奪命金

劇場公開日:

奪命金

解説

香港の鬼才ジョニー・トー監督が、世界経済危機を背景に、金への欲望から起こった事件に巻き込まれる人々の姿を描く金融サスペンス。妻からしつこく新しいマンションの購入を迫られていたチョン警部補は、仕事を理由にいつも話をそらしていたが、しびれを切らせた妻は夫に内緒で仮契約をしてしまう。銀行の金融商品営業担当のテレサは、成績をあげるため、客にリスクの高い投資信託商品を売りつける。気のいいヤクザのパンサーは、逮捕された兄貴分の保釈金を作るため、同郷の投資会社の社長ドラゴンに相談を持ちかける。そんな中、欧州債務危機で金融資産が下落する事態が発生し……。

2011年製作/106分/G/香港
原題または英題:Life Without Principle
劇場公開日:2013年2月9日

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映画レビュー

3.5撃ち合いはない

2014年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

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吉泉知彦

4.0誰もが無縁でいられない、それがお金というもの

2014年4月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

難しい

複数の脚本家による練りに練られたであろうストーリーは見応え充分。
しかし、それ以上に秀逸なのは、ジョニー・トー作品の常連であるラウ・チンワンをはじめとする絶妙なキャスティングだ。
ミュージシャンとしても活躍する二人、警部補チョンを演じるリッチー・レン、銀行の営業担当テレサを演じたデニス・ホーはもちろん役にピッタリだが、それ以上にハマり役なのが、無謀な投資をする年配女性クンさんのソー・ハンシェンと強欲な貸金業者ユンのロー・ホイバンのリアリティが半端じゃない。
クンさんの連呼する「了解しました」の不気味なこと!
そして、忘れちゃいけないのは、愚直なまでに義理堅いヤクザパウのラウ・チンワン!
派手目のシャツと斜め掛けのカバン、サンダルというスタイルがキャラにピッタリ!
あらためてこの人の変幻自在さに脱帽です。

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arakazu