可愛い悪魔(1958)

劇場公開日:

可愛い悪魔(1958)

解説

フランスが誇る名優ジャン・ギャバンとブリジット・バルドーが共演し、恵まれない境遇から非行に走る女性と、彼女のために危ない橋を渡る弁護士の男性の関係を通してブルジョワの欺まんや悲哀を描いたクライムサスペンス。

イギリスの女王エリザベス2世の来仏に沸き立つパリ。天涯孤独でお金に困っていたイヴェットは友人とともに時計店へ強盗に入り、騒ぎ立てる店員を工具で殴りつけて逃亡する。友人は逮捕されるが、イヴェットは罪を逃れるため、高名な弁護士ゴビヨを頼ることに。イヴェットに誘惑されたゴビヨは偽の証人を立てて彼女の無罪を勝ち取り、妻の忠告も聞かずにイヴェットを愛人としてホテルの一室に囲う。イヴェットは医学生マゼッティとも恋仲となるが、ゴビヨとの贅沢な生活を諦めきれず……。

「メグレ警視」シリーズで知られる作家ジョルジュ・シムノンの小説を原作に、「肉体の悪魔」「赤と黒」のクロード=オータン・ララ監督がメガホンをとった。「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。

1958年製作/117分/G/フランス
原題または英題:En cas de malheur
配給:キングレコード
劇場公開日:2024年9月13日

その他の公開日:1959年1月23日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1958 Production Raoul Levy / Les Films Marceau Concordia

映画レビュー

3.055~60点ぐらい。フィルム・ノワールっぽい。

2024年11月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭、にて鑑賞。 白黒、静かめ、薄味、昔の映画、と眠くなる要素オンパレードで、眠くなってウトウトしながら観ました。 深夜放送が似合う映画ですね(笑) あとから知ったんだけど1958年の映画らしい… 前情報を入れずに観たため、最初はブリジット・バルドーを前面に出した、バルドーありきの半アイドル的な映画だろうと思ったら違ってた。 バルドーが演じているのは不良少女で、今まで思い描いてたセックス・シンボル的なイメージとは違い、正統に演技で勝負している感じで良かった。 バルドーはファム・ファタール的な女性を演じ、お相手のジャン・ギャバンは弁護士を演じてます。 フィルム・ノワールっぽい映画です。 序盤と最後の終わり方が良かった。 この終わりで、この作品が気に入った。 もう1回観たい♪

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