エビータ
解説
アルゼンチンの田舎町で私生児として生まれ、不遇の少女時代を送ったエバ・ピロン。故郷を飛び出し女優として成功した彼女は、やがて大統領夫人にまでのしあがる。”聖母エビータ”と国民から慕われた彼女の激動の人生を描いた大ヒットミュージカルをアラン・パーカー監督が映画化。実現までに15年の年月を費やし、ようやく製作された本作。主演には多くの候補が挙がったが、最終的に決定したマドンナが主人公エビータを熱演している。
1996年製作/135分/アメリカ
原題:Evita
スタッフ・キャスト
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受賞歴
受賞
最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル) | |
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) | マドンナ |
最優秀主題歌賞 | |
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2018年12月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
マドンナ本作主演時38歳、正に女盛り
大人の女性の魅力が画面一杯に広がって、そのかぐわしい匂いに酔いしれてしまう
小柄、そして細い、しかし華がある
常にスポットライトが当たっているかのように輝いている
演技も歌唱も素晴らしい、見事だ
さすが第一線で長く活躍する彼女だけある
シェルブールの雨傘の様にすべての台詞は歌唱で行われるのが最大の特徴
楽曲はマドンナに合わせロック風味が多いが、中には良い曲も散見する
エヴァがペロンに初めて会う時のロマンチックでセンチメンタルな曲は何度も聴き返したくなる名曲だ
この曲はエンドロールにも使われている
映像も美しい、しかも豪華だ
セット、ロケ、群衆、衣装、小道具、撮影
どれを取っても申し分ない出来映えだ
しかし映画全体としては単調であったのは否めない
冒頭の父の葬儀と自らの国葬をオーバーラップさせるたり、チェ・ゲバラを狂言回しに登場させるなど、構成に工夫を凝らそうと監督が努力しているのは観ていて分かる
やはり実在の近代の人物、それも一国の大統領夫人で、なおかつその国民から今もなお敬愛されている人物だけに、映画向けに大胆な翻案はとてもできなかったのだろう
映画的自由度を奪われた中で監督はよく頑張ったと言えるのではないだろうか
しかし、単調であり睡魔に襲われてしまった
やはり本作の最大の見所と成功点はマドンナの起用に尽きる
巨大なMTV映画と言えよう
2018年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
暗かったはずの時代背景にこんなに明るい曲が似合うのか?映像と音楽とを切り離してほしいと思ったシーンもちらほら。マドンナの華麗さは上手く表現されていて悪くなかった。
なんと言ってもバンデラスがいい。役柄はチェ・ゲバラ・・・革命家。