新「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」計画中!
2018年7月2日 16:30
[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズが、マイケル・ベイ製作でカメの忍者4人組の活躍を描いた人気アクションシリーズ「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のリブート企画を進めていることがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じている。
原作は、化学物質による突然変異で擬人化したレオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロの4匹の亀が、ニューヨークの街を守るため忍者として戦う姿を描き、1980年代後半から90年代初頭にかけて一大旋風を巻き起こした大人気アメリカンコミック。過去にもアニメや実写で繰り返し映像化されてきた同作を、ハリウッド屈指のヒットメーカーとして知られるベイ製作、ジョナサン・リーベスマン監督(「世界侵略:ロサンゼルス決戦」)のメガホンでよみがえらせた2014年の映画「ミュータント・タートルズ」は、全世界興行収入4億9300万ドルの大ヒットを記録。しかしながら、続く第2弾「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」の世界興収が1作目の約半分となる2億4500万ドルと振るわなかったため、シリーズ継続が見送られていた。
同紙は、昨年4月にパラマウントの会長兼最高経営責任者に就任したジム・ジアノプロスが、既存の人気シリーズを最優先に掲げ、リブートやスピンオフの製作に力を入れる方針を打ち出したことで、今回の企画が立ち上がったものと見ている。米人気俳優ジェイソン・ベイトマンの監督デビュー作「バッドガイ 反抗期の中年男」の脚本家アンドリュー・ドッジが脚本を執筆、全米で大ヒットを記録したホラー映画「ア・クワイエット・プレイス(原題)」を手がけたプラティナム・デューンズの製作陣であるベイとアンドリュー・フォーム、ブラッド・フラーがプロデューサーを務めることが決まっているが、監督やキャスト、公開時期などの詳細については未定だ。