そして友よ、静かに死ね

劇場公開日:2012年9月15日

解説・あらすじ

「あるいは裏切りという名の犬」のオリビエ・マルシャル監督が、1970年代のフランスに実在したギャング、エドモン・ビダルの友情と裏切りを描いたノワールサスペンス。伝説のギャングとして一時代を築いたエドモン・ビダル(通称モモン)は還暦を迎え、いまは静かな日々を送っていた。そんなある日、かつてともに派手な強盗事件を繰り返していた親友セルジュが、13年間の逃亡生活の末に逮捕されたことを知る。妻子との平和な日々を守るため、セルジュにはかかわらないほうがいいと考えたモモンだったが、幼い頃に自分を助けてくれたセルジュとの思い出が頭をよぎる。苦悩の末、セルジュを救いだすことを決意したモモンは、再び危険な世界へと足を踏み入れる。主演は「ムッシュ・カステラの恋」「この愛のために撃て」のジェラール・ランバン。親友セルジュ役に「ドーベルマン」のチェッキー・カリョ。

2011年製作/102分/PG12/フランス
原題または英題:Les Lyonnais
配給:コムストック・グループ
劇場公開日:2012年9月15日

スタッフ・キャスト

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(C)2010 LGM FILMS GAUMONT FRANCE 2 CINEMA HATALOM RHONE-ALPES CINEMA

映画レビュー

5.0 映画時間。

2025年12月11日
iPhoneアプリから投稿

単純

難しい

ドキドキ

キャラクターが混乱しない。
現在と過去、更に今とこないだ、回想シーンまで錯綜するけれど、モモンとセルジュ、過去の役者と現在の役者が、ちゃんと一本線で繋がっている。
日本人が外国映画を観ると、ご贔屓の役者がいないと、どうしても同じ顔に見えてしまい混乱することがある。フランスの役者さんてみんな、雰囲気というか、匂いというか、顔で勝負、みたいなところを感じる。ギャングはギャングの顔、チンピラはチンピラの顔、警察は警察の顔、みたいな。それでいて、裏切り者は裏切り者の顔はしていない。
アメリカにもイギリスにも、日本でも無い。複雑な構成なのに、基本の物語は全くシンプル。男の、男だけの、熱い友情と、裏切り。この、渋さ。これってひょっとすると、映画的な時間の進み方を理解していないと、分からないかも知らない。これこそが、仏製フィルム・ノワールの真骨頂。もうひとつ言えば、これは実在の人物の自伝を元にした作品なので、大前提として、主人公は死なない、という、安心感はあったのかも知れない。
ただひとつ、瑕疵を言えば、邦題。なるほど、こういう題名を付けたいのは、わかるのだけれどもやっぱり、昔のアノ映画とダブってしまう。ちょっと勿体無い気はした。

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おとっつぁんアルファ

3.0 淡々と

2021年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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Keita

4.0 間抜けな、感想ですが…

2021年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

フランスにもヤクザがいるんですね^^;当たり前か。
北野作品がフランスで受けるのが、なんとなくわかった気がした。良い映画だった。

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哲也

3.0 よくもわるくもノワールもの

2020年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

タイトル通りというか何というか、全体的に静かなバイオレンスもの。
フレンチ・フィルム・ノワールの全盛も
モモンの生きた時代も’70年代ってことでザ・ノワールものって感じ。

もうちょいセルジュの心情みたいなのを描いてくれると良かったかな、とは思う。

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mar

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