MISTY(1991)

劇場公開日:

解説

姉の死の謎を追及すべく故郷に舞い戻ったひとりのヤクザの姿を描くハードボイルド。原案・脚本・監督は「死霊の罠」の池田敏春。共同脚本は「ふざけろ!」の香川まさひと。撮影は「カレンダーif just now」の喜久村徳章がそれぞれ担当。

1991年製作/98分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1991年11月23日

ストーリー

姉の自殺という悲報を受けた藤川が疑念を胸に故郷の朝ノ宮へ帰って来た。ヤクザ稼業に身を投じた彼だったが、たった一人の身内である姉の瑞枝は敬けんなクリスチャンだった。そんな姉が妊娠を苦に自殺したという。綺麗好きの姉に家には洗いかけの食器がそのままになっていた。“決して自殺ではない!”と確信した藤川は事件の手掛かりを探し始める。葬儀の日にかつての幼なじみと再会する藤川。しかし、事件を追う彼の周りで次々に幼なじみ達が殺されていく。復讐を誓う藤川に謎の大男の散弾銃が容赦なく襲いかかる。そんな中で藤川は、あるスナックで綾子という女と知り合い、彼女に不思議な温もりを感じていた。綾子は姉と地元のヤクザ大成会との繋がりを掴み、そこから事件の背後にゴルフ場建設を進める県会議員・高山の姿か浮かんでくる。核心に近づいてきたかに見えたが、その高山は大男にさらわれてしまい、高山を追う藤川をロケット・ランチャーを手にした大男がまたも襲う。そして死闘の末、大男を倒す藤川。だがその男を裏で操っていたのは、幼なじみの関根だった。瑞枝に思いを寄せ、彼女と高山との関係を知ってしまった関根が彼女を殺してしまったのだ。数日後、藤川はその悲しみを背負ったまま朝ノ宮を出る。そして綾子も彼を追ってその列車に乗り込むのだった。

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