チョコレート
劇場公開日 2002年7月20日
解説
父の代からの南部の死刑囚棟看守ハンクは、父譲りの人種差別主義者。父の考えに疑問を抱く息子は、和解の前に自殺してしまう。その死の衝撃から立ち直れないハンクは、やはり死刑囚の夫と息子を相次いで亡くした黒人女性レティシアと出会い、心ひかれていく。「ソードフィッシュ」の美女ハル・ベリーが黒人女優初のアカデミー主演女優賞を受賞した話題作。監督はスイス出身の新鋭マーク・フォスター。
2001年製作/113分/R18+/アメリカ
原題:Monster's Ball
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2021年11月23日
iPhoneアプリから投稿
でも、優しくなるのは難しい訳じゃない。
本当に素敵な作品で、ありきたりな人種問題のようだけど描き方、切り口の角度が違う映画。
乗り越えるんじゃなくて、そんな悲劇が起きる前に、今、目の前にいる人を見て受け入れてくだけで良いんだと、等身大の自分ができることを語ってるこの映画はすごく好きな作品。
ハルベリーが超可愛い。
2021年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
どうしてこう人と人は数奇な運命に満ちているのかと思わずにはいられなかった。
どうにもならなくて、でも生きていかなきゃいけなくて、人生はとても残酷で、複雑で、そんな様をありありと見せつけられる映画でした。
それにしてもなぜ邦題がチョコレートなのか…いや、わかるんだけど、なんか違うと思いました。
2021年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
心の内を漏らさないふたりに行動や表情で魅せられた。ハルベリー、ビリー・ボブ・ソーントン、どちらもどっしりとしていてリアルな演技…。彼は「ハーバー」で初めて観たけど、あの時もやっぱり口数は少なかった。
思っていることをすべて伝えることが必ずしも正しいとは限らない、というメッセージを個人的には受け取った。彼は黒人に対する差別感情は消えていないだろうし、彼女だって仕事とはいえ夫の死に関わった人をストレートに愛することは難しいだろう。
だけど傷ついた傷つけられたことをわざわざ伝えなくても、行動やいまの言葉を信じて、長い目で向き合って、のんびりと傷を見せ合っていけたらいいのだと思う。
それにしてもあの生真面目な顔つきでチョコレートアイスを好むなんて、、可愛いなちくしょう。
最後の表情は、相手と築く幸せを願った表情だと信じてます。
当時はハル・ベリーのヌードが観れるというのが観た1番の理由でした。 だんだんと映画自体を気に入るようになっていきました。 僕は脳足りんなので、他の方のように深く理解はしていませんし、ボキャブラリーも少ないのでいいレビューも書けませんが、みなさんいいレビュー書きますね♪ 僕も誰かと少しでも心通わせたいです。
すべての映画レビューを見る(全14件)