きっと、うまくいくのレビュー・感想・評価
全352件中、321~340件目を表示
インド映画を見直した!
ここでやたらと評価も高く、気になって気になって仕方がなく、とうとう観に行きました。 笑いあり、泣かせどころあり、スリルあり、謎もあり、伏線多数あり。もちろん歌とダンスもあり。 こんだけ詰め込んで、まったく飽きず、おまけに勇気もくれる。とにかく話のスジがうまい! 友を想い、気遣いもでき、小さなことにも気がつくランチョー。彼が、荒唐無稽のスーパーマンじゃなく、努力の人なのが素敵。 ラスト近くの「間違いなく彼はここにいるよ」的な台詞のとき、たまらず僕は泣き笑いしながら、「いるいる!」って口走ってしまった。 インド映画ってけっこうすごいよ。
3時間の長編でも飽きないし疲れなかった!
高評価という噂を聞きつけて見に行きました。
初めてのインド映画だったし、事前にストーリーのチェックも何もせずに見たので冒頭はちんぷんかんぷんでしたが、気づいたら引き込まれていました。
笑いあり涙あり友情ありロマンスあり、家族愛もシリアス面も大逆転も、ぎっしり詰まってる!
主人公たちの人生が凝縮されていました。
笑いや涙をあからさまに誘っていましたが、いやらしさがないです。そんなウケ狙いでさえおかしくて笑ってしまいました。
インドの現実が垣間見れるシリアスなシーンでさえも、笑いを挟んでくるのでリラックスしてみれました。
ラブラブしすぎてしまいそうなシーンでは、親友がベッドに潜って盗み聞きして笑いを堪えているのがちょくちょく写り、ドキドキしないで笑って良いよ!と言ってくれてるようで、みていて笑って楽しめました。
もちろん、自分や家族と向き合うシーンでは主人公たちは笑いをとりません。彼らも全力で泣きます。それが私を泣かせました。
散らばった伏線とその回収も素晴らしいです。あれも伏線の一つだったの!?と驚きもありました。
とにかく長さを感じない映画です。見終わったあとの疲れは一切なく、むしろすごく幸せな気持ちで劇場を出ることができました!
もうすぐ劇場上映終了してしまうのがもったいないです。もっといろんな人にみて楽しんでほしい映画です!
3時間ゆえにDVDだと飽きてしまっり集中できないかもしれません。だからぜひ劇場で見ていただきたいのです。
伏線回収も、うまくいってる
喜怒哀楽というか 笑う時は笑い、泣く時は泣く、踊る時は踊るw その振れ幅の大きさが 良くも悪くもインドという 黙ってじっとしていれば埋もれてしまう国で のアイデンティティなのかもしれない。 なんでもうまくいきすぎて そこが鼻につきますがw 後味もよい映画でした。 ヒロインが小林幸子にしか見えないのは 魅力減ですw …インドではインターバルをはさんで 鑑賞できるんでしょうかね? トイレ済ませて長時間座っても大丈夫な椅子を完備した 映画館でご覧下さい。
今年、前期No.1
笑えて、泣けて、感動して、映画のあらゆる要素が詰まっているのに、詰め込み過ぎの感がない!! 難しいこと考えずにも楽しめるし、 映画を見たあと何か得たいなんて考えてる人にも、ちゃんと教訓もあり、 大満足!
きっと、乗っ取れる。
インド映画、ボリウッドムービーには詳しくないのだが、
いつものシネコンに突然入ってきて(爆)ちょっと驚いた。
なんたって170分の大長編!(ってこの長さで普通レベル)
久々に腰を据え^^;大河ドラマを観る構えでトイレも万全。
インド映画を観るには体調管理がとても重要になってくる。
まずは座っていられるか否か。最近は長編が多いけどね。
それから音楽の使い方が非常に独特で冒頭から大音量、
途中で歌手が臆面もなく登場し、ギター片手に歌を熱唱、
恋愛妄想場面では総勢でミュージカル構成になる。
ここで一体何が起きたのか?なんて考える必要はなく^^;
次場面で何事もなかったようにドラマに引き継がれるので
合い間のCMのように楽しんでればいいと思うのだが、
それなら何か商品を持たせてPRしてもいいんじゃないか?
