ジャッカス・ザ・ムービー
劇場公開日:2004年12月18日
解説
アメリカのスラングで、「バカ、アホ、マヌケ、役立たず」の、とにかくどうしようもない奴を意味する言葉、それがjackass。全米CS史上最高視聴率を獲得し、TVを観た多くのよい子やクソガキ、または精神年齢の若い大人たちがマネをして大怪我を負い、社会問題にまで発展した超問題番組『ジャッカス』。「悶絶 尻ピアス」「狼男アメリカン」「ウンコで激ヤセ」など、クルーたちが挑戦するありえないほどバカなストリート系ハードコア・パフォーマンスは観る者をあ然とさせ、同時に熱狂的なファンを生み出した。2002年に映画化された「ジャッカス・ザ・ムービー」の<日本特別版>。
2002年製作/88分/アメリカ
原題または英題:Jackass the Movie
配給:UIP
劇場公開日:2004年12月18日
ストーリー
社会のハミダシ者が集結し、撮影地域から出入り禁止を食らう大騒ぎ。モラルなんか気にしない、ストリートから誕生した進化形(?) コメディ。スケボー雑誌『ビッグ・ブラザー』のライター、ジョニー・ノックスヴィルが、自分にスタンガンを放つというバカ・パフォーマンスのVTRを編集部に送ったことが、TV番組『ジャッカス』誕生のきっかけだった。製作には、監督と高校時代の同級生だった「マルコヴィッチの穴」の監督スパイク・ジョーンズと、米東海岸で活動するバンド(?)兼ハードコア・スケーター・チームのビデオ「CKY」監督のジェフ・トレメインも参加。この天才トリオが更なるバカを極めるために作った「ジャッカス・ザ・ムービー」で、アポなし、予測不可能、並大抵のバカでは考えつかないワイルドすぎる荒技に挑んだバカの何人かは、撮影中に警察に捕まり、あげくは訴えられたりしたのだった。おおまかな構成は、同テレビ番組と同じ。ストーリー性のかけらもなく、ひたすら次から次へとくだらないジョークやスタントがエンドレスに展開される。各コーナーで展開される馬鹿げたスタントのアイデアやジョークのネタは、まるで無限。映画版には、おなじみのメンバー、スティーヴォー、バム・マージェラ、クリス・ポンティアス、ジェイソン“ウィーマン”アキュナなどに加え、スケータのトニー・ホーク、BMXプロのマット・ホフマン、K選手のバター・ビーン、女子キックボクシングの熊谷直子、元ブラッグ・フラッグのヘンリー・ロリンズが出演。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェフ・トレメイン
- エグゼクティブプロデューサー
- トリップ・テイラー
- ミシェル・クレッパー
- ジョン・ミラー
- 製作
- ジェフ・トレメイン
- スパイク・ジョーンズ
- ジョニー・ノックスビル
- 撮影
- ディミトリ・エリヤシュカビッチ
- その他
- ショーン・クリヴァー
- ディミトリ・エリヤシュカビッチ