そこのみにて光輝くのレビュー・感想・評価
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くらいけど
画も暗い感じだし、話も暗い感じだけど、それだけでは終わらなく、切なかった。それぞれの抱える過去とそしてこれからについて、切なすぎる。邦画でなかなか★はつかないけど、これは映像とかではなく、純粋に中身の勝負だと思う!
深い…
やっと観れた。
内容自体は本当に重たいけれどその中に愛が詰まった映画。
俳優陣それぞれの個性が光っていて素晴らしいと感じました。綾野剛の演技をうまいと思ったことが一度もなかったけれど役がはまっていたのか素晴らしかった。
池脇千鶴は本当に演技派と言えると思う。かわいいけれど影がある役をさせたらピカイチ。
この人が居なければこの映画は成り立たなかっただろうと思うのは菅田将暉。見たことはあったけどこれだけ脇役で光れるのはすごい。
確かに希望はある
貧困で救いがないようにみえるけれど、光は、希望は最後にみえました。役者陣はみんな素晴らしい演技で観入ってしまいました。
なかでも高橋さんの悪役っぷりも、菅田さんの哀れぶりも素晴らしかったです。
心に残る作品のひとつになりました。
観終えてグッタリ。菅田将暉、好いなあ。
話運びは多少粗い気もしたけど、生身の人間のどうしようもないリアル感が凄すぎてのめり込んで観てしまった。演じてる人たちはいったいどうなってんだって思っちゃうレベルで。綾野剛、池脇千鶴あたりはまあ、これくらいのパフォーマンスはしてくるかなって期待もしてたし、脇の高橋和也やら火野正平がいい仕事をしてるのも予想の範囲内だったりしたんだけど、まともに出演作を観たことがなかった菅田将暉がかなり良くて、これは好きな俳優脳内リストに仮登録しとかなきゃだな、と。
哀しみと希望
DVDで見ようと思っていたら、運良く映画館で見ることができてラッキー。
冒頭から作品の世界に引き込まれた。
荒涼とした海辺、寂れた街並み、全体に陰鬱なトーンの中で菅田将暉の明るさが生き生きしてだからこそクライマックスの悲しさがしみた。
池脇千鶴がやるせなさと、生きる歓びを力強く見せてくれた。綾野剛は確かに端整過ぎる気もしたが、やはり絵になる。
最後まで哀しみに満ちながら、確かな希望を感じさせてくれる素晴らしい作品。
儚い切なさ
ストーリーがちょっと重かったけど、観てた際は感動してて、流石モントリオール出品作です!
恋に捨てた主人公が家族を持そうと前提に結婚しようとしたのに、元愛人が密かに別れを告げて一切離してた。
綾野剛と池脇千鶴の濃厚な濡れ場の絡み具合はまさしく日本版「獲物の分け前」の映像です。
何回も何回も涙泣かして、今までにない恋愛映画は理屈になりそうな作品です。
細部まで
計算された演出が素晴らしく、引きずり込まれるように見入ってしまいました。
あの夏のじめっとした空気は、汚さや息苦しさを演出していて、この映画をさらに重苦しいものにしていた気がします。
最も記憶に残るのは、明るい青年が怒りに狂うシーンです。屋台や子供連れで賑わう楽しい風景のはずなのに、全くそのようには見えず…息が止まるような緊張感がありました。
見終わったあと『そこのみにて』という言葉が強調され、なんとも言えない感情になりました。女性の監督だからこそ表現できた映画だと思います。
題名の通り、そこのみにて千夏が輝いていた。貧しくて、体を売っている...
題名の通り、そこのみにて千夏が輝いていた。貧しくて、体を売っている決して美しいとは言えない女性なのに、どうしてなのか。それが池脇千鶴の魅力だと思う。綾野剛との絡みは妖艶。ラストが印象的。この映画で初めて菅田将き(感じが出ない!)を知った。いい役者だと思った。
池脇千鶴のおっぱいが見れる映画(笑)
↑
そこが注目されがちな映画だけど、内容自体もかなり良かった。
底辺の生活をしている人達のディープで人には言えないような話。苦しい生活の中にも、光り輝く小さな希望。タイトル通りの内容に感動しました。
一番衝撃的だったのは、弟役の菅田将暉のキャラ。昔(仮面ライダーWのフィリップの頃)はあんなにカワイくて天才だったのに、この映画では、金髪で、ブサイクで、バカなキャラになっている。この人、こんなに演技の振れ幅があるんだと、普通に関心しました。また、この弟のふざけているけど、愛嬌たっぷりな感じがたまらなく好きです。劇中でも言われていたけど、「面白いヤツだな」。
よかった
あまり期待しませんでしたが、始まってすぐに引き込まれてしまいました。
話の内容は重いのに、全体の雰囲気としては清々しい。
海や、函館の街並み、太陽が綺麗だった。
その景色の綺麗さが、重い切ないストーリーと重なり、なんとも言えない空気を作ってくれました。
函館の夏に行ってみたくなりました。
また監督と個人的に趣味、思考が同じような気がしていました。
綾野剛がどの角度でタバコを吸ったらかっこいいのか…セックスシーンの長さ…
しっくりきました。
タイトル通りのラスト
昔の日本アカデミー賞なら受賞してたであろう作品。
重い話ながら〈菅田将暉〉のキャラで緩和。だけど最後は切ない。
ラストシーンは劇場で見たかったな…
ただ年齢がはやすぎたのかあまり来るものがなかった。
『共喰い』の方が深くて重いのはちょっと否めない。
しかし、良い作品なのは確か。
印象に残るには劇場だが、秀作。
痛ましくも清々しい
「そこのみて光輝く」このタイトルだけでもかなり好き。
内容は今まで多くの作品がやりつくした傷ついた若者たちが出会い傷つけ合いながらももがき前へなんとか進もうと足掻く姿を描いたもの。
こんなに昔からあら題材をいかに見せられるかは役者にかかっていると思う。
そういう意味ではこの作品は成功している。
綾野剛、池脇千鶴、そして菅田将暉!
菅田将暉無くしてこの作品は成功しなかっただろうと思うほど、彼がとても光っていた。
自由でありながら繊細で粗暴でありながら心優しい、誰しも「たくじ」を好きにならずにはいられないと思う。
池脇千鶴のただ可愛いだけでない身体もとても好感が持てた。柔らかそうな肉体はそれだけで魅力的だ。
最近のモデル体型みたいな女優さんが演じたらこんなにリアルな感覚は無かったと思う。
綾野剛は…あんまり印象に残らなかったなぁ。かっこよすぎるのかも。
函館の町がいい。
閉じられた田舎の閉塞感。
諦めと希望。そして現実。
清々しくも美しい光。
そこにある二人が光輝く。
少しだけ希望の持てました。
せつなすぎる
たくじ役の菅田君が絶妙の演技。社会の底辺で苦しみながら、少しでも希望を見いだそうとする3人の人生のあがき方が秀逸。
やることなすことうまくいかないが、なんとか前進してほしいとドキドキしながら最後まで見れた。あまりにもせつなすぎるストーリーだが、ラストで救われた♪
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