猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー・感想・評価
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お猿さんがうまくできてる
1960年代の特殊メイクからするとこの作品の猿の出来栄えはイケてる。
ストーリー・シナリオはどこにでもある内容。
コンテの構成などによる新鮮さはなく、
初代猿の惑星を超えることはできていない。
トレーラーを見るだけで十分。
よほどのお猿好きなら見る価値はあるかも
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猿にしておくのは勿体無い
ハリウッド映画のいいところは、
こういうエンターテイメントに、
時事の社会問題を盛り込むのが巧なことだ。
元祖猿惑の主人公で元NRAの会長には、
是非見てもらいたい映画だ(笑)
ヒューマンドラマならぬ、
サルドラマ(失礼)の描き込み方が凄かった。
だから実際には有り得ない話なのに、
リアリティを持たせることに成功している。
本当にサルの表情や感情の描写が巧みで、
生身の俳優の演技を凌駕しているくらいだ。
ストーリー展開も無理がなくて説得力がある。
とにかくシーザーが凄い。勿体無い(苦笑)
ところで邦題の「新世紀ライジング」だが、
一作目の原題こそが「ライズ」だし、
まだ世代交代もしてないので違和感が強い。
グローバル化が進んだとはいえ、
同一人種同士だけで仲良く住んでる人たちには、
リアリティーを感じ難い映画かも知れない。
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