ハングリー・ラビット

劇場公開日:

ハングリー・ラビット

解説

殺人の罪を着せられた男が闇の組織に単身挑む姿を、ニコラス・ケイジ主演で描くサスペンスアクション。監督は「バンク・ジョブ」「世界最速のインディアン」のロジャー・ドナルドソン。妻が何者かに暴行され怒りに震えていた高校教師ウィルは、「奥さんを襲った相手を代わりに殺してやる」と言って近づいてきた謎の男サイモンの提案を受け入れてしまう。しかし半年後、今度は自分が他人の代わりに人を殺すよう強要される。それを拒否したウィルは殺人の罪を着せられて追われる身となり、謎の巨大な組織と戦うことになる。共演に人気TVシリーズ「マッドメン」のジャニュアリー・ジョーンズ、「メメント」のガイ・ピアース。

2011年製作/106分/G/アメリカ
原題:Seeking Justice
配給:ショウゲート
劇場公開日:2012年6月16日

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(C)2011 HRJ DISTRIBUTION, LLC

映画レビュー

3.5みどころ・つっこみどころいっぱいの王道B級ニコケイ映画!

2012年6月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

ニコケイが、またやってくれました。今回は、細い銀縁メガネでシェイクスピアを熱く語る高校教師。広くなった額にシワを寄せ、苦悩する姿が何とも…ヒーローでも凡人でもなく、やっぱりニコケイそのもの、なのでした。
妻が暴行され、私的制裁組織に巻き込まれていくまじめな高校教師・ニコケイ。冒頭からいきなり始まる殺人の連鎖は、あれよあれよと大暴走へ。代理殺人の実行者たちは、組織側が告げる相手の素性を鵜呑みにしていたようですが、せめて知的な(はずの)ニコケイには、相手のことを自力でリサーチしてほしかったです。もちろん、行動の前に!
そんなニコケイはおろか、組織も意外にスキだらけ。とはいえ、なかなか全貌が見えず、身近なあの人や目の前のこの人も実は組織の人間か、という薄気味の悪さがじわじわと…。折しも、関係者が次々と逮捕されたオウム事件が連想されましたす。嘘っぽさ・薄っぺらさがかえって生々しく、あっさり笑い飛ばせない怖さ・重さがあります。
同じ私的制裁でも、「ブレイブ・ワン」のジョディ・フォスターのような悲壮感やストイックさがあまり感じられず、様々な立場の人々がうごめきドタバタと展開します。その分、私的制裁や暴力についてざっくばらんに語り合うには、意外に良い映画かもしれません。たとえば、ニコケイの教え子のような若者たちに「この物語で悪いのは誰と誰だと思う?」「どうすればトラブルは避けられた?」などと尋ねたら、様々な答えが飛び出しそうです。ニコケイが妻に高価なネックレスを贈らなければよかった、なんて答えもあるかも。
また、この映画は、様々な作品との二本立てが楽しめそうな点も魅力です。ぱっと浮かんだのは…。
1 代理殺人・東西対決
(廃墟となったモールでの激闘は、香港映画を思わせました。):本作&「アクシデント」
2 アジアンテイスト・ニコケイ二連発:本作&「バンコック・デンジャラス」(リメイクではなく、アジア映画の中でニコケイを観てみたい気もします。案外しっくりはまりそうな…。)
3 ニコケイ私的制裁二連発:本作&「キック・アス」(裏テーマは、カッコ悪&かっこよすぎニコケイ!)
…そして、なるほど!とうならされた同行者の発案は、
4 私的制裁・(一応)法的制裁対決inニューオーリンズ二連発:本作&「ニューオーリンズ・トライアル」!(裏テーマは、「ニューオーリンズって、ホントにそんな街?」)
…本作だけでもかなりニューオーリンズのイメージが歪むような気がしますが、ニューオーリンズの方々はこういった映画に文句を言わないのでしょうか? 日本の某都心だったら、絶対一悶着ありそうな気がしますが…。
…と、つっこみつつも楽しくなる、王道B級映画でした。連想妄想が際限なく広がるこういう作品、けっこう好きです!

長い蛇足:ちなみに、この手の映画には珍しく、原題よりもカタカナ邦題が断然ぴったりでした。「ウサギ」は、なぜか謎めいたものを連想させます。不思議な国のアリスのせいでしょうか? いやいや、映画の世界で「ウサギ」と言えば…。あの「ドニー・ダーコ」の銀色ウサギに、久しぶりに会いたくなりました。第5案:「ウサギ二連発」も良いですね。

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cma

3.5空腹のウサギは?

2023年10月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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カズユキ

5.0迷ったニコラス・ケイジだが誘いに乗ってしまう。 この映画はジャンルで言うとサスペンスである。 終盤近くまで展開が予測できなかった。 面白く見れると思

2022年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

萌える

動画配信で映画「ハングリー・ラビット」を見た。

劇場公開日:2012年6月16日

2011年製作/106分/G/アメリカ
原題:Seeking Justice
配給:ショウゲート

ニコラス・ケイジ
ジャニュアリー・ジョーンズ
ガイ・ピアース
ハロルド・ペリノー
ジェニファー・カーペンター
ザンダー・バークレイ

ニコラス・ケイジは高校の教師。

街のチェスクラブで数局チェスをしている間に、
仕事から帰宅中の妻が暴漢に襲われ強○されてしまう。

妻役のジャニュアリー・ジョーンズは本名らしい。
なかなかの美女である。

事件に遭った妻はもちろんのこと、
夫にも大きな心の傷となった。

妻が入院する病院にいるとき、
ある男(ガイ・ピアース)がニコラス・ケイジに近づいてきた。

犯人を懲らしめたいのなら力になる、
見返りはちょっとしたお手伝いだ。
迷ったニコラス・ケイジだが誘いに乗ってしまう。

この映画はジャンルで言うとサスペンスである。

終盤近くまで展開が予測できなかった。
面白く見れると思う。

最後の最後のオチは予想がついたが。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0空腹なウサギは飛ぶ

2022年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2022年3月20日
映画 #ハングリー・ラビット (2011年)鑑賞

#ニコラス・ケイジ と言えば、巻き込まれ率100%男

今作でも、レイプされた妻の復讐を依頼しただけなのにややこしいことに巻き込まれちゃいます

#トビー・マグワイア が製作でクレジットされてます

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とし