ツナグのレビュー・感想・評価
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一度だけ死者と会えるなら…
誰と会いたいだろうか…見終わった後、誰しもがそう思っただろう。特に遠藤憲一パートは早く、時間配分的にパートパート毎に駆け足感は否めないが、どれも心に残った。ラスト松坂桃李が、親とも会わないで想像して、樹木希林をなだめるのが印象的。成長し、ツナグを引き受けるようになる姿を好演している。やっぱり樹木希林は安定感あるし、仲代達矢、八千草薫が出演しているのは豪華。大野いとは上手いし、橋本愛は存在感があった。しかし、自分のツナグ仕事のせいで、息子夫婦を殺してしまったと思うなら、孫に継がせるかな?と思ってしまう面もあった
いいお話だった。それぞれの感動エピソード系かなーも思ったら主人公の...
いいお話だった。それぞれの感動エピソード系かなーも思ったら主人公の成長物語になっていて、それはそれでよかった。
八千草薫と遠藤憲一の話は泣けた。 ただ、一番泣ける話を最初に持って...
八千草薫と遠藤憲一の話は泣けた。
ただ、一番泣ける話を最初に持ってきてしまったので、後は普通に思えた。
誰
ずっと
自分だったら誰にしようかな?
って思いながら観てました。
映画の余韻に浸りながらじっくり考えてみよう。
逢いたい人、意外と生きてる人が多い!
逢えたら
いいな。
描くには足りなすぎる時間
死者と一度だけ会わせる「ツナグ」という役目を持った祖母とその後継者の孫。
その孫は「ツナグ」の仲介者として依頼人に触れ、その役目の意味を学んでいく。
樹木希林は樹木希林だったけど、樹木希林自体がそんな不思議な力持っててもおかしくないような雰囲気だからすごいいい存在感だった。
主演の松坂桃李は淡々と感情の抑揚が少なく、あくまでも第三者の立場としてその場にいる普通の少年感が雰囲気に合っていて良かった印象。
人が死に、残された人の感情や思惑が様々に展開され、とても2時間という短い枠で描くには足りなすぎる作品だったように思える。
個人的にはドラマで1話1エピソードとしてその人達の過去をしっかりと掘り下げるように描いてくれたら嬉しい。
信じるか信じないか、それだけ
この手の映画で初めて真摯に作られたものを観ました。
死後の世界は誰にもわからない。
それなら、信じて心の平安が維持できるのなら、私は信じたい。
大野いとと橋本愛の演技は凄いです。
豪華キャスト、映像もきれい
なんだけど、なんか重たい。
人の苦しみとかよく描かれているけど。
よくできた作品とは思うけど、繰り返し観ることはないかな。
心温まる優しい作品。この一年で観た映画の中で一番いいです。
脚本・演出・役者さんたち、全てが素敵でした。
優しくて、リアリティのある、観手に訴える内容です。
私は大切な人を亡くしたので、この作品の中で語られる、いくつもの背景やストーリー・言葉を、自分ごとのようにありありと理解することが出来ました。
だから、何回も泣いてしまいました。
本当に「ツナグ」の人達がいたら私も頼みたい。
だけど、本当にはいなくても、作品の中で語られる言葉が、残された者(生者)に対して、とても救いになっていて、温かく救われ慰められ、希望・未来に生きていけるように励ましてくれるものでした。
奇しくも、今となっては、「ツナグ」の樹木希林さんも他界されているのが、より作品に深みを増させているのかもしれません。
ありがちな、「死者は実体がないから触れない」「魂だけの存在」とかではなく、きちんと死者に姿・形があり、死者と生者がお互いに触れ合うことが出来て‥というのがすごく良かった。
死者も生者も対等です。
死者たちは、普通にリンゴを向いていたり、お茶を出していたりしましたもんね。
観ていて嬉しかったです。
どこまでも、温かく、優しく、死者のことも・残された生者のことも、癒しく慰めてくれるような内容でした。
