「シャイニング」の舞台のホテルがホラーの聖地に！ブラムハウスが展示スペースを担当

Photo by Helen H. Richardson/The Denver Post via Getty Images

「パラノーマル・アクティビティ」シリーズや「パージ」シリーズ、「ゲット・アウト」「M3GAN ミーガン」など、数々のホラー映画やスリラー映画を世に送り出してきたブラムハウスが、スティーブン・キングの小説「シャイニング」の舞台であるオーバールック・ホテルのモデルとなった米コロラド州エステスパークのザ・スタンレー・ホテルに新設される展示スペースのキュレーションを手がけることがわかった。

展示スペースは、映画上映施設やホラー作品にまつわるミュージアムなどで構成されるスタンレー・フィルム・センター内に設けられ、その広さは1万平方フィート（約930平方メートル）におよぶ。ブラムハウスは、同社が手掛けた映画やテレビ、ゲームなどの幅広い作品に関連した品々を展示する。

ブラムハウスを率いるヒットメーカーのジェイソン・ブラムは、「スタンレー・ホテルは、ホラーファンにとって神聖な場所であり、その存在がスタンレー・フィルム・センターへと拡張されることは起こるべくして起こったのだと思います」とプレスリリースで述べた。「ファンの皆様は、自分の好きな映画をこれまで以上に身近に感じられるようになるでしょう。しかし、私たちのコレクションにあるいくつかの“アイテム”については、距離を置きたいと思うかもしれません。仕事に取り掛かるのが楽しみですが、まずは生け垣の迷路から抜け出す必要があります」。

米Deadlineよれば、スタンレー・フィルム・センターは2015年、コロラド州経済開発委員会によって地域観光法プロジェクトとして承認され、広さ6万7000平方フィート（約6200平方メートル）、総工費は7000万ドル以上だという。地元紙デンバー・ポストによれば2026年オープン予定だ。