パシフィック・リムのレビュー・感想・評価
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内容は薄いです
「IMAX3Dで観るべき」という声を見かけたので車を1時間飛ばして行ってきましたが、う~ん正直あんまり違いがわからなかった。。。(本編入るまでの映像からはIMAXの凄さが伝わってきてワクワクしたのだが。)まあ、トイレで並んだ若者二人が「IMAXはやっぱり綺麗だな」と言っていたので映像や音響の受け取り方は至極人によりけり、という事かと。 さて本編ですが、映像の迫力はあったがいかんせん「中身が薄い」。 映像に慣れてきた中盤からはあくびも出る始末。B級映画のストーリーやね。もう少し脚本にも力を入れてほしかったと思う。 ※巷で言われているように芦田愛菜ちゃんの演技は確かに素晴らしかった。迫りくる怪獣の恐怖がこっちにもビシバシ伝わってきた熱演でした。
原作モノでないのが唯一の欠点か
オレはロボットものには、ほとんど思い入れはない。
「ガンダム」「エヴァンゲリオン」知ってはいる。
それよりも「ときめきトゥナイト」のエンディングにどきどきしたガキであった。
本作はどちらかというと、怪獣映画がベース。
だからストーリーはツマンネ、でよいのだが、ロボットもの、として見るとそうはいかない。
結果、デル・トロだからこそ、ここまで出来た!
というべきか、
デル・トロでもってしても、ここまでしか出来なかった。
のどちらでもとれるようなデキになっている。
まず普通にロボットの造形は、現在の街並みで大暴れを想定したもので
超未来なデザインにしなかったことは明らか。なのでロボットがかっこ悪い、かっこいいは見る側のキャパの問題である。
第一怪獣映画とすると、ロボットはむしろあのくらいのアナログ感が必要だろう。でなければ、ロボットが超必殺技を持ってそうだったら、もうそれで終わりだからね。
またロボットがちゃんと怪獣と戦って、ちゃんと負けるんだから文句はない。それぞれの戦闘シーンにちゃんと見せ場と驚きがあり、怪獣が振り返ったら、ジプシー・デンジャーが仁王立ち、なんて震えてしまうほどかっこいい。
しかし、気に入らない点も多い。
怪獣映画だったら、ストーリーはつまんない、が日本の怪獣映画の定番で、デル・トロがそれに倣った、とは言わないが、ストーリー自体に盛り上がりがないのは大きなマイナス。
デル・トロの映画が全部ストーリー性のあるもの、とは決して思わないが、本作はちょっと彼の他の作品と比べて、面白くない。
というか、構成が本作はダメなのか。
まず最初に悲劇があり、再びパイロットとして、デンジャーに搭乗する流れがあっさりすぎる。通常ここは映画の中盤のハイライトになるようなところなのに、最初に持ってきていているのに対して、中盤のドラマがごっそりないため、香港の戦闘シーン自体はものすごくかっこいいが、かっこいい絵を見ているだけ、なのも確かなのだ。
また最後、ネタバレだが、デンジャー自体を自爆させて、異次元のルートをふさぐのだが、デンジャーの自爆になんの感傷も抱かないような終わり方はイカンのではないか?
「デンジャー、いままでありがとう!」
こういう思いが込みあがってくるようなモノでないといけないのではないか?
かっこいい絵を撮るのはもうまったく文句の一つもない。
しかし絵だけなのだ。
正直、今どきのガキや、今どきのオトナのガキは、これで本当に満足はしていないだろう?
だから、なおさら思う。
ここまで巨額の製作費をかけて、ここまでかっこいい絵が撮れたのであるならば、なぜ原作モノでなかったのか?
原作モノであれば、間口は狭いかもしれないが、感情移入はしやすいと思うし、そもそも間口の狭いジャンルなのだから、オリジナルで作ることが逆に「冒険」あるいは「暴挙」とは思う。もちろんその姿勢は素晴らしいものだと思うが、結果として、絵だけの映画になってしまったのだから、原作モノでいってほしかった、と思う。
まあ、どんな原作ものでも、オレはモトネタはわからないんだけどね。
本作については、ここは、やはり
「よくぞ」
というよりも、
「もっと!」
と欲張ってもいいんじゃないだろうか?
