キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
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トムハンクスだから多分大丈夫だろ、みたいな感じ。
この映画、グリーングラス監督のドキュメンタリー的演出方法、だとか、「ゼロダークサーティ」と同じくアメリカ軍の圧倒的な軍事力の不気味さだとか、色々語り口はあると思う。
ただ、そもそものところで、いくらドキュメンタリータッチで撮っても、船長「トム・ハンクス」だから。
彼が一人で人質って時点で緊張感無くないか?なんというか、トムハンクスという誰もが知ってる人気者の「この人なら大丈夫」感が半端ないのだが。抜群の安定感のある俳優であるが故の逆作用・・。
作品の緊張感だけを考えると、やっぱりもう少し無名の俳優で撮った方がよかったと思う。実際、救命艇に乗り込む前の船内での無名の俳優さん達の誰が殺されるかもわからない、っていう状況の方が緊張感あったなー。
最後まで目が離せない
最高スタッフ・キャストが集結で、見応え充分でした!このハラハラドキドキは映画館で!
さぁ、映画フリークの人達にとっては1年で最高のシーズン、お正月映画の公開の季節が到来しましたね。
そして、派手なハリウッド超大作が目白押しになる季節、1本は先ず、ハリウッドのビックな映画を観てみたいものです。
そこで、最高に面白い作品と言えば、この「キャプテンフィリップ」でしょうね!
この映画は、2009年にソマリア海域で実際に起きた恐い事件が原作になっている。
現実には、この映画の何倍も恐かっただろうと思いますが、トム・ハンクス演じる船長が20人に及ぶ乗組員の生命を、船を占拠したテロから護る為に、船上と言う限られた条件の空間で、可能な限りの手を尽くして、4人の海賊と最初は言っていたこの犯人達と、対決をしていくその、プロセスが見物です。
この映画のファーストシーンもとても印象的なシーンでしたし、ラストシーンでは、すっかり、トム・ハンクス演じるキャプテンの姿に完全ノックアウト状態になってしまいました。
上映時間の関係から、私はアイマックスでこの作品を観ましたが、これが、また正解でしたね。
やっぱり、船の中で繰り広げられる事件の迫力は絶対に大きなスクリーンで観るに限ると実感しました。
この何故か、凄く英語が達者な4人の犯人一味との緊迫した交渉が何と言っても、この作品の見所ですが、この犯人達も決して、好きでこんな事件を犯しているのではないと言う哀しい現実が見えてくる。
世界中には、未だ未だ貧しく、その日の生活がやっとで、食事も満足に出来ない人々が多数いると言う現実が付き付けられます。
特に年末は、クリスマスやお正月で楽しい気分を満喫出来る時なので、ついついこのような世界の不均衡な現実は忘れがちになってしまいます。
だけれども、こうして日本に生れて暮らす事が出来ると言う現実が、世界へ目を向けるとどれだけ幸福な事で、幸せな暮らしを送らせて頂けている事は幸運な事であり、希有な生活な事で、幸せなのだと言う現実を見せ付けられて胸の痛くなる映画でした。
この武装犯人4人の中に、14~5歳位の少年が一緒になっています。
映画の最期は、涙でスクリーンが見えなくなる程、号泣してしまい、自分でもまさかと驚いたけれど、是非貴方も、この感動を是非大きな画面の映画館で、確かめて下さいね。
最期に、手前味噌な、宣伝で申し訳ありませんが、最近皆様の御蔭様で私のレビューアクセス数が伸びて来たので、YUOTUBEで「リュウとぴあんの火曜の夜は映画をチェック」と言う動画で映画紹介を始めました。是非お時間がある時は、動画もチェックしてみて下さいね、宜しくお願い致します。お正月、もっともっと楽しい映画が一杯有りそうですから、是非この季節、映画を観て充実した、楽しい生活を送りましょう!
危険な映画。
フィリップスのハートの強さにビックリ!
これが実話って所が凄まじい。
船長の冷静な判断が素晴らしい!
そして、こんな事があったらトラウマになりそうなのに、すぐに仕事に復帰したというフィリップスのハートの強さにビックリ!
海賊の1人でキレてた男が不快だったから、-1点。は
感動
見てよかった
トム・ハンクスの演技が凄すぎる!
生き死にギリギリの綱渡りサバイバル
はー疲れた。
いやはや観てるだけでここまでの疲労感を味わうとは。
常に銃口を頭に突き付けられ、いつ引き金を引かれてもおかしくない状態がずっと続く、まさに生き地獄ってやつですよ。
緊迫感だけで構成された様な映画というか、緊迫感しかないというか。いや本当、疲れました。
主人公のフィリップス船長にまるで寄り添うかの様に、カメラが彼を追い、彼を捉え、彼を突き離し、また接近し、また寄り添う。その時その時の彼のコンディションを淡々と映し出してくるので、もうその臨場感から伝わって来る切迫感逼迫感たるや息の詰まる思いです。
まあ実話ベースの話だから、結末は分かっているつもりなんです。でも、この緊張感を延々と強いられれば一体どっちに転ぶんだ?と段々不安になってくるというか。
彼を捉えた海賊チームの誰か一人でもトチ狂えば、即ジ・エンドという危機的すぎる状況。
ラスト近くのいよいよもう駄目だ!て時の船長の叫び声にこちらも胸が詰まりまくってね。当事者じゃないけど自分も覚悟を決めちゃうみたいな。
ランタイム134分間、まさに観てるこっちも全力で走り抜けた感じというか。
圧巻です。
本物の海賊がここに。
勇気の支え
主人公の静かなる勇気には感銘を受けました。
その勇気は決して彼個人の資質だけに拠るものではなく、家族や仲間への想いが支えとなっているのは明白です。
そしてもうひとつ、重要なのは国家への信頼です。
日本人は愛国心などと言うと、とかく軍国主義とかネガティブな連想をしてしまいますが、そういった事ではなく、人が母国を愛し信頼する代わりに国も国民の生命と財産と権利を守るという、一種の対等な契約関係が国際社会には当然のように存在します。
そして、この事件におけるアメリカはその責務を忠実に果たします。
たった一人の船長を救うため、イージス艦や強襲揚陸艦そして最精鋭の特殊部隊を惜しみなく投入し、全力で救出作戦を展開するのです。
正しく国民の信頼と期待に応えてくれるのです。
自分の生還を待っている家族がいるというのも素晴らしい心の支えになりますが、自分は見捨てられなず必ず救出しようとしてくれる祖国があるというのも勇気の支えとして掛け替えの無いものです。
振り返ってみて、これが日本ならどうでしょうか?
日本人船長が海外で拉致されても自衛隊は急行してくれるでしょうか?
マスコミは自衛隊の国外での武力行使を違憲だと非難し、野党は派兵を散々じゃました挙句船長が死んだら内閣に責任を押し付け、内閣は遺憾の意を表明する、そんなところじゃないでしょうか。
アメリカという国の軍事は確かに独善的で攻撃的なのは否定しませんが、それでも国民の信頼と期待に応えようとする姿勢は評価できると思います。
因みに、以前ソマリアで海賊ファンドなるものが発行されるというニュースがあった時、「それなら戦争ファンドも作られるんじゃないの」という声があがりましたが、それに対して私はこう答えました「戦争ファンドなんて昔からあるし誰でも買えるよ。通常はアメリカ国債って呼ばれてるけどね」
奇しくもこの映画は、海賊ファンドと戦争ファンドの対決でもあるんですね。
面白くて興味を抱かせる
登場人物一人ひとりが光る
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