そこのみにて光輝くのレビュー・感想・評価 (6)

そこのみにて光輝く

劇場公開日 2014年4月19日
140件中、101~120件目を表示 映画レビューを書く

出口のない暗さ

呉美保監督の「そこのみにて光輝く」。社会の底辺といわれるところで必死に生きていく主人公たちの姿に「誠実」という言葉を感じた。しかし、彼らの「誠実」は報われることなく、這い上がろうとしてもがけばもがくほど、さらに突き落とされていってしまう。
 綾野剛と池脇千鶴という二人の人気役者が体当たりの演技で凄みを感じさせる。ひとことで言うなら「暗い」映画なんだけれども、70年代の日本映画の持っていた暗さとはまた別の暗さがある。70年代の日本映画の暗さは、社会全体は明るい方へ向かっているのに、自分たちだけがその明るさになじめないという暗さだったが、この映画の暗さは本当に出口のない暗さである。
 原作の佐藤泰志さんの小説は恥ずかしながら読んだことがないのだが、CSで「書くことの重さ 作家佐藤泰志」というドキュメンタリー映画を見て、この人自身が抱えていた「誠実」な生き方と、報われない「暗さ」がこの映画にも反映されているのだなと感じた。

ごいんきょ
ごいんきょさん / 2014年9月2日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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おもしろかった ネタバレ

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綾野剛さんも池脇さんもよかったけど、何より菅田将暉さんがめっちゃくちゃよくてファンになった。
愛すべきバカキャラだった。
ラストはきゅんきゅんする。大好物。

上田優作
上田優作さん / 2014年8月31日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 楽しい 萌える
  • 鑑賞方法:映画館
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池脇千鶴に恋をする

冒頭、綾野剛の全身を追うカメラに「これは!?」と胸を踊らせ、その後出逢う菅田将暉のクズっぷりに慣れたら、池脇千鶴の美しさにもう堪らなく、あまりに贅沢な三人をスクリーンで見ていることが幸せだった。
自分の発言により後輩をなくしてしまった達夫、自分の身体を金に変え家計を支える千夏の出逢いはとてもキュートで、愛し合う姿も綺麗。千夏につきまとう中島の脅迫で幸せにはなれない千夏をなんとか救おうとする達夫と拓児。全部の幸せになれない原因が「拓児の仮釈放」という言葉に丸められた途端に物語の道が誰にでも見えてしまう。良い言い方をすればとてもとても分かりやすい。その冒頭とのギャップに「は?」となりながらも池脇千鶴の美しさと美保監督の依頼にある心も身体も脱いだ女優魂。とりあえず、池脇千鶴バンザイの作品。

ARC監督/脚本 篠原隼士
ARC監督/脚本 篠原隼士さん / 2014年7月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:-
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泣いた ネタバレ

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そこのみにて光輝くを観てから余韻が続いている。愛を求める姿が美しくてでも哀しくて。どんな場所にいても今いる場所から逃げたくないって思う。
個人的には底辺のクソ社長の『家族大事にしてたらなぁ、おかしくなっちまうんだよ!』で、すごい哀しくなった

余んだ
余んださん / 2014年7月5日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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秀作

ここ何本も暗い内容の映画ばかり見ているので気が滅入る(全て小説の映画化)。
映画とは本来そういうものなのか?
本来映画は娯楽(エンターテインメント)であった筈。
現実が暗いので、逃げ場を求めて映画館へ行っても、こう暗い内容の映画ばかりだと、救いようがない。
小説を映画化するのは結構だが、小説は小説であって、映画関係者の方にはオリジナリティ溢れるオリジナル映画を数多く作って欲しい。
今年は第一次世界大戦が始まって丁度100年目の年。世界は経済戦争の真っ只中。
暗い現実の中でも一筋の希望の光が少し見えたので、少し救われましたが。
ラストシーンは良かったです。

てるね
てるねさん / 2014年7月2日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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池脇千鶴。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

涙が出ないほど、なんか悲しいとかつらいとかじゃなかったんだなあ。

正直、前半は微妙だった。
なんでパチ屋で出会って家にいくのか
そしてなんで達夫と千夏は恋をするのか
(恋っていうと軽い感じでなんか嫌だけど)
そもそもなんなんだその家は。
そこまで性処理しなきゃいけないもんなのか。
風俗店で再会するとか偶然にもほどがあるだろ、しかも初対面のシーンからさほど時間経ってないし。
そこでキレたくせに達夫が謝りに来たらツンデレかよ、そして海水浴しながらキス。
もう意味不明。
流れが早すぎて唐突すぎてなんじゃこれ。
もしかしてハズレだったか。

