エスケープ・フロム・L.A.
劇場公開日 1996年11月23日
解説
大地震直撃の末、孤島化したロサンゼルスは犯罪者や反逆者の流刑地となった。そして2013年、大統領の娘がその政策に異議を唱え、国家機密を奪ってロサンゼルス島に逃亡。その機密を奪還するために、かつてニューヨークで大統領を救出した犯罪者スネークが送り込まれる。しかし彼の行く手には、アメリカ侵略を目論む悪党クエボが待ち受けていた! 「ニューヨーク1997」の続編となるSFサスペンス・アドベンチャー。前作よりブラックユーモアが色濃くなっている。
1996年製作/101分/アメリカ
原題:Escape from L.A.
スタッフ・キャスト
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2022年5月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
出だしの設定は期待を持たせてくれたけど、ロスに着いてからは練り込みが足りない感じで、どんどん拍子抜けしていく物足りない作品。
勢いだけでDVDを購入。
信頼できるツテからの紹介でなければ
本はまだしもDVDをこういう買い方は
普段しない。
DVDはお気に入りだけを棚に並べたい
という気持ちがあるからだ。
観て気に入ったら買うスタイル。
だが今回は、
簡単な口コミをみても皆が口を揃えて
「スネークと呼べ!」と書いているので
理解したい&言いたい衝動に駆られた。
続編でありリメイクでもあるという…実に新しい。
前作よりもわたしは断然こっちの方が楽しめた。
というか、めちゃくちゃ笑った。
『ニューヨーク1997』はしっかりしたちゃんと観る
作品だったが、こちらは完全に笑わせに来ている。
救ったかと思ったらすぐ死ぬヒロインに
なかなか長めのバスケ、ルームランナー出てきた時は
笑って死ぬかと思った。
足を撃たれた直後にサーフィンまでさせてる…!
漫画のような展開に目が離せない。
大丈夫、大丈夫だから…
監督がサービス精神旺盛なことはもうわかったから…。
わたしは心の中でそうつぶやく。
そしてラストのスネークの渋いこと渋いこと。
もう辞書の"粋"って欄にはスネーク載せとけばいいのでは?
わたしももしタバコを吸うことがあったら
迷わずアメスピ選びます。
スネークというキャラクターに出会えたことが
今はとても嬉しい。
2022年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ニューヨーク1997のレビューの中で「しょうもない続編」とこき下ろしたのですが、再び観てみると、そこそこ面白いですね。
ピントがズレまくっている未来予想図にツッコミ入れながら観てみるのも楽しいかも。
小型になっているとは言え、2013年の時点でデータの読み書きがまだ旧態依然のディスクだとか。
世を欺くためとはいえ、国家の最重要機密がボタン式リモコン操作だとか。
2022年現在、まだあんな高性能で鮮明なホログラム技術なんてないし。できるわけないよ!できっこないよ!だとか。
一人乗りの原子力潜水艦とか、この先何年経ってもできないと思うし。そもそも作らないし。需要ないし。
なのにその超ハイテク潜水艦のモニターが、相変わらず1997年のグライダーに装備されていたローテクと同じぽんこつだとか。
だが、銃器はかっちょいい!
架空銃のコアバーナー、スコープ付きのノンフルートタイプのM629パフォーマンスセンター。
なのに、序盤であっけなくコアバーナーと、カッチョいいコート失うとか、それは無しの方向で!チェンジで!
で、物語をつまらなくしていた要因はひとえに敵ボス・クエボにカリスマたるべく恐怖感を全く感じなかったことかな。
どう見てもショボい雑魚キャラなのね…( ´•д•`; )
1997のデュークでさえ、イマイチだと思ったのに…
ガイド役・エディーの方がラスボス感の不気味さがあったのに。「実はそうでしたぁー!」みたいな展開にすればよかったのに。よくないか…
あと、クライマックスも、イマイチ面白みに欠けるのな。バスケだとか、その後のお祭り騒ぎだとか。(別にバスケをバカにしてる訳じゃない!)
そう!この映画、クライマックスを用意しすぎなの!サービス満点なの!
「これがええんか!これがええのんかー!」と言わんばかりに。
そこが物語を散漫、饒舌とさせすぎて、面白みを欠いてしまった最大の原因かも。
バスケの次はサーフィンとか、鳥人間コンテストだとか。←な… 何を言っているのか わからねーと思うが
そのサーフィンと、鳥人間コンテスト。あの特撮、あれはあれでいい味出してましたけれど。(予算が悪いんやで…予算が…)
にしてもスネーク、みっともなく拉致られすぎ!
歴戦の戦士のくせして、うっかりにも程があるんじゃね?
よくもまぁ、あれで熾烈な戦場で生き抜いてこられたもんだ。
して、1997のハロルドといい、今作のマローンといい、裏切られすぎ!よっぽど人望ないの?
オフェンスに特化して、ディフェンスがまるでガバガバなタイプなの?
肝心のラストは1997以上に、二重三重にニヤリとさせられるものの、スネークさん、それはちょっとそれはやりすぎやで!の感が。やはりオフェンス上等の人なのね。
して、ようやくの出番の伏線マッチ。
映画のヒーローって、ほんっとタバコ美味しそうに吸うのな。
喫煙者だから、あの一服の美味しさはなんとなくわかるのねん。
吸いたくなった時に持ってない、拾いタバコなんて、最高のご馳走ですもん。
脱線しますが、『孤狼の血 LEVEL2』観てる最中なんて、タバコ吸いたくなってたまりませんでした。
閑話休題。伏線といえば「背が低い」問題。あんだけ言わせてんだから、ストーリーに何か絡めてるかと思いきや、投げっぱなしの自虐台詞なのねん。
スネークを冒涜するような小芝居はいらんねん!
あと、エンドクレジットのデスメタルっぽい音楽は蛇足だったかなぁ。
今作でも、かっちょいいテーマ音楽用意していたのに。勿体ない。
書き終えてみたら何のことはない、やはりこき下ろしレビューなのね…(^_^;
2022年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
続編映画だが前作「ニューヨーク1997」を見なくても今作だけで楽しめる。
メタルギア要素として前作以上に小島秀夫が影響を受けている部分が多く感じた。
ストーリーは前作とやっていることがほとんど同じ、ただ中盤に中だるみを感じてしまった。
最後にスネークのとった行動と台詞がかっこいいので最後までは見てほしい。
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