エンド・オブ・ウォッチ

劇場公開日:

エンド・オブ・ウォッチ

解説

ロサンゼルスの重犯罪多発地区を舞台に、パトロール警官たちの死と隣り合わせの日常と熱い友情をリアルに描いたポリスアクション。サウス・セントラル地区を担当する白人巡査テイラーとその相棒であるメキシコ系巡査ザバラ。パトロール中に思いがけずメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人は、組織から命を狙われるようになり……。「トレーニング デイ」の脚本を手がけたデビッド・エアーがメガホンをとった。

2012年製作/109分/PG12/アメリカ
原題または英題:End of Watch
配給:プレシディオ
劇場公開日:2013年8月17日

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映画レビュー

3.5主役2人の演技が上手い

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

冒頭の車載カメラの映像からずっとこんな調子かと悪い予感がしたがまあそんなことはなく、終始スリリングな展開で楽しめた。 実際毎日ではないにせよあんな感じなら生きた心地はしないだろう。 ただ流石に仲間がボコボコにやられたのに、仲が悪い(興味がない)からと淡々としてるのには引いた。ストレンジャー・シングスの署長さんかわいそうだったなあ。

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ねこ

4.5警官という職業についている”人間”の日常を描いた傑作。

2023年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

怖い

『シティ・オブ・ゴッド』のような救いのない地域。 予告編についている『特別映像』を見ても、お手上げ感しか出てこない。  そんな環境の中でも、仕事をちゃんとこなす、時には自分の命の危険を冒してまで頑張って下さっている警官。そういう方がいるから、私なんかは自分なりの生活営めるのね、と改めて感謝したくなる映画です。 と同時に警官だって人間なんだよなあと改めて実感する映画です。  こんなのが日常なら、警官も含めて犯罪に手を出したくなる気持ちもわかる。でも一線を超えないでいられるのも、人と人との繋がりがあるからなのね。人間というものを信じたくなり、人間が愛おしく、切なくなる映画です。  この映画がロスの警官に受けるのわかります。 「これがロス市警のリアル」という看板には偽りなしです。   って、本当のロス市警を私は知らないけど、映画の中に入り込んで一緒にバカ聞いて笑って、走り回っている気分になります。   「密着」ものともちょっと違うかな。だって勤務中のあんな与太話、密着ものでは出てこない。この与太話が、基本どうしようもない話だったりするんだけど、結婚観とか意外に人生語ってたりする。そして家族や同僚のエピソードを交えることで、”警官”という”人間”を描き出しているように思う。   確かに、各人物の性格等の掘り下げ方は足りない。警察に同行した時に出会った警官の平均像を描いた感じ。だから物足りない半面、どこにでもいそうな警官という感じで、感情移入もしやすくなっています。   その辺の物足りなさもある半面、主人公を演じたギレンホール氏やぺ―ニャ氏のキャラクターで補っています。ギレンホール氏の目がギョロッとした強面に最初違和感あったけど、役的には恋人にメロメロ、意外にへたレな部分も垣間見られて、人間臭くて、私の中で愛すべきキャラになっていく。ぺ―ニャ氏のあのかわいらしい笑顔。役的には奥さん一筋。だのに二人ともやるときゃやる。そんなところが胸キュンで、どんどん主人公に入れ込んでしまいます。 POVの手法も取り入れた作品。POVに統一しているわけではない。   たぶん、POVの作品を作りたかったんではなくて、生身の”警官”やっている”人間”をモキュメンタリーチックに描き出したかったんだろうと思います。画面の揺れや、夜・事件現場の画面の揺れとか視界の悪さで、映像が見づらいところも多々あるけど、だんだんと気にならなくなっていく。  何より、上にも書いたように愛すべき主人公に感情移入しちゃっているので、一緒に「良く見えないけど、何が起こっているんだ?何が飛び出てくるんだ?」てな感じでハラハラドキドキ。経験の共有。勿論、5ヶ月間も実際の警察に同行して練り上げた、お二人の演技もリアル感に寄与していること間違いなしです。 「パトロール中に思いがけずメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人は、組織から命を狙われるようになり……。」という解説から、狙われながらも組織を壊滅させるべく奮闘する姿を描く映画と思って鑑賞。え?!それって本当に最後の最後の部分だけ。しかもああいう展開?   でもそのラストにいたるまでの主人公二人の関係が、それまでの時間で丁寧に描かれていて、たっぷり感情移入しているので、ラストの衝撃に繋がる。ああ切ない(>_<)。最後の映像も賛否両論あるみたいですが、私的には余韻に浸る時間として不可欠でした。   本当に一寸先は闇。何が起こるか、出てくるかわからない。最後の事件だって、二人は踏み込んじゃいけないものだと知りながら手を出したンじゃない。片づけなきゃいけない案件の中で、一般人から喜ばれそうな(安全で楽な)仕事と思って着手したら…ああ\(◎o◎)/!   人生なんてそんなもんだけど、でも代償があまりにも大きすぎて(T.T)。 映画はドラマティックな展開の物語というより、雑多な仕事をこなす中で、自分の生き方考えたり、家族と過ごす場面があったり。本当に”警官”という仕事をしている人間の日常を描いています。日々の日誌、日記を可視化したような感じ。でもこの映画では退屈しない。起こることが半端ないから?   (警官に主眼を置いているからか、犯罪者も作り込まれてなくて典型例みたいに簡単に描かれている。あえてそうしているように思える。) ロスという街について知りたかった。けれど、ロス市警のリアルを描いていると知って、グロ場面満載かなと躊躇。意を決して恐る恐る鑑賞。  グロい場面あった。けれど、予期せず(試写会で)グロ場面を見せつけられた『渇き。』や『ケープタウン』よりはまだましかな?グロ場面を観た主人公警官二人の反応が自分と似ていてそこがちょっと安堵。さっと画面が変わるしね(目をそらす感じ)。グロを目的に観ると物足りないと思います。 そんなところも、警官の日常に起こっていることを描いた作品かなと思います。 観る価値あると思います。

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とみいじょん

3.5これがLAPDの日常なのか

2023年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映画であるけど、ドキュメンタリータッチの撮り方でとてもリアルに感じました 麻薬、マフィア、銃社会、黒人、ヒスパニック系、そういう世界の中でのLA警察の日常 勤務が終われば普通の人であるシーンも観せてくれてるから、普通の人が危険な任務についている事がよくわかります そんな中でお互いの命を預けられる相棒、それがすごいと思います 全てを預けられる、そう思える人と一緒に働けるって羨ましくもあります だからあのラストが悲しすぎて、ブライアンの言葉がずっしりと心にきました

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小町

4.0クライマックス直前迄は、5を付けたくなりました。

2023年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロサンゼルス市警に勤める制服警官二人の日常業務を描く物語。 主役の警官が自撮りをしている設定で、制服警官の日常を少し(?)盛り上げて描きます。ドキュメンタリータッチでリアリティを感じられ、でも少し盛り上げているから映画としての面白さもあり、絶妙なバランスを感じられる秀作でした。 警官のやり過ぎが良く報道されますが、過酷な環境で仕事をしている人たちであることも理解したいと感じました。勿論、やり過ぎはしっかりと批判するべきだと思いますが。 私好みでとても良く出来ている作品ですが、クライマックスは盛り上げ過ぎで戸惑いを覚えます。中盤までの流れと少し異なるように感じられたのが残念。 それでも私的評価4を付けたくなる作品でした。

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よし