って本気で思った。

でももう後半から引き込まれすぎた。

見終わってからなら、あんなよくわからないけど惹かれあった二人も理解できる気がする。

この作品では、愛してるとか、好きだとか、大切にするとか、一緒にいよう、そばにいるとか、そういう軽い言葉がひとつもでてこなかった。
お互いが知ることのない時間の映像のなかで他人を通して描かれ、ぶっきらぼうな言葉、表情、キス、セックス。

千夏の、どこまでも自分を犠牲にして家族を守ろうとする姿。
守りたいから守ってはいないだろう。
ただ、昔愛された記憶は消えないんだろうな。
特にたくじは、観ている私がとても愛おしく感じてしまう人間だったから、千夏もきっと弟を本気で守りたくて、あいつと一緒にいたのだろう。

池脇千鶴、本当に好きだ。
彼女以外で千夏役にはまりそうな女優は思いつかない。
あの美人ではない感じ、肉付きがいい感じ、スタイルが良いわけではない感じ

たしかわたしが小学生のときに太陽の季節というドラマで初めて知った
もう12年くらい前かな。
変わらず魅力的だ。

ラストシーンは息を飲む美しさ。
あの衝撃的なシーンからの、だったし。
そして映画タイトル。

こんなにラストが素晴らしいのなら
初めから真剣に観たのに、
という残念さから星4つ。

からし
からしさん / 2014年6月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い
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池脇が切なく可愛い ネタバレ

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 遠近法を強調した被写体の配置で、どの人物の感情にフォーカスしているのかを明確に表現した画面。光彩のトーンは、背景から射し込む光をデフォルメして、その場の登場人物の感情を表しているかのよう。画面の力が、セリフ以上に人物の感情を表している作品だと思う。

 池脇千鶴がとてもいい女優になったと思う。
 彼女の演じる千夏を含め、登場人物たちはみな社会の周縁で寂しさを抱えている。地方都市といえども、彼らの境遇や孤独を受け入れてくれる温かみはなく、大都市のようにその大きな渦にのみ込んでくれるわけでもない。千夏の不倫相手も、町の顔役であり、造園業者を営む経営者ではあるが、一人で会社と家庭を守らなければならない孤独からは逃れることができずに、千夏とのセックスに依存している。ここでは社会の誰からも見つめられることがなく、その中に居場所を見つけることができないでいる。

 千夏の弟は、家族のために採石場で働く決心をする。
 採石場の事故で部下を死なせた佐藤は、千夏たちのために、辛い記憶を克服して仕事への復帰を決意する。
 そして、千夏は、寝たきりの父親を殺して、家族の負担を減らそうとする。
 こうした彼らの新しい決意は、すべてが実現することにはならないのだが、そこには暖かな光の射す彼らの居場所が現れるのだ。

 ラストの陽光の中で微笑む池脇がとても美しく可愛い。

よしただ
よしたださん / 2014年6月7日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 幸せ
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素晴らしい

最悪の状況にあってどうしようもなく惹かれ会う二人。お互いを救い合うような愛の行き着く先もまた…
役者がみな素晴らしい。池脇千鶴の存在感と演技…そしてラストシーンの表情。こんな良い役者だったかと初めて気付きました。

ぱんちょ
ぱんちょさん / 2014年6月4日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 幸せ
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家族って・・・むつかしいですね ネタバレ

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綾野剛さんが見たいだけで 見に行きましが・・
見に行って よかったです。

家族って難しい・・と思いました。
家族って なんなのでしょうか?
妻は 自分の意思で 妻になるのだから あのような夫でも 受け入れるか受け入れないか・・決める事ができますが・・
娘・息子は決める事ができないしどうすることもできないですね。
捨てることができない。
どこから 狂い始めるのでしょうか?
貧困でしょうか?
無知でしょうか?
自分のためだけに生きて行けば もっと幸せになれるはずだけど、捨てられない「家族」
親が 子どもに本当に教えなければいけない事を 考えさせられる映画でした。

syuko1
syuko1さん / 2014年5月25日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  難しい
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8,000円 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

8,000円の女のお話である。
仲介なく8,000円の女なのである。

この仲介なく8,000円、という金額設定がこの女の相当負のスパイラルな人生を物語ってはいる。

個人的には、今のところ、期待値に対しての落差の激しさという意味で今年のワーストにあげられる本作。

本作、すべてがテンプレでできていて、何のハズシも無いのである。要は、こんなん観たいでしょう?、こんなんショッキングでしょう?こんなん、綺麗でしょう?の寄せ集め。

登場人物も薄い、うっすい。話もうっすい。

貧乏なくせして、パチンコに行っているカス。とっくの昔の脳みそをやられている姉。この人らになにをどうしろっていうんですかね。

主人公がバカ女に惹かれたのは、決まっている、自分より不幸だからだ。

この姉弟の馬鹿さ加減はドラマの盛り上げのみのためだけの、実は何にも考えていないことがよくわかる。

何の役にも立たない、他人を苛立てるのに長けている弟は、ちょっと先が見えてんのに、後先考えずに、って、やくざ映画?