没入できなかった
ハリウッドが真剣に、ガンダムとウルトラマンを合体した実写版を作った。 映像的には本当によく出来ていると思う。 ただ世界観がちょっと合わなかった。 環太平洋沿岸防衛組織(パシフィック・リム)にしては、規律が守られなさすぎてないか。 上官も兵士達も、もう少し軍隊としてのロジック、考え方で行動した姿を見せてほしかった。
ロマンが詰まった最高の作品!
•最初のロボットに乗るまでのシーン、bgmが最高に合っていて鳥肌‼︎めっちゃ見入ってしまった‼︎
•戦闘シーンも迫力があって良かった!
•ロボットが出る映画あんまり見てこなかったからこれから見ていこうと思う、、
•怪獣が出る映画ではトップクラスに好きだった!
出った~、これだよ!俺が見たかった怪獣映画は!
何度見ても面白い!まさに自分が求めていた真の怪獣映画が、ここにある! 幼少の頃に見た、あのゴジラの興奮そのまま・・・いや、それ以上に熱くなれる怪獣好きのための映画!さすが、日本通(オタク?)の監督のなせる技です。 巨大ロボット対怪獣の対決。一言で語れてしまう単純な内容ですが、昨今のアメコミヒーローものと違い、全くオリジナルの作品で思いっきり楽しませてもらいました。 とにかく、映像がすごい。 まるで、その場に存在しているような怪獣による破壊、そしてロボットとの対決! オリジナルだけでなく「マジンガーZ」や「ライディーン」の実写版とかやってもらいたいですね~。 ただ、一つ文句を言わせてもらうなら、設定の中でまなちゃんが、13歳(16歳?だったかも)・・・そりゃ、ないって! そして、最後に一言。 この作品の音楽、未だにいろんな所で耳にします。緊張感漂う迫力のサウンドって感じでしょうか。映画館で見た時には、お腹にズ~~~ンとくる音が、また最高でした。
ウエスト絞ったマッチョなロボット
KAIJU、イェーガー、ロケットパンチ。 これだけでもうワクワクする。 二人で操縦するシステム。見た目には戦隊ものっぽい動きかな。 心とか記憶とか同期して影響しあうシステム? 秘密がバレるだけのさらざんまいより大変そう。 アメリカ映画にありがちな恋愛要素がないのが良い。 菊地凛子は林原めぐみなのね。 アップライジングの新田真剣佑は本人なのに。
幼い頃の芦田愛菜さんが巨大な怪獣に襲われる場面は満点
ネットフリックス配信をプロジェクターで大画面で視聴した。 特に芦田愛菜さんが登場するシーンは迫力満点。 日本語吹替版では『ガンダム』のアムロ(古谷徹)とシャア(池田秀一)、『エヴァンゲリオン』の綾波レイ(林原めぐみ)の声が聞けるのは嬉しいポイント。 巨大ロボットのディティールや重厚感は素晴らしい。有りそうであまり無かったパートナーと一緒に操縦する仕組みで新鮮さがある。 科学的な設定以外はリアルで迫力がある...子供向け。 巨大ロボット作品でよくある大人向けのエロティックな要素は皆無だから安心。 巨大生物と巨大ロボの戦闘シーンの撮り方も敢えてのことだろうけど、カメラが寄りすぎて何をしているのか見えにくくわかりにくい。 ラストのベタな展開と雰囲気に苦笑。 それもつかの間、エンディングのカッコよさには釘付けになるし、エンディング後のオマケが一瞬ホラーと見せかけてコメディで心がほっこりした。
マスタースレーブ型大型ロボット対怪獣の激突
何回も見てるが、何回見ても気持ちいい。こんな巨大なロボットが、自重で関節が壊れない訳は無いとか、腕振り回したら手がもげそうとか新素材無いときついなぁと理性では考えても実際に映像見たらほんとにこんなリアルなロボがいる、もしくは将来現れるに違いないと言う実感を得られた気がする(異次元人の新素材手に入れたとかそういう辻褄は入れといてほしい気はしたが、まあそこはやり過ぎないのが正解かも)。
また、敵が怪獣というところもまるで昭和のウルトラマンか何かを見てるようで懐かしくもあった。特に怪獣を何度叩いてもダメージを受けない感じのハラハラ感が良い。この監督どんだけ怪獣映画好きなんや、と…。
もっと小さくて良いので、将来的には実用性のあるマスタースレーブ方式の遠隔ロボットできたらいいですね。
海を越える握手
