猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー・感想・評価
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2作品目にしてはまぁまぁ
前作の続編ということで…基本的に失敗するパターンが多いのですが意外と良かったです(^L^)
ゲイリーオールドマンもあんな役もこなせるんですね〜なかなか懐の深い俳優さんです。
シーザーの成長
人間も猿も過去に辛い経験をしたからこそ、互いに憎み合ってしまう。でも、人間も猿も全員が全員そうかというと、そうではない。
猿側のリーダーであるシーザーの苦悩や、シーザーの成長ぶりにグッときた!!
普遍的な物語の強さ
正義、愛憎、差別、家族、戦争といった普遍的なテーマを、妙に奇をてらったりせず、極めてエモーショナルに描いていて、まず文句の付け所がない。原作や1968年版の映画がサプライズド・エンディング物の色彩が濃いのとは対照的。シーザーが魅力的であればあるほど、彼が置かれた立場の困難さに胸が痛む。この調子で猿と人間の立場が完全に逆転するところまでやって欲しい。
人の世紀なんて終わってしまえ
2011年10月鑑賞。
オリジナル版は一作目と二作目で完結し、三作目は強引に続編をつくったような無茶な設定だったんだけど、その後のシーザーが立ち上がる熱い展開の四作目が一番おもしろかった。今作はその四作目のリメイクで否が応にもテンションが上がる。オリジナルのしょぼかった猿たちの革命シーンを、大予算とCGでがっつり観せてくれると期待して観に行った。最後に小さいところに話が落ちついちゃいそうであれ?とか思ったんだけど、ちゃんと続編への伏線があってよかった。人間をじっと見つめたときの猿達の表情と迫力がすごい。
シーザーに惚れる
最初はわざわざ猿にして猿の惑星として作らなくても…と思っていたけれど、とんでもなかったです。
いつの間にかがっつりと引き込まれていました。
人類もエイプもお互いを自分達の大切な者達への脅威とみなして、怯えきっていたのが物悲しい。
結末を知っていても、共存できたらいいのにとやりきれませんでした。
それにしてもシーザーのカリスマ性は凄いです。
本当に格好いい。
父の背中で、リーダーの背中で、圧倒的信頼感のある男の背中です。
そして強い意志が宿った眼差し。
もふもふ。
惚れます。
そしてゲイリー・オールドマンは相変わらずいい演技で魅せてくれます。
守るモノを想う彼の演技は毎度のことながら素晴らしかったです。
我々は共存できないのか?
いろいろな言葉が耳に残った。「人間はうそつきだ」「猿は猿を殺さない」「共存できると思ったのに・・・」 今現実の世界で実際に起こっていることが胸に突き刺さってくる。最初から猿と人間の衝突は避けられないだろうと思っていた。たぶん人間側が仕掛けるだろうと思っていたら、そうはならなかった。恐れが攻撃を生みだしてしまうものなのか。シーザーは平和な生活を続けたかったのに、うまくいかないものだ。ビリングが、アンディー・サーキスがトップなのは驚いた。確かにシーザーが中心の話になっているので文句はないが、モーション・キャプチャーで彼の生の顔は拝めないのにね。
声を殺して泣いた
人生で最も泣いた映画を更新しました!
俳優陣の繊細な演技と進化したVFXの追力ある映像も素晴らしいのですが、シーザーやコバ、ドレイファスはもちろんのことすべての登場人物に感情移入できる作りとなっており、あの「クソッタレ」のカーヴァーにさえ涙を誘われます。
そして何より、ただひたすら、シーザーが格好いい!
イケメンなんて言葉が汚らわしく思えるほど格好いいのです。
最終的にエイプが地球を支配することが分かっているとは言え、今後シーザー達と人間の戦いがどうなっていくのか、楽しみでもあり、恐しくもあります。
来年の続編公開を粛々と待ちたいと思います。
猿の惑星
前作は、先日テレビで見て、面白いと思った。
昔の着ぐるみ映画だと思っていたんだけど、そんな時代ではない。
当たり前だが、猿であり、知的であり、本物とみまちがう。
前作は、知的になる過程の映画だが、今回は、猿と人間の差別社会。
すっきりしない映画だ。
猿がすごいよー
個人的には猿が嫌いなのでどうにも気乗りしませんでしたが・・
観に行って良かった!!
とにかく猿がすごかった。
実在感がすごい!
コミュニティがすごい!
戦いが不条理にスタートしてしまう模様が丁寧でとっても質の高い作品だったと思います。
あのオラウータンのモーリスが大好きでした!
次作も絶対劇場行きます!
というか・・
これ、歴史的傑作になるんじゃね??
中々ですな
私は面白かった!
