パシフィック・リムのレビュー・感想・評価
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日本のロボット特撮作品をハリウッドの技術で本気で作ったらこうなるんだな
友人からの勧めで鑑賞。
ロボットアクション映画であるというくらいしか事前知識はありませんでした。
観てみてビックリ。まるで日本のロボットアニメや特撮作品のようなアツくて迫力のあるロボットバトル映画で、ところどころにデル・トロ監督が日本のサブカル的ロボット作品に影響を受けているというのが、敵として登場する巨大な生物を「KAIJU(怪獣)」と呼んだり、日本人女優の菊地凛子がメインキャラクターとして出演しているなどの日本的な要素からも伝わってきます。最新のVFX技術によりバトルシーンも大迫力。日本人にも比較的受け入れやすい作品のように感じました。
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2013年に深海の裂け目から突如出現した巨大な怪物「KAIJU」。人類は存亡のために団結し、KAIJUに唯一対抗できる人型戦闘兵器「イェーガー」を開発する。最初のKAIJUの出現から10年の月日が経った時、KAIJUとの戦いによって兄を喪った元イェーガーパイロットであるローリーの元に再びパイロットになってほしいとの依頼が来る。失意のどん底にいたローリーであったが、再度パイロットとしてKAIJUに立ち向かうことを決心する。
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この作品の監督であるデル・トロ氏は、「マジンガーZ」などのロボットアニメや「ゴジラ」などの大怪獣映画が大好きで、自他共に認める「オタク」監督です。このパシフィック・リムを「子供の頃からの長年の夢」と語るくらいに怪獣とロボットを愛し、ありったけの情熱を持って映画を作り上げてくれました。
この映画は冒頭から結末まで、息をつく間も与えない怒涛の展開と圧倒的な情報量が押し寄せてくる。上映時間は130分の内容だが、とにかく展開が早くてダレる隙を与えないくらいに盛り上がる場面が連続で繰り広げられるので、実際の上映時間よりも長く感じました。もちろん退屈だから長く感じたのではなく、ストーリーや展開の密度があまりに高いため長く感じてしまうのです。
最近見た映画だと、日本のアニメ映画「プロメア」と似たような作品に感じました。こちらの作品もとにかく展開が早くてとことん熱血で、製作陣の情熱までもが伝わってくるぐらいアツい作品です。パシフィック・リムが面白いと感じた方には「プロメア」もオススメです。
例えるなら「日本のロボット特撮を超一流の監督と超一流の俳優陣と超一流のスタッフが作成したらこうなった」という感じ。
めちゃくちゃ面白いです。本当にオススメです。
ギガンティックドライブ遊びたくなるね!
日本へのリスペクトが嬉しい!
「怪獣」というワードや、菊地凛子さん、芦田愛菜ちゃんのキャストなど日本に対するリスペクトを感じられたのは非常に嬉しかったです。芦田愛菜ちゃんはセリフこそなかったもののいい表情してましたね〜。ハリウッドでもあれだけの演技できるのはスゴいですね。
終盤からようやく本格的に展開し始めた怪獣vsイェーガーの戦いは思いの外、肉弾戦だったけど、迫力があった。もっと、対決シーンにボリューム割いても良かったかなと。
逆に、気にかかった点もいくつか。。まず、日本語の使い方。なんでこのタイミングで!?の連発。あと、使うならもうちょっとナチュラルな日本語にしてほしいなぁー。
あと、最後まで、二人で戦う必要性を感じなかった。なにか役割分担して戦うスタイルだったら、全然いいんだけど、二人揃って同じ動作しているだけだったから、これだったら一人で、良かったんじゃ・・と感じた。立って戦う姿もあんまり様になってないかなー。。イェーガーともシンクロして同じ動作で、攻撃するスタイルなので、なんかゲーセンのゲームみたいに見えてしまった。
悪い点が数多くでたけど、なんだかんだで、面白かった!
