
とても不思議な作品です。
とても不思議な感覚に陥ります。
クリスマスのシーンで流れる音楽が私の頭から離れず、頭の中で鳴り続けます。
またラストシーンが頭から離れず、今でもいろいろ思案を巡らしてしまいます。
聖なる物と俗なるもの。その対比がとても上手いです。
中島哲也監督作品は「嫌われ松子の一生」がとにかく好きでした。残酷シーンとファンタジー的なミュージカルシーンの融合にえらい衝撃を受けたのが、昨日のように思い出されます。また、この話は実際にあった事件を基にしていました。
中島監督は決して同じ感覚では作品を作らない監督と認識しており、本作も非常に期待して見ました。
知人からとにかくグロイと聞いていたので、身構えて見た為、表現に関しては私はそれほどでもありませんでした。
先日見た「300帝国の進撃」や「マチューデキルズ」の方が残酷描写は上です。
なにせ、「300帝国の進撃」は3D画面上で血が炸裂し首や腕が吹っ飛ぶのですから。そこまでこの映画の描写は凄くありません。
要は、残酷描写の為の残酷描写なのか、それとも残酷描写の先に何があるのかという事です。
またこの作品は、実際血が飛ぶ箇所をアニメに切り替えたりしています。
そこらあたりの表現方法は相変わらず中島監督は上手いなあと感じました。
残酷シーンは確かに多いですが、晴れ渡る空のカットが何度も出てきたり、アニメーションの場面があったり、ちゃんと心理的ガス抜きを考えてこの作品を作っています。
役所広司はあんだけ暴行を受けて死にそうで死なないのはターミネーターを連想させ、逆に私は笑いました。
車にはね飛ばされるシーンもフィルムのつなぎ合わせで処理しているのか分かりませんが、見ようによっては笑えます。
とにかく私はラストシーンで、えも言えない感動を覚えました。これだけ深い感動は初めてです。
これだけ凄い映画も初めてです。
映画を見たというより体験させられた感じです。
トラウマといってもいいかもしれません。
強いて言えば、加奈子の描き方がどうなのかと思いました。
加奈子は天使か悪魔か?
僕は天使だと思いました。
映画もそのような描き方をしています。
周りの登場人物が余りに救いようのない人物だから、特にそう感じてしまいます。
加奈子はすでに死んでいるので、死人に口無しなので、ひいき目に見てしまうからでしょうか。
優等生で心優しい少女がなぜ変わるのか。
それは好きな男の子の自殺だとこの作品は語ります。
しかしその男の子の自殺は自殺では無く、加奈子が殺した事になっています。
好きゆえ殺した。映画「愛のコリーダ」と共通のテーマです。
加奈子がもし女子校生ではなく、男子校生だったらこの話はつまらないです。
女性の持つ、天使性と悪魔性をこの作品は表現しています。
発表当時、大ブーイングだった作品が後世で傑作となる例は芸術の世界では多いです。
クラシック音楽で言えばストラビンスキーの「春の祭典」などは明らかに傑作ですが、初演時は全く受け入れられませんでした。
やはり、ネックは不道徳です。
でも、この作品は単なる不道徳で片付けて良い作品でしょうか?
クリスマスのシーンが出てきますが、やはり描き方が上手い。
神が出てくる訳ではないですが、自分はそこに神を感じました。
そのへんは憎しみを通しての愛という事で「ベン・ハー」に通じるテーマです。
憎しみの権化となった主人公ベン・ハーが神の愛によって救われます。
でもこの映画は全く救いがないようにも思えます。
果たしてそうでしょうか?
死んだ加奈子は救われたか。
あの真っ白な雪のシーンが答えを出していると思います。
みなさんは「パッション」という作品をご存知ですか。キリストの受難を描いた作品ですが、そのあまりの残酷描写にショック死した人まで出たいわく付きの作品です。
キリストの受難ほど、残酷なものはなく、それほど残酷性と神聖なものは一対をなすものではと感じています。
最終的な判断はあなた自身がして下さい。傑作か駄作かは。
「つまらない」「駄作」と思う方は、この作品の奥深いテーマを理解出来ない人だと私は感じてしまいます。
実際有り得ない話と思ってしまいますが、この先、このような出来事がもし起こったとしたら、その時、この作品の作者は現代の予言者だった事に人々は気付くでしょう。
最後に中島監督での「進撃の巨人」是非見たかったです。なぜ降板されてしまったのでしょうか???
映画の世界も色々あるのですね。
我々が映画館へ行かなければ、映画産業は成り立ちません。
映画館へ足を運びましょう!
