突撃の太鼓

劇場公開日:

解説

ジョン・A・フォーズとディーン・ジョーチアスが共同で書いた原作をロナルド・アレクサンダーが脚色、「夏の魔術」のジェームズ・ニールソンが監督した南北戦争に取材したもの。撮影はウィリアム・スナイダー、音楽はバディ・ベイカーが担当した。出演は「南海漂流」ののケヴィン・コーコラン、「霧の中の虎」のブライアン・キース、「夏の魔術」のエディ・ホッジスほか。

1962年製作/アメリカ
原題または英題:Johnny Shiloh
配給:日本ウォルト・ディズニー
劇場公開日:1965年12月21日

ストーリー

南北戦争当時北軍側の部隊に可愛がられるジョニー(ケヴィン・コーコラン)という11歳の太鼓手がいた。彼は戦線参加は許されない。彼は部隊を見送るふりをして汽車に乗ったが、みつかってゲイブ曹長(ブライアン・キース)にあずけられわざと猛訓練をさせられたが、頑張りぬいた。ジョニーの部隊はある日シャイローの森で南軍の激しい攻撃をうけ、退却したがジョニーの危険を冒しての突撃の太鼓に勇気づけられ、南軍をくいとめることができた。彼はその働きで軍曹に特進、金時計をもらった。その激戦地を“ジョニー・シャイロー”と名づけた。ある日、伝令を命ぜられて敵の間を通って伝令に行き、南軍に捕らえられた。南軍の将軍は若すぎるジョニーに驚いたが金時計を預かり、ビリー少年2等兵(エディ・ホッジス)にジョニーを見張らせた。2人はすぐ仲良しになった。軍人らしく捕虜になったら脱走しなければ、と考えたジョニーは将軍の部屋に忍び込んで時計をとりかえし、逃げ出そうとした。ビリー少年は彼に対し、とても発砲する気にはなれなかった。見事、部隊に帰ったジョニーは、戦死したと聞かされていたゲイブの姿を見てとても嬉しかった。

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