きみのジャージはどこ

劇場公開日:

解説

クラスメイトに借りたままになっていたジャージを探して奔走する高校生を描いた短篇コメディ。監督・脚本は笠木望で、本作は日活芸術学院の卒業制作として製作された。あきる野映画祭入選観客審査員賞受賞、京都学生映画祭入選、東京フィルムラバーズフェスティバル入選、大阪プラネット映画祭入選作品。99年度製作。16ミリ。

2001年製作/23分/日本
配給:自主
劇場公開日:2001年4月7日

ストーリー

体育の時間。規定のジャージを着て来なかったクラスメイトの水木が、体育教師にこっぴどく叱られているのを見た貴夫は、以前、彼のジャージを友人から又貸しして貰い、それをまた別の友人に貸ししたままになっていることを想い出す。そこで放課後、貴夫は水木のジャージの行方を追うことに。ところが、最終的にそれを所有していると思われる同級生が学校を退学していたことから、彼のジャージ探しは深夜にまで及ぶ。タイムリミットは、明日の1時間目。奔走の末、漸く貴夫はジャージを探し出すことに成功するが、それは違う人の物だった。力を落とす貴夫。翌日、そんな彼が取った最後の手段とは、生徒全員のジャージを隠してしまうことだった。

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