メアリー・J・ブライジ、「ゲット・アウト」×「エンド・オブ・ウォッチ」の新作ホラースリラーに主演
2018年7月2日 17:30
[映画.com ニュース] 「マッドバウンド 哀しき友情」(ディー・リース監督)でアカデミー賞助演女優賞と主題歌賞にノミネートされたメアリー・J・ブライジが、米パラマウント・プレイヤーズの新作「Body Cam(原題)」に主演することが決定した。
本作は、白人警官2人が引き起こした殺害事件をきっかけに、ロサンゼルス市警察の刑事たちが悪霊にとりつかれていく姿を描くホラースリラー。事件は警官のボディカメラによってすべて記録されていたが、警察はカメラを破棄し証拠を隠蔽する。ブライジは、幻影が見えるようになり、隠された真実を調査する刑事を演じるようだ。
米ハリウッド・レポーターによれば、人種差別をテーマした異色ホラーとして昨年センセーションを巻き起こした「ゲット・アウト」と、犯罪多発エリアのサウス・セントラルを舞台にしたLAPDサスペンス「エンド・オブ・ウォッチ」を掛け合わせたようなトーンの作品だという。
脚本は、リッチモンド・リーデルの草稿をもとに、ニコラス・マッカーシー、ジョン・リドリーがリライトした。監督は、ジョン・ボイエガ主演のクライムサスペンス「インペリアル・ドリーム」(2014)でメガホンをとったマリク・ビタルが務める。