姉は愛を知ったら、その途端、これまで散々慣れ親しんだ社長さんのアレをギャー、ってどんだけバカなのか?

ましてや社長さんに殴られ、そのまま帰ってどうすんの?

百歩譲って、この愚行が、不遇な生活環境から生まれた負の連鎖、ってことにしよう。それと姉の父親に対するアレはなんの不遇なのさ?ただただショッキングでしょ?!ってしか作者は考えてないのよ、こんなん。

時間も長い、無駄に長い。演技もくどい。

この手の映画を見に来る人間に、底辺の人間のことなどしたり顔で語ってほしくはないのだが、その1,800円でどうぞ救ってやってください。

しんざん
しんざんさん / 2014年5月22日 / PCから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  幸せ
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綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉…

キャストも良く、凄く楽しみにしていたので面白かった。
見終わり、普通だったなぁ~と思い家に帰る途中で色々考え、また見たいなと思う。
考え深い映画でした。

つばき26
つばき26さん / 2014年5月22日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい
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配役ぴったり

まず
火野正平さん、久しぶりに映画で観た。
あの奥歯に物が挟まってるような、はにかんでるような話し方。変わってなくて今回の役にもピッタリでよかった!

観に行く前に作品紹介を読んでた。
もっとギラギラ、ピリピリな表現なのかと思ってたがネバっと泥臭かった。

タツオ、無口だけど彼の気持ちがわかるように描写されてる。どうやったんだろう?綾野剛君の表現がうまいのか、前後のセリフや画面のせいなのかわからないけど、とにかく私はうまく引き込まれた。

タクジ、うるさいけど憎めないやつ。菅田君?何度か何かで観ているけどこの役、良かった!

千夏、最初のシーンからイメージピッタリ。池脇さんてすごいなー。千夏の気持ちの動きはわからない部分もあってそのもどかしさが良かった。

配役ぴったりという表現じゃなく、自分に与えられた役になりきることができる役者さんたちなんだと思う。

函館の景色、海、夏なのに秋みたいなさみしい雰囲気。

ケガキの文字と千夏のさみしい笑顔

観てよかった。また映画館で観たい。

らっこおやじ
らっこおやじさん / 2014年5月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 幸せ
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佇まい、匂い ネタバレ

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達夫が千夏とはじめて会った時のあの瞬間。
ホテルで千夏と密会してたときの中島の尻。
食堂での達夫と交わす千夏の表情。
車の中の千夏の悲鳴。
そしてラストの千夏。

なんて凄い画なんだと思いました。

そして、うちの近所にも拓児みたいなのが今日もウロウロしています(笑

脱帽。

唸蔵
唸蔵さん / 2014年5月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 笑える 悲しい
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どうしても観たかった作品

映画のチラシを見た時点で気になっていた本作品。
しかしながら観賞条件がタイトでタイミングが合わず悔しい思いだったが、やっと観ることが出来た。
あまりハードルを上げたくなかったが、予告編やレビューを見るにつけますます期待値は上がる一方だった。
しかしそんなハードルは関係ない、期待通りの作品だった。

まず画面から漂う空気感、演者が放つ現実味に引き込まれ、まるで自分も彼らの側で彼らのことを見守っているかのような気持ちになった。

自分では背負い切れないかもしれない重荷を背負い続け、いつ終わるかも分からない閉塞感…。どうしようもない虚無感…。負の連鎖…。
しかし彼らは逃げずにそこに踏みとどまる。そこのみのそこは底なのかもしれない。
しかし彼らは見つけるのだ。そんな底の世界で…。
幸せや希望を見つけるのに上も底も無い。
そもそも幸せかどうかなんて他人が決めることではない。
他人の目には不幸に写ろうとも当人たちが幸せを感じたなら、それは間違いなく幸せなのだ。
どんなに酷い環境だろうと、どんなにキツい状況だろうと何とかしようと生きていれば、輝ける一瞬や希望の光が射す日が来るかも知れない。
その日のために今の苦労はや悩みは必要なのかも知れないのだ。
達夫も千夏も拓児も悪い人間では無い。私は好きだ。
なぜなら彼らは不器用ながら一生懸命受け止めようとしているからだ。
潰されそうになりながらも必死に生きているからだ。
それは自覚と責任感がなければ出来ることではない。
誰だって幸せになっていいんだし、幸せになる権利がある。
希望の光を浴びて歩き出せ!そんな思いでいっぱいになった。

とても良い映画でした。駐車場代と合わせて3000円ほど使ったけど、それだけの価値がある映画だったので満足です。

呉監督はじめ作り手の皆さん。演者さん。関係者の皆さん、素晴らしい作品をありがとうございました。

harukita
harukitaさん / 2014年5月15日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 幸せ
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高橋和也

