ツインズ
劇場公開日:1989年8月5日
解説
35年間別々に暮らしてきた似ても似つかぬ双子の兄弟の再会によって巻き起こる騒動を描くコメディ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョー・メジャックとマイケル・C・グロス、製作・監督は「夜霧のマンハッタン」のアイヴァン・ライトマン、脚本はウィリアム・ディヴィーズとウィリアム・オズボーン、ティモシー・ハリス、ハーシェル・ワイングロッドの共同、撮影はアンジェイ・バートコウィアク、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デヴィートほか。
1988年製作/アメリカ
原題または英題:Twins
配給:ユニヴァーサル映画=UIP
劇場公開日:1989年8月5日
ストーリー
6人の優秀な男達の混合の精液と、美しく才能あるメアリー・アン・ベネディクト(ボニー・バートレット)との間に生まれた全知全能の子ジュリアス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、孤島で研究対象として育てられ、35歳の誕生日に自分と双子の兄がいることを知らされるや、彼を探しに旅に出る決意をする。その頃兄のヴィンセント(ダニー・デヴィート)は、高級車を盗んでは売りとばすことで暮らしており、兄弟が再会したのは度重なる駐車違反と免許証の期限が切れたことでヴィンセントが放り込まれていた留置所の面会室だった。弟に罰金を払わせ刑務所を後にしたヴィンセントは、ジュリアスに嘘をついて車を盗み、その帰途恋人のリンダ(クロエ・ウェッブ)と彼女の妹マーニー(ケリー・プレストン)と出会い、ジュリアスとマーニーは親近感を抱きあう。その頃ジュリアスは母メアリー・アンが生きていることを知り、盗んだ車に偶然500万ドルもの品物があるのを見つけ取り引き先のヒューストンに行こうとしている兄を説得し、実験計画の主任トレーブン教授(ネヘミア・バーソフ)の研究所に立ち寄ることを約束させ、リンダとマーニーも加えた4人の旅が始まった。その頃車の積荷を奪われた組織のボス、ウェブスター(マーシャル・ベル)が彼らの後を追っていた。教授から長所は弟に、短所は兄に集中したことを聞かされ落胆するヴィンセントであったが、ジュリアスに励まされ母の住むサンタフェ近辺の文化村を訪ねることはする。その夜旅を続けてゆくうちに親しさを増していったジュリアスとマーニーは、ついに結ばれるのだった。翌日文化村を訪ねた4人は、メアリー・アンを知る女性から彼女が死んだことを知らされる。予期しなかった言葉にショックをうけたヴィンセントは、ひとりヒューストンの取り引き場所へ急ぐが、それはウェブスターの罠だった。危ない所を間一髪ジュリアスに助けられ、ウェブスターを倒したヴィンセントは、弟の勧めで盗品を警察に届け、その賞品でコンサルタント会社を設立する。そんな2人の前に現われたのは、先日芸術村で母の死を教えられた女性。実は彼女こそがメアリー・アンだったのだ。それから数年後、ジュリアスとマーニー、ヴィンセントとリンダの夫婦にそれぞれ双子の赤ちゃんが生まれた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アイバン・ライトマン
- 脚本
- ウィリアム・デイビス
- ウィリアム・オズボーン
- ティモシー・ハリス
- ハーシェル・ワイングロッド
- 製作総指揮
- ジョー・メジャック
- マイケル・C・グロス
- 製作
- アイバン・ライトマン
- 撮影
- アンジェイ・バートコウィアク
- 美術
- ジェームズ・ビッセル
- 音楽
- ジョルジュ・ドルリュー
- 編集
- シェルドン・カーン
- ドン・キャンバーン
- 字幕
- 進藤光太
受賞歴
第46回 ゴールデングローブ賞(1989年)
ノミネート
最優秀主題歌賞 |
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