ツナグ

劇場公開日:2012年10月6日

ツナグ

解説・あらすじ

直木賞作家・辻村深月による同名小説を映画化したヒューマンドラマ。大切な人を亡くした者と死者を一度だけ再会させる仲介人「ツナグ」という職業を通じて、他人の人生に深くかかわっていく青年の葛藤と成長を描く。一見するとごく普通の男子高校生・歩美は、祖母アイ子からツナグを引き継ぐ見習いとして、死者との再会を望むさまざまな人と出会っていく。しかし、死者との再会が救いになるのか、人生は変わるのか、次第に自身の行為に疑問を抱くようになる。映画「麒麟の翼」、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」など話題作への出演が続く注目の俳優・松坂桃李が、初の単独主演。祖母アイ子役の樹木希林のほか、佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、八千草薫、仲代達矢らが共演。監督は「ROOKIES 卒業」の平川雄一朗。

2012年製作/129分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2012年10月6日

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(C)2012「ツナグ」製作委員会

映画レビュー

4.0 原作⇒映画⇒小説続編へという楽しみ方

2025年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

原作小説を読んでから、
本作を鑑賞しました。
まず感じたのは脚本の妙。
原作の展開をうまく映画の中に取り込み
再構成していました。

そして、樹木さんや八千草さんの存在感。
他の俳優さんたちも
小説の中の登場人物の感情の機微を
実に細かく丁寧に表現していました。

今度は成長した歩美くん(松坂さん)を想像しながら
小説続編を読むことにします。

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saitall

5.0 何度観ても勝手に涙が溢れてしまう一作

2024年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

いつぶりだろう。久しぶりに見たくなった『ツナグ』

本当に望んでいる人だけが繋がる不思議な縁。
目に見えるものが全てじゃない、心でもみてみる。

現実では絶対ありえないファンタジーの世界だけど
もし死者と逢えるなら人間ではなくなってしまうような気がした。
生きているからこそ人間であり、亡くなったからこそ死者である。
死者と逢ってしまえば境界線がなくなってしまう。

現にこの世界は遺してくれたモノで溢れている。
時代が100年と経っていけばこの作品もそうなる。
想いは形を生して人へ受け継がれる。

言葉にしかできない出来事をこの作品では視覚化している。“もしも”がある世界、たくさんの感情が入り交じっていて私の琴線をくすぐる。

またいつか、ふと観たくなる日がくるんだろうなぁ。

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みそのぐ

3.0 長いかな

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

3.0 死者との仲介を通して生きることを考えさせられる作品

2023年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

死んだ人とは二度と会うことはできない。そんな当たり前のことを覆す「ツナグ」という仕事。仲介役として知らない人の人生に深く関わることになった主人公の立場、一度しか会えない死者を仲介している自分は正しいのか、と考えるあたりが青年らしい。

後は何より樹木希林さんの演技が印象的。ベテラン女優だからこその存在感が伝わってくる。樹木希林さん自身がすでに亡くなって、もう新たな作品に出演することはない。
それでもこのように作品としていつまでも観ることができる。そう思った瞬間でした。

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立花真由美