付き添いで観に行って、も~う最~高~だった作品(笑)。 感謝の気持ちでいっぱい! 【♪海を越える握手】 監督がスクリーンの向こうから、5秒に1回右手を差し出してくるのがわかる。 ロボットの発進準備、「ワクワクしない?」右手 パイロットの搭乗準備、「ワクワクしない?」右手 大嵐をものともせず出撃、「ワクワクしない?」右手 突如襲い掛かってくる恐ろしい怪獣、「ワクワクしない?」右手 これが2時間続く。 なんかもう、そのド直球なサービス心と、とんでもなく手間ヒマかかった映像が、愛おしくて愛おしくてたまらないw。 私、マーベルとかトランスフォーマーとか全然興味ないんだけど、これは別バラで楽しんじゃった。 劇中で出てくる「ブレイン=ハンドシェイク」という用語がズンと胸に来た。 産まれや育ちの違う二人が、過去を共有し合ってイェーガーを操縦する仕組みのこと。 これ、「マジンガーZやガンダムを子供の頃から大好きだったボクたちなら、年齢性別人種国籍を越えて仲間になれる!」という希望なんだね。 泣く!こんなん泣く! どんだけ優しいんだよ、 どんだけ純粋に、コンテンツの力を信じてんだよ!? でも、これは実感あるわ。私も音楽でいろんなひとと仲良くなれたし。 しかもメキシコからアメリカに渡って、力を尽くし何十年もかけて、日本のコンテンツに返礼をくれたという暖かさ。 宇多丸さんの言葉を借りれば「ここまでしてもらって文句なんか言ったらバチがあたる」。 【ここに怪獣あり】 監督曰く、「これはロボット映画でなく、怪獣映画だ」とのこと。 筒井康隆のショートショート『ここに恐竜あり』を思い出した。 商業用マスコットにされ飼いならされたイメージを払拭するべく、生き残ったティラノサウルス(小説家の隠喩)がドギツいスプラッタ惨劇を繰り広げるというお話。 デル=トロ監督も、本作で怪獣の"美学"を再生復興し、後の世に伝承しようと願ったのかもしれない。 怪獣たるもの、このように登場し、このように闘い、このように倒されるべし。 作品化して刷新し、新たな命を吹き込んで延命させる。 苦心のクリエイターが本懐を遂げた、祝福されるべき一本! 心から、ありがとうございますm(_ _)m 忝いッ! ただゴメン、ホラーとグロいのNGなのでミミックはパス(^^;)スプライスは頑張って観たよ!!
何で、劇場で見逃してしまったのか
数年後に観て悶絶した。悔やんでも悔やみきれない。 でもデル・トロはずうっと観察し続けようと思う。もし、第3作があるのなら、ぜひ本人が監督してほしいけど。
映像の映画
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何か怪獣が地球を襲って、地球側は何かエヴァみたいな感じ。
そして結局勝つ。
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映像はすごく綺麗だったが、TVで見たので感動も半減。
菊池凛子がいい役で出てた。
見飽きることのない造形と戦闘シーン
怪獣たちの造形や動きへのこだわりがビシビシと伝わってくる。 しかし、私としては何と言っても巨大ロボットに興奮をおぼえる。巨大ロボットの質感、重厚さとブリキ感が絶妙なバランスで作られており何ともいえない。操縦方法も近未来的な面だけでなく、体を使ったアナログさがあり観ていて飽きない。 そして戦闘シーンも凄い。ロボットのダメージが操縦者にフィードバックされる。そして敗れた操縦者たちの最期への容赦なさ、永井豪の漫画を想起させる。そうした一つひとつが何ともぐっとくる。 しかし、何気にこの作品の一番良い所はストーリーではないだろうか。世界観や登場人物をきちんと描きつつ余計な寄り道をすることはない。戦闘シーンも中断されることなくたっぷり楽しめる。このような作品はそういったことが一番大切だと教えてくれる作品だ。
マコ、抑えて