なんてかなり蛇足なことまで考えてしまう。
ボリウッド俳優さんたちは、歌って踊れて演技もできるが
これだけ完璧ならば、某有名テーマパークをインド人で
乗っ取れるんじゃないかと思えるくらい、堂に入っている。
何をやらせても上手い。派手。完璧。勢いがある。
最近某番組にて、インドカレーの専門店で働いているのは
ほとんどがネパール人であるといっていた。
じゃあインドの人々は何をやってるんだ?と思っていたら、
最も多いのがエンジニアだった。日本にも沢山いらっしゃる。
かの2000年問題では沢山のインド人エンジニアが来日して、
それで現在、西葛西はインド人の街になっているらしい。
いや~。なんかそれすごく分かる。これを観てそう思った。
生まれた時(いや前か)から、お前はエンジニアか医師だ。
将来の烙印(いや展望か)をもう親から言い渡される子供達。
まるで○十年前のどこかの国を思わせるような、
高度経済成長期における技術能力の発展を奨励する体制と
貧富の激しさが齎す豊かな生活への家族総員での出資努力。
可哀想だと思う反面、もし自分が親だったらどう言うだろうか
なんて考えてしまった。好きな道が一番だと思いながらも。
映画の舞台は超難関エリート工科大学。
全寮制の大学でたまたま同部屋になった三人のバカ(原題)が
巻き起こす様々な問題・行動・考え方を通して、
私たち観客も大いに青春時代&教育問題に直面させられる。
ほぼ全体的に笑いと感動が散りばめられたドラマ構成だが、
インドでも増加しつつある自殺問題などを絡め、
笑ってばかりもいられない社会問題への意識も促している。
しかし主人公ランチョーの、なんと魅力的なキャラクター。
この人ボリウッドではかなり稼いでいる有名俳優だそうで、
なんと撮影時40歳代!うわ、見えない~。せめて20歳代かと。
さすが40年余も生きていれば、世の中の大体は分かるわなと
その演技力がそのまま人生の達観能力に重なってくるが^^;
とにかく上手いので、笑って…泣いて…と十分に満喫できる。
彼を取り巻くバカ二人(ゴメンね)もピッタリのハマり役、
意地悪な同級生(こういうヤツ絶対いるわね)もハマりすぎ、
鬼学長(これは英国コメディに出てきそうな)のキャラもいい、
ヒロインは…綺麗で歌も上手いけど、顔は好き好きかな^^;
この長丁場をかなりの持久力で乗り切るのは、観客だけでなく
彼らの演技力と、飽きさせない脚本の盛込み技、緩急自在の
リズムテンポに、ちょこっと絡むミステリー要素があったりと
「展開が見えちゃうけどやっぱりこれだよね~」な構成にある。
さすがいつも長編を撮っているだけあって(爆)配分が上手い。
作りは分かり易い昭和の青春群像劇風で、
小学生からお年寄りまで長時間座っていられれば大丈夫な作品。
懐かしいアイテムや道具も出てくるが、
今のインド社会の風潮を描いた作品なので、観てみる価値大。
(きっと、うまくいく。と、スーダラ節。って確かに似てるかもね)
インドの「今」を知る意味
6月17日、ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞。 前週15日土曜に見に行ったら、開映に1時間以上あるというのに満席。1日に1回しか回さないんだから仕方ないが、これほど人気あるのに、なぜテアトルは複数回上映しないのか? どういう契約になってるんだ? で、月曜日に出直すも、これもほぼ満席状態。 インドへの関心、勢いのある国に興味を持つ人が多いのかな。 原題は「3IDIOTS」で3人のバカの意味。学園コメディーなのだが、経済成長著しいインド社会のプレッシャーの中で生活する若者の姿が垣間見えた。 教育と学力をつければ這い上がれる社会ではあっても、依然として社会的矛盾をはらんだ国であることも随所に描かれている。 重いテーマが底に流れるが、それをミュージカルコメディー仕立てにして、長尺ながらあきさせない。 面白い。力がある。勢いがある。 全体に、邦題にあるとおりポジティブな生き方を示しており、インドおよび、インド人というものが分かったような気がした。 映画はそれを通して、知らない世界に触れられるという大きな機能を持つ。 それを十二分に満たしてくれる作品だ。 ヒューマントラストシネマ渋谷のイスはこの長尺に付き合うには座り心地が悪い、とは言っておこう。座り疲れがしたよ。
ホント、うまくいくわ!!
