夕陽の挽歌

劇場公開日

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解説

初老の男と若者の2人のカウボーイの夢と挫折を描いた作品。製作は「暁の出撃」のブレイク・エドワーズとケン・ウェールズの共同、監督・脚本はブレイク・エドワーズ、撮影は「ひとりぼっちの青春」のフィリップ・ラスロップ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、編集はジョウ・F・バーネットがそれぞれ担当。出演は「クリスマス・ツリー」のウィリアム・ホールデン、「ある愛の詩」のライアン・オニール、カール・マルデン、リン・カーリン、トム・スケリット、ジョー・ドン・ベイカー、ジェームズ・オルソンなど。

1971年製作/アメリカ
原題:Wild Rovers
配給:MGM

ストーリー

ロス・ボーディーン(ウィリアム・ホールデン)とフランク・ポスト(ライアン・オニール)は、モンタナの広大な牧場に働くカウボーイで、年こそ大きな開きがあるが、大の仲良しである。ある日、仲間の1人が暴れ馬に蹴殺され、多感なポストは牧童生活の空しさを感じた。一方ボーティーンには、メキシコでの優雅な、豊かな生活の夢があった。1つの結論にたどりついた2人は、翌夕、牧場をあとにして町へ向かった。牧場主のバックマン(カール・マルデン)の次男(トム・スケリット)は不審に思い、乗り気でない兄ポール(ジョー・ドン・ベイカー)を誘って後を追った。ボーディーンたちの行く先はなんと町の銀行副頭取ジョー・ビリングズ(ジェームズ・オルソン)の家だった。ボーディーンはまんまと3万6千ドルを巻き上げたものの、ボーディーンの馬がアメリカ豹に殺され、ボーティーンとポストは、1頭の馬に相乗りで逃走することになった。目的地は、ボーディーンが夢見るメキシコだ。部下の銀行強盗を知ったバックマンは怒り狂い、息子のポールとジョンをシェリフの追手に参加させ、生死を問わず必ず2人を引き連れてこいと厳命した。逃避行を続けるボーディーンとポストはモンタナを抜けてワイオミングに入り、ベンソンの町で風呂に入り、酒を飲み、女と遊んだ。その時、ポーカー・ゲームに加わったポストは喧嘩を売られて撃ち合いとなり、相手を倒したものの自分も重傷を負った。シェリフたちは州境で引き返したが、バックマン兄弟は執拗に追跡を続けた。彼らはベンソンに到着した時、父親が羊飼いに撃ち殺されたことを耳にしたが、功をあせる弟ジョンは追跡をあきらめようとはしなかった。南下するにつれ、ポストの傷は悪化する一方で、ある日の午後、メキシコでのバラ色の生活を話して聞かせるボーティーンの膝元で、ポストは静かに息をひきとった。ポストを埋葬して旅を続けるボーディーンを発見したバックマン兄弟は激しく追跡した。逃げ切るかに見えたボーディーンの馬をジョンのカービン銃がとらえ、2人の格闘となったが、一瞬、優勢のボーディーン目がけてポールの6連発が火を吹き、ボーディーンはのけぞった。ポールは自分の行跡をボーディーンに詫びると、弟ジョンには目もくれず、その場から立ち去った。

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映画レビュー

3.5のんびりと夢見て強盗して、そして厳しい逃避行

Cape Godさん
2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 80
音楽: 70

 落ち着きつつあってもまだ社会が不安定だった開拓時代、働き続けても先の知れている自分の将来に見切りをつける男二人。名前の通った凶悪犯でもなくどこにでもいそうなカウボーイは、いとも簡単に強盗へと転職を決意する。そして実にのどかに強盗をして、ついでに可愛いからといって強盗先の子犬もつれてのんびりと逃走をする。これがこの時代の価値観や生き方なんだろうかと、犯人たちの人の好さというか能天気さに呆れつつ、そんなに凶悪な職業的強盗ばかりがいるのではないだろうしこれが現実に近いのかもと思える。
 そんな彼らの夢を乗せたのどかな冒険に、多少は失笑しつつも目が離せない。はたして彼らは逃げ切れるのか、そして夢を実現できるのか。このまま終わるわけはなくてだんだんと厳しい現実が迫ってくるような気がするし、事実そうなる。深く考えることもなく気楽に始めた銀行強盗、そんな前半ののんびりした雰囲気から急展開する後半の深刻な雰囲気が、作品を盛り上げてくれた。

 撃ちあいや決闘に焦点を当てるのでもなく、英雄的な人物を描くのでもない、新しい視点と演出の西部劇。当時の実際にありそうな様子に親近感を覚える設定と雰囲気が従来の西部劇と一線を画していて、物語としてまとまっていた。雄大で荒涼とした風景も良い。

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Cape God
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