猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー・感想・評価
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共存の道はないものか?
前作はとても良く、シーザーのあの一言にはとても感動した。
監督が替わってどうかとも思ったが、続編(2作目)としては上手い作りだったと思う。内容やテーマ性に関しては前作ほどではないと思うが、あっという間の130分は「もっと見せてくれ!」と思わせるのに充分だった。
猿目線で描かれた本作は正直、観ていていたたまれない気持ちになった。
“共存の道はないものか?”ずっとそう願う気持ちで観ていた。シーザーの苦悩も分かる。No.2であるコバの歯痒さも分かる。そして人間が恐れるのもこれまた分かるのだ。
私の願いも虚しく戦いは始まってしまった。
シーザーは言った。「エイプは人間より優れていると思っていたが、これでは俺たちも人間と同じだ。」と…。
この先シーザーがリーダーとして何をどう選択していくのか?
今から続編が楽しみである。
一番最初の作品のイメージしか無かったんで
なんとも重厚
シーザーに主演男優賞を!
本当に面白かった
もう一息
シーザーの目力すげえ
続編希望
興奮っ!!大迫力!!!字幕がおすすめ
思ったよりよかった。
良し良し、楽しめました。
見応えあるヒューマンドラマ
『猿の惑星 新世記 ライジング』を鑑賞。
「創世記 ジェネシス」の続編となる。
前作で人間への反乱を起こしてから10年、猿たちはリーダーであるシーザー(アンディ・サーキス)を中心に平和に暮らしていた。対して人間は自ら作り出したウィルスが蔓延しており人口は10分の1まで減少、絶滅の危機に瀕していた。人間たちは生活のエネルギーを確保する為、発電所を再稼動させるべく山中に入り猿たちと遭遇するのだが…。
物語は人間と猿との対立だが、近年稀に見るほど出来が良いヒューマンドラマである。
特に人間よりも人間らしい猿たちの動向には眼を見張るものがある。
現在経営者や中間管理職など組織を統率する役割を担う方々にとっては身につまされる思いをするだろう。組織の統率とは如何に難しい事であるかを。
作品では猿たちだが、何のことはない。
行動原理は人間のそれとなんら変わりはないのだ。
一部の者は志を貫き、また一部の者は野心を燃やし、そして大抵の者は自らの保身のために強者に従う。
そんな猿たちを統率するリーダーであるシーザーの苦悩の演技が光る。
それが今作の一番の見所となっているので、眼の動きや表情など、瞬きなどして一瞬たりとも見逃さないように注意してもらいたい。
私もまさか人間よりも猿に共感して涙を流す事になるとは思わなかった。
シリーズ全作品を観ている必要はないが、前作だけは観ておいた方が良い。
そうすればシーザーの気持ちにより一層寄り添うことが出来るだろう。
違和感のない素晴らしいVFX効果による見応えのあるヒューマンドラマを是非劇場でご覧頂きたい。
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