この作品を見るのを諦めかけた頃、いつも行く映画館で上映しているのに気付き、急遽見に行った。 期待値が高かったにもかかわらず、とても良い作品だった。 ボリウッド映画と言えば、延々と繰り広げられる歌と踊りなんだけど、この作品は、ちょうど良いくらいだった。 原題は「3バカトリオ」。 邦題の「きっとうまくいく」は、良いね。 抱腹絶倒の学園コメディかと思いきや、10年後の彼らを交え、サスペンス仕立ての、とても面白いものだった。 名門工科大学の新入生となった、天才肌のランチョー、動物好きのファラン、神頼みのラージューの3人組の青春と友情。 若者たちの悩みや恋のときめき。 ユーモアたっぷりでありながら、学歴社会への批判も。 それは、日本人にも身近に感じさせ、共感できる。 サービス精神旺盛なたくさんの散りばめられた伏線。 その伏線は、使い古されているかもしれないが、とても共感できるものだ。 そんな伏線は、いつの間にか全部解決され、とても居心地の良い作品だ。 冒頭、ランチョーの行方がわかったというだけで、あ~んなことをしてしまうファラン。 今思えば、それもランチョーから学んだものだね。 中盤、ランチョーは何でこんなにしっかりしているんだろ?!と思ったが、それもちゃんと解決される。 一体ランチョーとは、何者なんだ?? ラストは、予測できるが、それでも楽しい。 何のために大学に入って学ぶのか? 何のために生きるのか? 自分の人生を自分で決めてはいけないのか? ランチョーは、何をすべきかわかっている。 ライバルは他人ではない。 自分自身だ。 170分はちっとも長くない。 インドの人が、とても身近に感じられた作品だった。 ランチョーを演じたアーミル・カーンは、40歳半ばだという。 お見事!! 途中、彼が誰かに似てる、似てる、と思っていたのだが、それも劇中の彼が着ているTシャツで分かった。 All is well. 歌いながらガンバロ。
ストーリーもよい
ボリウッドいえば、ストーリーは二の次で歌って踊って楽しくね〜という印象だったけど、改めたいと思う。この作品は、ストーリーがしっかりしていて、涙あり笑いありの、歌って踊って楽しくね〜だ。落ちも最高でスッキリ前向きになれる。
あっという間
インド映画というと歌と踊りで時間も長めっていうイメージがあったけれどもこの映画はもちろんそういうシーンもあるけど、笑ってドキドキして、感動してで2時間50分があっという間でした。まだインド映画未体験という人は最初に観るのに見やすい作品だと思います。
笑って泣けて考えさせられて最後は幸せな気分になれる
ジャンル別けをするとしたら青春コメディーになるんでしょうか。 ただその括りだけでは語れない魅力が満載です。 笑いもストーリーの展開もベタで先読みしやすいんですけどそれでも全く飽きがこない不思議な魅力の作品でした。 他の方も言ってましたけど本当に3時間が長く感じられません。 自分の観た劇場ではエンドロールが終わって館内に明かりがついた瞬間に「すごい面白かった!」という声がそこら中で聞こえました。 「インド映画はちょっと・・」って思ってる人も是非一度観て欲しいです。
みんな、うまくいく (ランチョーの特許)
トイレに たってもよい時間がないぐらいだから、 準備をして(??)見るのを おすすめします (笑) 個人的には、最後、ピアとランチョーが、、 ・・なのが 最高に 良かったです☆☆☆== あと、みんなが 幸せになるのが すご~~く良かった!! 前に、確か 「ここがヘンだよ日本人」で、インドの方が、 「インド人、ひと多いから 自殺しても気にしないよ」 みたいな発言をして 驚いたことがあったので(笑) この映画で(インド映画1位)、そんなインドの方が 生きる気持ちに なってくれたら いいなあ、と思います。 そして、ランチョーという「人間」に特許はないから、 みんな、いいところは どんどん 真似をして、 世の中の みんなが、きっと、うまくいく と、いいなと思います。 傑作です!vv ^-^♪
長い時間を感じさせない面白さ
上映時間を見てええつ??戸惑いましたが、まったく長さを感じさせない面白い映画でした。インド映画お決まりのダンスもとっても楽しかったし、ストーリーもきちんとできていて、久々にヒットです!!最近見た映画で一番面白くておすすめ作品です。もっとたくさんの映画館で上映してほしいと思っています。
すごくいい映画
主人公に共感しっぱなし。 先生に対する屁理屈の数々も気持ちよかった。 逆境にもユーモアとアイデアで対峙する姿勢が軽妙でロマンティックで映画的。 最後まで感動的で、明日から前向きに生きていこうと思える素晴らしい映画でした。 All izz well !!!