ギレルモ.デル.トロは、間違いなく世の中の男と一部のオタク女の夢を具現化出来る唯一のフィルムメーカーでしょうね。ここまでやりきったら気持ちいいわホント。ストーリーや音楽、キャストや演技も大変素晴らしく何処にも隙がない。誰がここまでロボットに乗って人間が怪獣を倒す映画を作れるというのか?その他の作品もホント好みで大好きだねこの監督。 多分、この映画を観た誰もが感じた事だと思うけど、日本原作のアニメをハリウッドで映画化して欲しいNo. 1監督でしょう。特に無理だと言われてるGANTZを是非実写化して欲しいね。でも、日本人キャストを採用するのは構わないけど、芦田愛菜は兎も角、菊地凛子をキャスティングしたのは何でなの?もっと英語が話せて綺麗な俳優居るでしょ?彼女を日本代表みたいな感じに思われる事は、個人的には勘弁してほしいね
男の子の夢の結晶‼️
この作品は男の子の夢の結晶‼️小さい頃夢中になったガンダムやマクロスなどのロボットや、ゴジラ、ガメラなどの怪獣たちをハリウッドの最新技術の映像で観たい‼️傑作「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、そんな男の子たちの願いや夢を叶えてくれた宝物のような作品です‼️確かにこの作品以前にもそれらしい作品はありました‼️ハリウッド版「ゴジラ」は怪獣というより巨大生物‼️「トランスフォーマー」は金属でできた変身型生物かな。やはりロボットは人間が乗り込んで操縦してこそロボット‼️喋るなんてもっての外‼️そういう意味でもこの「パシフィック・リム」はドツボにハマった作品‼️まずロボット、この作品ではイェーガーと呼称されますが、ネーミングのセンスが抜群‼️ジプシー・デンジャーはじめ、クリムゾン・タイフーン、チェルノ・アルファ、日本製のコヨーテ・タンゴなど、その名前を聞いただけでワクワクします‼️デザインもガンダムやマクロスにオマージュされてて胸アツ‼️そして武器や必殺技‼️腕部に内蔵されたプラズマ砲や、肘部に備えたロケット推進機によるロケットパンチ、腕に収納された二股の刃スティングブレード、胸部からの6連発ミサイルランチャーなどなど、これまたハートを鷲掴み‼️そして操縦スタイルも二組の人間がパイロットになり、パイロットの動作をイェーガーに伝達、二人組のためお互いの意識をシンクロさせる必要がある‼️このシンクロの際、パイロットの潜在意識が露呈する事があり、この部分がこの作品の人間ドラマの核を成している‼️パイロットの二人、ローリーは過去の戦いで兄を犠牲にした事がトラウマ、マコも幼い日のカイジューの襲撃で家族を亡くした事がトラウマ‼️このそれぞれのトラウマをお互いがフォローし克服、成長していく優れた人間ドラマでもあるのです‼️二人のパイロットを乗せた頭部が胴体に合体、二人の息もピッタリの動作でカイジューを撃退するシーンは、ホント気分爽快‼️カッコいい‼️カイジューも「ガメラ」シリーズのギロンやギャオス、「ウルトラマン」シリーズの怪獣にヒントを得たり、オマージュを捧げたりしているデザインなので、それを探すのも楽しい‼️そしてカイジューの死骸から内臓や脳、皮膚や骨などを密売する闇市の問題なども、世界観としてヒジョーに興味深いものがありました‼️まさに黙示録の世界➕男の子の夢の世界‼️そんな男の子の夢の世界を実現してくれた、同じく "男の子" なデル・トロ監督に拍手‼️
そこはローテクとハイテクの世界だった。
この映画の内容にオリジナル性は少なく 設定や美術デザインに新しさは見えない。 人型ロボット(イェーガー)本体はかなり弱く 1000体は無いと地球は守れないのではと感じた。 人間ドラマとしての表現は薄く感情は動かない。 スゴ〜ク強そうな乗組員の乗る人型ロボットも「あれ?」って思うほど、呆気なくやられてしまい、同じく環太平洋防衛軍の危機管理は薄く「あれ?」っていう間に危機に陥る。ローテクであってハイテク、その地球の文明は進んでいるのか進んでいないのか中途半端な表現をしている。観ていて20世紀のSF映画の集大成の印象を感じた。加えて「勝利の後には晴れた地球になる」お約束まで用意されている。とはいえ中高生はかなり楽しめると思う。 あえて何の映画とは書かないが、 かなり多くのSF系映画の要素が見える。 見える人ほど純粋に楽しめないと思う。 ※
日本語吹き替え版にまでこだわりとオマージュ