バイオレンスクライムムービー
同日上映の『her』を選ばず観てきました。
もうハチャメチャすぎてR15ってかR18もしくは上映中止にしてもいいぐらい、血がでます。園子温の地獄とはまた違う感じなんですが。タランティーノとか北野映画に影響を受けてるんだなぁとオープニングはじめ色々なシーンで感じました。
もちろん内容が違うから比べようはないですが、前作の告白を期待して観るものではありませんね。映像のトーンはすごく細かくリアリティと迫力がある感じで見応えはあります。ぶっ飛びすぎです。
結末はあれっ?って感じで急展開すぎで
勿体無い感じでした。集中力が切れた感があるような。
原作読んでみたくなった、そう思わせる映画です。
が、
改めて
トレイラーを改めて観て、園子温っぽいなぁと思いました。
bobby womackのacross the 110th atreetが使用されてて、そこは違う曲にして欲しかったです。。ジャッキーブラウン思い出しました。
映画としての後味の悪さは極まりない映画と判断。
原作、漫画と読み返してみたが、
それ以外に、加奈子の過去の話がストーリーボードの後に掲載されています。
それ読んで
やっと全てが理解できた感じです。
なぜ?
狂っている登場人物が何人も出て来て、人が次々と死んでいきます。
いたるところで血がドバドバ流れる映画で、「血が流れるところが見たくてたまらない!」という人以外にはオススメしません。
観終わった感想は、「なぜこの映画を撮ったのだろう?」でした。
映画を撮るには、お金も時間も、そして情熱も沢山必要だと思うのですが、この話を映画にする意義が私にはわかりません。
人の闇をきちんと描こうとしているとは思えませんし、正直「狂気の世界をだらだら垂れ流しにして何になるのか?」としか思えません。
大学生と思われる4人組が、観終わって席を立つときに「これはひどすぎる。」「絶対人にはすすめない。」と言っていました。
私も同感です。
期待しすぎたかな?
最初からガンガン飛ばすし!
画面の切り返しはガンガンで流れる展開の速さは最高でした。
最後のオチは酷いと思う。
最後が残念でそれまでがパーになる感じでした。
小松菜奈は美しかった!!
ははあ〜ん
見終わった後の率直で下衆な感想。
「結局、中谷美紀…おいしいとこ持ってくなぁ」
最初っから全力疾走でネタ満載、最後まで体力続かなかったのかなって感じのラスト
妻夫木サイコ〜
告白とは全くの別物
最後がな…
中島版『不思議の国のアリス』
映画館出て第一声が「ムナクソ」。
とにかく気分の悪い、「引きずられる」映画なので、メンタルの弱い方には鑑賞自体オススメできない。
登場人物全員がひどく胸糞悪い。お好きなゲスをお持ち帰りくださいと見本市できるレベルのゲスだらけ。特に役所広司演じる主人公は本当にゲス野郎。物理的ゲス。娘のカナコもゲスだけどこちらは精神的ゲス。
なにかデジャブを感じるなーと思って見ていて、終盤理由がわかった。カナコが持ってる「不思議の国のアリス」の本。これだな、という感じ。落ちて落ちて落ちていって、その落ちた先はハチャメチャグチャグチャがあたりまえ。なにを壊しても誰を殺しても誰にも文句は言われない、それが当たり前の世界が、この映画なんだなと。
それから、圧倒的に男性の(もっと言えば監督の)潜在欲求なのかと邪推してしまう。自分はクズでどうしようもなくて、自分が大嫌いで誰もまっとうに好きになれなくて、そんな自分が何をしても、女神みたいに微笑んで、愛してると囁いてくれる美しい少女に、再起不能なほどにグチャグチャにしてもらいたいんかなって(笑)。
そんな映画を観てグチャグチャにひっかき回されてしまったので、監督さすがですね。
「超高速参勤交代」か、「呪怨」を見に行け!
観る価値はないと思いました。
不快感しかありませんでした。
劇薬エンターテインメントだとか・・・
暴力シーンがどうとか、エロいシーンがどうとか、
ミステリーがどうとか、ぶっとんだ演出がどうとか
そんなレベルの話ではなく、普通に駄作だと思います。
芸術性も何も感じません。
この映画に、崇高なアートを感じるような人がいるなら
かなり普段がヒマすぎる人だけだと思います。
中島哲也監督の前作「告白」はすばらしかったですが
やはり、原作の作品で大きく映画の出来が分かれてしまうなら
映画ってなんなんだろうなぁ・・・とつくずく感じました。
監督業という存在に大きく疑問を感じました。
中島哲也監督も、
超駄作作品「SPEC 劇場版 結」の監督
堤幸彦監督と、同レベルの監督になったなと、手放しで思えます。
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