マグマ大使

劇場公開日:

解説

手塚治虫の原作漫画を山浦弘靖が脚色し、「忍者部隊月光」の土屋啓之助が監督した特撮もの。撮影は気鋭の須藤登。

1967年製作/25分/日本
配給:東映
劇場公開日:1967年3月19日

ストーリー

地球征服を企むゴアの武器は、怪獣ガレオンである。ガレオンの口から吐き出される熱線は人間を青血病にしてしまうのだ。青血病にかかった人間は赤血球の働きが止まり二十四時間以内に死んでしまう。ゴアは、治療法のないこの病気を治せると言って、集ってくる患者を人間モドキにしてしまった。人間モドキはゴアに自由に操られるため、地球は大混乱に陥った。そのころ、マグマ大使の生みの親アースから、バランゴ島のバランゴという植物が、青血病に効くときいた大使の息子ガムはマモルと共にバランゴ島に飛んでいた。ザンバを道案内に、学者の娘マリアをも伴ったガムは、その島でバランゴを探し歩いた。ところが、ようやくバランゴを見つけた時、そこにはゴアの手下怪獣ドロックスが待っていたのだ。しかも、ゴアはガレオンをもこの島に送り込んできた。ガムたちの身は危機一髪の危険にさらされたがその時、マグマ大使が現われた。大使はガム一行の危急を知って急ぎ飛んできたのだ。たちまち、マグマ大使と二大怪獣との壮烈な闘いが始まった。大使の武器であるロケットも怪獣たちにはなかなか効果をあらわさない。そのうち人間モドキも現われ、マシンガンで大使を狙った。しかし、人間モドキはガムに倒されてしまった。そして大使とガムの変り身の速さに同士討ちを始めたドロックスとガレオンだったが、ガレオンは喉を喰いちぎられて倒れ、残ったドロックスも、マグマ大使とガムに倒されたのだった。勝負を見に円盤で飛来していたゴアは、自分の負けを悟って去っていった。こうして、無事にバランゴを手に入れたマグマ大使とガムは、首を長くして待つ青血病患者たちのもとに急ぎ飛んでいった。

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