団鬼六 白衣縄地獄

劇場公開日:

解説

入院患者からSM地獄に引きこまれる看護婦の姿を描く。団鬼六の原作の映画化で、脚本は浦戸宏、監督は「東京エロス千夜一夜」の西村昭五郎、撮影は「ズームイン 暴行団地」の森勝がそれぞれ担当。

1980年製作/65分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年5月17日

ストーリー

東京総合病院に勤務する看護婦の敏子は、医師の佐山と来月、挙式が予定されていた。数日後、退院した患者、内村光枝から、お世話になったお礼に家へ招待された。ブザーを押しても応答のない家から、女の呻きが聞こえ、敏子は中に入った。中では、逆海老責めに緊縛された光枝が救いを求めるように悶えていた。光枝のそばに駆け寄った敏子は、突然、背後からマスクで覆面した男に襲われ、全裸で縛られると、開脚したポーズで写真を撮られた上に、バックから犯された。これは、光枝の仕組んだワナで、その家では上流階級の人間を集めて、淫靡なSM地獄が繰り広げられていた。一方、佐山と結婚し、ハネムーンから帰った敏子は、あの悪夢のような出来事を忘れようと努めた。そこへ、光枝から、この前の写真で脅迫されていると電話が入った。内村邸に着いた敏子は光枝の案内で調教部屋に入った。そこには、夫の部下の妻、和子が十字架に磔にされていた。光枝は「あなたもああなるのよ」と言うと、男が現れ、敏子を宙吊りにして、バイブレーターで責めた。それからの、内村の調教は続き、敏子は次第に感じるようになる。数日後、調教部屋にSM愛好家が一堂に会して、パーティーが開かれていた。そして、そこには、正装した上流階級の会員の好奇な視線を浴びて、拍手と喝采の中でニッコリと微笑むと、開帳のポーズで愛嬌をふりまく敏子の姿があった。

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