出来たら、続編は間をあまりあけないで上映して欲しかったです。
少し間があいて、話が折れた感じが否めない。次回はブルーアイズが主役になるか、兎に角、楽しみであるので、是非、作って欲しい、
いろいろ考えさせられます
先日、前作をテレビで見て、続編が見たくなって行きました。前作を見てない方は、見てから行った方が楽しめると思います。
さて、内容ですが、一言でいうとサルと人間との戦争です。わかり合えたかもしれない両者が、互いに恐怖を抱き、攻撃に転じていく様は、悲しくなってきます。でも、これって、人間同士が民族間や国家間で起こす戦争となんら変わることはないと感じます。まずは信じることから始めようと思いました。
泣きました
エイプ達の言語理解能力には本当に驚きました。
シーザーが家族を大切にする気持ちが大きということに感動しすぎて、オイオイ泣いてしまいました。
でも、映画の大半は、エイプ達の鳴き声だった気もします(笑)
種は変わっても繰り返される暴力の歴史
SF映画の傑作『猿の惑星』の前日譚を描いた前作
『猿の惑星 創世記』の続編(なんかややこしい)。
猿の知能を発達させ、人間には致命的な病をもたらす
ウィルスが世界中で蔓延してから10年後。
山奥で平和なコミュニティを築く猿のシーザーたちと、
絶滅寸前となった人間たちとの衝突を描く。
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前作ではまだ『CGの進歩スゲー』と考えていられたが、
本作はもう猿たちがCGキャラであることをしばしば
忘れてしまっているくらいのリアルさ・自然さ。
ほとんど違和感を感じないんだからスゴい。
で、今回も猿のリーダー・シーザーさんが威厳バリバリでして。
馬に跨がって人間たちに堂々と語りかけるシーンなんて
「これ完全に猿に主導権握られちゃってるよね」感が
半端ない訳です。
対する人間側の心許ないこと……。
そもそもの衝突の発端を作ったのも人間側だし、
『知能を備えた猿』という得体のしれない存在への
恐怖も相俟って、敵対心はどんどん増大していく。
あの迷惑大将カーヴァーさんさえいなけりゃ
もっと穏便にコトは進んでたと思うんだけど……
まあ猿を怖がってた人間は彼だけじゃないし、一部の
猿は何があっても人間を拒絶しようとしていたし、
遅かれ早かれあの結末は避けられなかったのかも。
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未知の存在への無理解が恐怖を生み、
互いへの恐怖が互いへの暴力へと発展する。
理解しあえる余地は確かに残っていたはずなのに、
有史以来、異なる人種間で幾度となく繰り広げられ
てきた醜い闘争の歴史を再現する猿と人間たち。
また今回は、猿VS人間という構図も変化。
前作でも不穏な空気をビシバシ放っていた
副官コバ君が色々とやらかしてしまう。
人間の善と悪の部分を知るシーザーは
人間たちとの共存の道を探ろうとする。一方で、
人間に虐げられた記憶しかないコバはそれを拒絶する。
(人間を死ぬほど恨み蔑んでいるのに、人間の前では
道化を演じ切る彼が怖すぎる)
2人の決着は、猿の中でも意見を違えるものが
現れたという意味で象徴的。シーザーが目指した
平和なコミュニティは崩壊へと向かっている。
それも彼自身の手によって。
人間と猿の争い、そして猿と猿の争い。
殺し合いというのは生き物にとって
必然なのだろうかと思うと悲しくなってくる。
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ただこの映画、映像技術の進歩には目を見張るし、
これが異人種間の争いを描いたドラマと観られる深み
もあるのだが、猿を人間に置き換えて考えてみると
物語の展開はかなりオーソドックスとも言える。
友好の兆しを見せつつも戦いへともつれ込んでいく流れ
や、副官コバとの対立なども予定調和的ではある。
そこだけが不満点と言えば不満点かなあ。
物語の展開にあとひとヒネリ欲しかった、というのは
これだけ楽しませてもらっておいて贅沢言い過ぎかしら。
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3作目も作られるのであろう新『猿の惑星』シリーズ。
次回は遂に全人類と猿たちとの全面戦争が勃発するのだろうか。
オリジナルのあのラストに繋がるような終わり方が
用意されているのかもしれないと考えると、
今からワクワクする。
<2014.09.12鑑賞>
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余談1:
エンドロールで驚いた。
ジェイソン・クラークやゲイリー・オールドマンと
いった役者さんよりも先に、モーションキャプチャーで
シーザーを演じたアンディ・サーキスの名前が
一番最初にクレジットされてるんだもの。
顔が出ないのにこれだけ有名な役者さんも珍しいが、
ここ数年の彼の活躍って目覚ましいものがある。
ゴラムにキングコングにゴジラ(一部だけ)にシーザー!
そろそろアカデミー主演男優賞とかにノミネートして
くれないかしら。
余談2:
文脈に沿わなかったので書けなかったが、
人間側のリーダー役ゲイリー・オールドマンに
泣かされた。彼が電気を取り戻したかったのは、
本当はスマートフォンのあの写真を見たかっただけ
だった……なんて想像はロマンティック過ぎますか。
悪役では括れない良い役でした。
壮大なことに。
ストーリー的には、人間でよくある映画が猿になっただけのよーな?!
でも、猿と思って観ていれば見応えはあった。3Dで見たけど、そんな改めて映像が凄い感じはなかったなー。まぁ、エンターテイメント的にはありかな。
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