異人たちの棲む館

異人たちの棲む館

解説

「あしたのパスタはアルデンテ」のフェルザン・オズペテク監督が、「我らの生活」のエリオ・ジェルマーノ&「イタリア的、恋愛マニュアル」のマルゲリータ・ブイ共演で描くハートフルコメディ。役者を目指してローマに上京してきた28歳のピエトロは、少し古いが広くて家賃も手頃なアパートを見つけて気を良くするが、暮らしているうちに誰か他の人の気配を感じるようになり……。「イタリア映画祭2013」で日本初上映(映画祭上映時タイトル「素晴らしき存在」)。

2012年製作/106分/イタリア
原題または英題:Magnifica presenza

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0埋もれた秀作

2016年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

オープニングからラストシーン(特にエンドロール)まで秀逸。本当に良い。
役者たちも全員役柄に見合ってて本当に素晴らしい。
表面的にはコメディタッチではあるが、欧州ならではの悲しい残酷な歴史をベースにしたストーリー展開となっている。
でも最後に一筋の光があり救われる。このシーンにこみ上げるものがある。

よくある幽霊と人間とのドタバタ劇と軽く考えていたら、ものすごく掘り出し物を見つけた気分になれる作品。
幽霊側にステファン・ランビエール似の役者さん(芸名分からず)がいる。

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Ray