綾野剛も池脇千鶴も菅田将暉も素晴らしかったけど、高橋和也!
リアル男闘呼組世代としてスタンディングオベーション。
劇中の役に絶対に何処かに今も生活してるであろうと観てる人に感じさせるって凄い。
『そして父になる』でも彼が出てくるだけでリアリティが増したもんなぁ。
夢みたいに現実逃避させてくれる役者さんも好きだけど、ちゃんと体臭を匂わせる役者さんは偉大。
ストーリーは想定の範囲内だけど役者さんが皆素晴らしかった。

こち
こちさん / 2014年5月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい
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更なる絶望の淵で暗く輝く千夏に魅せられました。

非常に良かった。

登場人物達を哀しくも輝かせる設定/脚本を軸として。
魅力的な映像表現と、役者陣の素晴らしい演技。
圧倒され心奪われました。

特筆すべきは全てに呑み込まれつつ暗く輝く、池脇千鶴演じる千夏。
初登場の場面から滲み出る頽廃感、そして熟れた肉感。
顔立ちの可愛らしさとのアンバランスも相まって不安定な印象すら受けます。
そんな彼女が過酷な環境下で見せる表情、仕草。
「そうだよね…」という寂しく哀しい佇まいは暗い魅力に溢れていました。

不幸になればなる程、魅力的な佇まいを見せる千夏。
話が進むにつれて感情移入し、彼女に幸せになって欲しい、いい加減幸せになってくれ!!と思う反面。
心の何処かで更なる絶望の淵で暗く輝く彼女をもっと観たいと思う気持ちも。
矛盾した気持ちを抱えつつ作品に没入していました。

そして迎えるラスト。
矛盾する気持ちは一つの結末を踏まえ昇華され。
そしてフッと差し込まれる最後の場面。
…終わり方含めて最高でした。

余計な説明台詞はなく映像で魅せる本作。
終盤に漏れる父親の言葉をどう捉えるか。コイツ今まで分かっていてアレを…等々。
場面場面の解釈を同じく観た人たちと談義したくなる作品でした。

オススメです。

Opportunity Cost
Opportunity Costさん / 2014年5月14日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 楽しい
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俳優陣がすごい

今のご時世、生臭い要素を排したお涙頂戴のイイお話し映画が多い中、底辺でもがき苦しみながら生きている人々に真正面から向き合ったこの映画に敬意を表したい。まず池脇千鶴さんから発する薄幸感がすごい。今回の役柄はドラマ・ゴンゾウで演じたキャラにかなり近かったので、満島ひかりさんあたりに演じて欲しかった気もする。拓児を演じた菅田将暉は素晴らしい。今後を期待できる俳優だ。綾野剛に付いては何も言うまい。綾野剛主演という事でお金が集まった映画だと思うから。あと、、火野正平の存在感が凄い。日本のエドハリスと言うべきか。

サムライゾンビ
サムライゾンビさん / 2014年5月14日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい
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揺さぶられた

今までにない「感情を揺さぶられる」作品でした。切ない、可哀想、そんな浅い感情ではなく、もっと心の奥深くに響くような。
気付いたら泣いていました。
映画を観ていると云うより、誰かの人生を見てる感覚。役者さんが演技ではなく本気だからなのかもしれない。
全体的に静かであまり台詞は多くないけれど、主人公たちの個々に抱く葛藤はとても激しい。尚更それがリアルに感じました。
9割が絶望的であるけれど、残りの1割がとても眩しく美しい光に包まれる時があり、それによって少しでも前に進める、生きていける。
私も、きっと皆も同じなのだと思えました。
素晴らしい作品に出逢えたと感じます。

maki
makiさん / 2014年5月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける
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出演者たちの演技が素晴らしい

綾野&池脇を彩る脇役勢、特に菅田将暉は朝ドラ「ごちそうさん」の好青年とは正反対の不良少年役を熱演。演技力の高さに驚いた。

高橋和也が下品で暴力的な役どころを見事に演じていたのも印象的。既に「元ジャニーズ」という肩書きは不要のキャリアを積んだ役者なのだが、個人的には「よくぞここまで良い役者になってくれた!」と、デビュー作のアイドル映画を観ている世代としては感無量。

YK
YKさん / 2014年5月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 幸せ
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生々しく息づいている

達夫が千夏が拓児が、生々しく息づいていました。観て本当に良かったと思いました。
音楽も素晴らしい。呉美保監督の他の作品も観てみたいと思いました。

綾野剛、池脇千鶴の代表作の一つになることは間違いなかろうと思います。
それに菅田将暉演じる拓児、可愛くて哀しくて、思い出すだけで泣きそうです。火野正平、高橋和也、伊佐山ひろ子、田村泰次郎も、流石の存在感でした。

グッドラック
グッドラックさん / 2014年5月10日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 幸せ
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