もう2012年、今から7年も前の作品なのですね。
観れて良かったです。
松坂桃李さんがスターダムを駆けあがっていく中、樹木希林さんが見事にサポート役を果たした作品
初主演、松坂桃李を取り囲む共演者の顔ぶれが凄い。この布陣を観るだけで当時の東宝の新たなスターを生み出そうという経営方針が分かる(貶していません)
桐谷美玲、橋本愛 という当時注目株の若手女優陣から遠藤憲一、本上まなみ、浅田美代子という安定した中堅実力派、登場シーンは少ないがベテラン、八千草薫、仲代達矢が脇を締める。
辻村深月さんの原作はベストセラーだったので、そこに映像をどう被せてくるかが楽しみだったが、平川監督が脚本デビュー作だったことと東宝の意向もあり、余り冒険をしなかったところが少し残念でもあった。
が、それを原作を尊重した映画と称賛した方も多かった記憶がある。
<2012年10月13日 劇場にて鑑賞>
甘えんな!おっさん
ごめんなさい。甘えてました。甘えついでに“ツナグ”という職業の方がもっと多くなってくれればと願うばかりです。
凍るから危ないね。と人ん家の蛇口を閉める御園奈津(大野いと)。演劇部の親友でライバルでもある嵐美砂(橋本愛)との通学路での出来事。このときの御園がとても良かった。女子高生の素直さ、彼女には「桜の園」の主役を与えてあげたくなりました。タイプはまったく違う二人だったけど、ついおっさん目線で見てしまう。
桐谷美玲も良かった。これもおっさん目線になりますが、田舎から家出してきた純朴な少女。だけど後から話を聞くと、風俗に行く覚悟してたってんだから、世の中わかんないものだ。
仲代達也もいい。「目に見えてるものだけが真実とは限らない。そんなときは心で見るんだ」と歩美(松坂)に言うところ。あぁ、コンフィデンスマンと同じなのね・・・
既視感。
どこかで見たかのような既視感。それでもいくつかの物語が非常に心にくる。特に #橋本愛 さんの演技にちょっと震えた。
ほっこりする
これまただいぶ昔に見た記憶に残る作品。
松坂桃李の演技が好きで、無機質な役が多かったこの頃、ちゃんと感情のある、でも不器用なやり取りのこの作品が、印象深かった。
ツナグ、見て損のない作品です。
ツナグ:大切なことは心で見るんだ【邦画名言名セリフ】
【ツナグ:おすすめポイント】
1.とにかく原作 - 辻村深月『ツナグ』(新潮文庫刊)が素晴らしい!!!
2.第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を取った渋谷歩美役松坂桃李がとても良い!!
3.主役を囲む脇役の俳優陣が凄すぎる!
【ツナグ:名言名セリフ】
1.渋谷歩美役松坂桃李の名言名セリフ
→「僕が使者(ツナグ)です」
→「父さんと母さんが死んだ本当の理由って何?」
→「駄目なんだ一回だけって決まりだから」
2.土谷功一役佐藤隆太の名言名セリフ
→「僕が騙されていて今でもどこかで生きてくれてたらそれでいいんです」
3.嵐美砂役橋本愛の名言名セリフ
→「死んだ人に会わせてくれるツナグって人がいるらしいんだよ」
4.秋山定之役仲代達矢の名言名セリフ
→「大切なことは心で見るんだ」
【ツナグ:個人評価=★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
まあ、内容は想像どおり。 悪くもない、ゆっくり観れる。 観たきっか...
まあ、内容は想像どおり。
悪くもない、ゆっくり観れる。
観たきっかけは、
悪人を見た後、樹木希林が切なくて…もっと樹木希林が見たくて…( ᵕ̈ )
ファンタジー
死者と生者をツナグ役割を松坂桃李が名演。
祖母役の樹木希林より、親友を亡くした女子高生役の橋本愛の演技が良かった。
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