歌も踊りも少ないけど大満足な仕上がりでした。
歌って踊って長時間、ってのがインド映画だけど、これは歌と踊りは少なかったな。 それらがなくても3時間十分楽しめる映画でした。 友情と家族愛と恋愛と、おまけに、卒業式から行方不明の親友探しにその理由まで、サスペンス風味も織り交ぜて腹一杯って感じです。 大学でも競争社会にさらされて、人生何が一番大切か、を問いかけてくれます。 そーだよなー、って思うとこいっぱいあるし、泣けて笑えて170分。 ラストも昔のマンガ話みたいでほんわか楽しくなりましたよ。
愛車での映画鑑賞好きの感想文?
すみませんが、一寸偉そうなこと言っちゃう事になるのかもしれない… 初めは、インドの映画の価値観とかが、もしかしたら合わないのかもしれない?という不安に一瞬駆られた!&失敗しちゃったかな?と思っちゃった後の(勝手に俺自身の中で)、盛り返し?とは言わないが… 最終的には、非常に素晴らしい3人の友情とえぇ感じの恋愛劇的なものを感じた…
ちょっと泣いた
込められたメッセージは素晴らしいのだが、語り口が間抜けな人間はバカにしてよしという蔑みの目線によるコメディセンスだったため、お前もいっしょだろと思わずにいられなかった。
インドの詰め込み教育、受験戦争のようなものが自殺の原因になっているとの事なのだが、日本はその反動でゆとり教育が始まり、それが見直されて現在に至っている。なので、その主張は古いよと思った。
原題が『3人の馬鹿』という意味合いなのだが、超エリート大に入学した時点でバカでもなんでもなく、本当のバカ高校出身、三流大学卒のオレとしては非常に飲み込みづらかった。本当のバカは眼中にない世界が描かれていた。一流大出の人がバカを語る事があるが、その度に「は~あ?」という気分になる。知性や教養のある人の余裕の態度としか思えない。
とは言えちょっと泣いた。特に出産の場面は手に汗握った。でも長い。半分でいいよ。
だまされたと思って泣いてみてください
1000円のサービスデーだからとたいした期待もせずに映画館に行ったらば、これが予想外に面白かったので満足度は100%。2時間50分という長尺ですしコスパで評価してよいなら今年1番。 これまで観てきたインド映画といえば、ラジニカーント主演のようなものか、サタジット・レイ監督作品だったりするわけだが、「きっと、うまくいく」は冒頭からインド映画に対する先入観を壊してくれる。 工科大を舞台にしたインド版「ぺーパーチェイス」に「ハングオーバー」のエッセンスを加えたような人間コメディで、お話はまったく予想通り、ケレンも衒いもない正統派の青春もの。映画を形作っている要素のひとつひとつはいかにもインド映画といったベタでお約束ばかりで、先読みするつもりがなくても次の展開が読めてしまうような陳腐なドラマなのですが、これがなぜか新鮮なのですね。 笑いと涙の配合が絶妙というか、いいタイミングで泣きが入るんですワ。 これだけクサイ映画をまともに見せるには、思いっきりクサくするか、クサさを感じさせない演技をするか、両極に振れがちだと思うのですが、この映画はバカとマジを交互に出して見せて、心を鷲摑みされました。主演3人がみないい。長いのが辛くない人はぜひ一見ください。
全352件中、321~340件目を表示