音楽聞くとゾクゾクする数少ない作品
期待して見に行って期待以上なのは久しぶり。
ずっとテンション上がりっぱなし。目も潤みっぱなし。
感動しすぎの洪水で最後決壊しました。
英語で真面目に「KAIJU」と言ってるのは、笑いより感動が大きいし、
パイロット二人が乗り込むコックピットは、さながらマジンガーZ。
何しろイェーガーがカッコイイ。
ジプシーデインジャー(米)
ストライカーエウレカ(豪)
クリムゾンタイフーン(中)
チェルノアルファ(露)
コヨーテタンゴ(日)・・・※早々に敗退が残念
南米とか東南アジアも作って出せー、もっと種類見たかったゾー。
そして最後の砦、香港に集結し、「KAIJU」を待ち構える。
この基地でのイェーガーのドックとかもテンションアゲアゲ。
KAIJUとの戦いは飛び道具少なくて、割と肉弾戦。
プロレス見てるみたい。しかし、KAIJUが強すぎ。
KAIJUもイェーガー対策の体質になっていくし、
それでなくても戦いは海ばかりでイェーガーは不利。
でも最後には人間側が勝つ。その過程も理路整然としていて、
戦いの当事者以外の人物(研究者)の活躍とか、
その活躍もイェーガーの仕組みを利用してたりとか、
ご都合主義と思われようが、徹底した勧善懲悪?なのが素晴らしい。
アメリカらしいのは間違いないが。
犠牲もかなり多いが、その犠牲の上にモチベーション上がるので良し。
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劇場(初めてのIMAX3D)にて鑑賞。圧倒的な迫力で基地内等、ブルーバックでの撮影を思わせるシーンも違和感無く観れた。設定や作品の背景等はタイトルコール迄の数分内で簡潔に紹介され、出し惜しみする事無く“怪獣”も早々とこのシーケンスでお目見えする。パイロットがやられるシーンが痛々しかった。製作陣の日本への造詣の深さは認めるが全篇を通し日本語が変で、母国語である筈の“森マコ”役、菊地凛子の発音にも違和感を憶える。次々登場する“怪獣”の形状もジックリ観せて欲しかった。続篇の制作が決定している。70/100点。
・ご都合主義的なストーリーや粗を捜すより、作り込まれた画面や世界観に身を委ねるべし。エンドクレジットは『スカイライン-征服-('10)』を彷彿させるが、その後のおまけ的なシーンも有り、サービス精神満点。贅沢な事に3Dで判り辛い画面が数箇所あり、次の機会には2Dで観たい気になる。
・音楽を始め、ドリフトと呼ばれる“イェーガー”とシンクロする設定やそのデザイン・世界観等、アチラコチラに日本産特撮モノやアニメの影響が見受けられ、スタッフロールにはJ.キャメロン、D.クローネンバーグと共に永井豪(ダイナミックプロ)がスペシャル・サンクスとして、富野由悠季はベリー・スペシャル・サンクスとクレジットされている。亦、“モンスター・マスター”として、R.ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧げられている。
・鑑賞日:2013年8月10日(土)
ロボット・怪獣映画ファンにオススメ
どうにも気になることがある
物の強度に関して。
あんなに繊細な作りの拳で怪獣を殴ったら、拳の方が潰れるんじゃないか?
投げ飛ばされる度にビルや建造物をぐしゃぐしゃ潰すわりに、船で叩かれるとダメージでかいのか?
やっぱり怪獣を殴る拳はマジンガーZのような無骨な鉄の塊でないとダメージ与えらんないでしょ。
と思ってしまう。
このロボット群がどうにも肉弾戦向きに造られてるとは思えない。
チェルノは別だけど、見た目よりも柔だった。
でも、それ抜きにすれば楽しめた。
イマイチ
男の子はみんな大好きロボット映画!
しかもこの映画の監督さんは日本が大好きだという。もうこの時点で、この映画は約束された神映画であると言えるでしょう。
しかし、では何故星2評価にしたのか、それは単純に私の思い描いていたロボット映画ではなかったからです。
この映画には魅力的なロボットが数体登場しますが、殆どがやられ役で見せ場がほぼないです。確かに映画の尺的に早々に退場させて主人公にスポットを浴びせたかったのでしょうが、私が観たかったロボットは『ここは俺に任せて先に行けー』的なやつで、怪獣の強さを見せつけるためだけの雑魚役にロボットを使ってほしくはなかったです。
私が望んでいたのはお互いズタボロになりながら最後は刺し違える覚悟で敵を倒す。(主人公だけでなく全員が)そんな戦いです。
ただただ残念な作品ですね。
随所に感じられる監督の日本愛
全体的にさすがハリウッドと言わざるを得ない
脚本はもちろん構成もハラハラさせられた
女性が観ても充分満足できる作品
菊地凛子演技力はもちろんはまり役だった
最後の「先生、愛しています」
の英訳表示がない
日本語が好きなひとにのみ伝わる素敵な演出だと感じた
んー…絶賛する程とは思わない。
元々、怪獣映画とかは然程興味がないのもあると思うけど、ロボットアニメとか その辺の類いは 興味がないので、興奮することもなく 普通に鑑賞。
あ、でも「トランスフォーマー」みたいな意思を持ったロボット(トランスフォームするところとか)は結構好きですね!
今までスルーしてきていた作品なので、別に観なくても良かったかな~とは思いますが、良かった点は、男女の恋愛の下りがなかったことかな。
壮絶な過去を背負いながらも、1つの目的に向かい 一丸となって戦う所は良かった。
ただ、突っ込み所も満載なので、ロボットや怪獣が好きで、盲目的な信者の為の作品なのかなぁって。
日本人が(主要キャラとして)全面に出てくると、ショボく感じるし 日本向けの作品なのかなぁ…。
こういった作品を、海外の人達が観て 興奮するとは思えない。
怪獣やロボット、アニメの文化をリスペクトしているのだろうと思うけど、こういったものが本当に好きな人達の為の作品なのかなと思う。
日本寄りに作ってくれてありがとう
日本人としては嬉しい作品ですね。
ハリウッド版 怪獣映画
この内容に新鮮さを感じられない
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