アリ ザ・グレーテスト
劇場公開日:1977年10月22日
解説
プロボクシング世界ヘビー級チャンピオン、モハメッド・アリの半生を描く。製作はジョン・マーシャル、監督は「軍用列車」のトム・グリース、脚本はリング・ラードナー・ジュニア、原作はモハメッド・アリ、ハーバート・モハメッド、リチャード・デュラムの共作『世界最強の男』(早川書房刊)、撮影はハリー・ストラドリング・ジュニア、音楽はマイケル・マッサーが各々担当。出演はモハメッド・アリ、アーネスト・ボーグナイン、ジョン・マーレイ、ロイド・ヘインズ、ロバート・デュヴァル、ベン・ジョンソン、ジェームズ・アール・ジョーンズ、アナツェット・チェイス、マイラ・ウォータース、フィリップ・チップ・マカリスターなど。
1977年製作/アメリカ
原題または英題:The Greatest
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1977年10月22日
ストーリー
1960年夏、18歳のクレイ(フィリップ・チップ・マカリスター)は、ローマ・オリンピックのボクシング部門で金メダルを獲得した。彼の故郷、ケンタッキーのルイヴィルでは、ホリス(ベン・ジョンソン)ら百万長者たちが集まり、クレイが世界チャンピオンになるまで後援しようと決定していた。そして有名なトレーナー、アンジェロ(アーネスト・ボーグナイン)が雇われる。やがてクレイは22歳になり、チャンピオンとなった。「俺は世界一強いんだ!」。数カ月後、クレイはマルコムX(ジェームズ・アール・ジョーンズ)に触発され、キリスト教を捨ててイスラム教に改宗し、モハメッド・アリ(モハメッド・アリ)と改名する。今や彼は回教徒の星以上の存在であり、黒人や白人のアイドルであった。そしてベトナム戦争。アリは兵役を拒否し、ボクシング・コミッショナーは彼のタイトルを剥奪する。1971年、最高裁はこの兵役が不法なものであると判決、アリは長い追放より解放された。1974年10月、アリはチャンピオン、ジョージ・フォアマンと対戦し、KO勝ち。その後も、アリは世界チャンピオンの座を防衛し続ける。が、その間彼は私生活において、若い女性ルビー(マイラ・ウォータース)との関係を妻ベリンダ(アナツェット・チェイス)に知られ、ベリンダを失なう。今日、アリは未だ『世界最強の男』の座を誇っている。大統領よりも映画スターよりも、はるかにアリは人々に親しまれているのだ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- トム・グライス
- 脚本
- リング・ラードナー・Jr.
- 原作
- モハメッド・アリ
- ハーバート・モハメッド
- リチャード・デュラム
- 製作
- ジョン・マーシャル
- 撮影
- ハリー・ストラドリング・Jr.
- 音楽
- マイケル・マッサー
- 編集
- バイロン・ブラント
- 字幕
- 野中重雄