普通に楽しめましたが、一部の熱狂的な礼賛ぶりはちょっと理解できません。 林原めぐみ、古谷徹、三ツ矢雄二、池田秀一と、旧世代のロボットアニメの象徴的な声優を起用しており、吹き替え版では「ロケットパンチ」という技まで登場し、我々オヤジ世代を直撃する内容です。 ハリウッドで怪獣対巨大ロボットを映画にしたらこうなる。という成功例でしょう。 どうして日本でこれが撮れないのか、現世代のアニメ、ゲームクリエイター達は反省して欲しいです。 ギレルモ・デルトロの音声解説では、横山光輝、本多猪四郎、円谷英二、大友克洋、永井豪などの特撮、アニメに足跡を残したクリエイター達の名前が上がっており、彼がいかに日本の怪獣映画や、ロボットアニメを愛していたかが十分に伝わってきます。 ただし、本作の主人公は、どこにでもいる正義感の強い少年ではなく、マッチョなイケメンで、映画としての完成度にこだわっています。 別におもちゃを売ることが目的の作品ではないのですね。 ものすごい臨場感で繰り広げられる戦闘シーンは、リアルに見えることにこだわり、逆にキャラクターの描き分けはタイピカルで浅い。 唯一、菊地凛子演じる森マコのみ、やや複雑な生い立ちや、心理描写がなされているようです。 不思議なのは、日本語吹き替え版で菊池本人ではなく、林原めぐみが森マコを演じていることですが、字幕スーパー版で確認したところ、菊池凛子がたまにしゃべる日本語の演技は不自然で、上手に演じているようには見えません。 賛否が別れてもおかしくない起用ですが、本人も、林原も、本作のファンもみな納得しているようです。ちょっと珍しい例ですね。 例えるなら、歌唱シーンのみ本物の歌劇俳優を起用した「ラプンツェル」のようなものですか。 40台前後で、子供の頃特撮やロボットが好きだったオヤジは、きっとはまれる映画です。
脚本は…うーん
とにかくBGM・映像が大迫力で好き!という事で子供の頃から何回も観てました。 大人になってからもう一度見返してみると内容薄く、設定などガバガバな事に気付かされます。 イェーガーは信頼関係が必要な乗り物なのに、息子を叱れない親とその息子は乗りこなしてるの何故……とか、 ローリーと森マコは出会って何日経ってるか知らないけど、赤の他人同士がそんな息合うのか??とか… 多分、映像では写されてないところで色々とあって信頼関係が生まれたんだよ!妄想して!って客に丸投げされてますね。 細かいところ上げたらキリがありません…でもこの映画すごい好きなんですよね…思い出補正でしょうか。
【日本の怪獣映画&巨大ロボット(ガンダム・・・)映画を合体し、世界に発信した記念碑的作品。ギレルモ・デル・トロ監督監督には感謝の念しかない・・。】
■日本のアニメや特撮映画への愛を公言するギレルモ・デル・トロ監督が本領を発揮。 巨大ロボットと怪獣の血沸き肉躍る戦闘シーンは、否が応にもテンションが上がる。 ■深海から突然出現した巨大生命体・KAIJU。 人類は人型巨大兵器・イェーガーを開発してKAIJUに抵抗するが、徐々に劣勢に立たされていく。 人類の滅亡が迫る中、元パイロット・ローリー(チャーリー・ハナム)や実戦経験のない新人・森マコ(菊地凛子)たちは最後の作戦に打って出る。 ◆感想 ・ギレルモ・デル・トロ監督の、日本の特撮映画愛が、爆発している作品である。 ・観ている側は”このような作品を観たよなあ。。”と思うシーンが多数あるのであるが、当時海外では今作の様な作品は殆ど無く、全世界が日本の特撮映画のレベルの高さに驚いた、記念碑的作品である。 <今作を鑑賞すると、実相寺昭雄監督監督達の凄さを感じる。 ギレルモ・デル・トロ監督が、今作を製作してくれた事で、日本の特撮映画の凄さが,世界似伝わったのであるから・・。>
ロボットvs怪獣
2013年(アメリカ)SF怪獣映画。 ギレルモ・デル・トロ監督が日本の怪獣映画が大好きとのことで、カイジュウ愛の 詰まった映画です。 カイジユウVSイェーガー イェーガーはデッカイロボット型の兵器 で中には人間のパイロットが入り操縦しています。 主演のチャーリー・ハナム。 ふっとした表情がスティーブ・マックイーンに似てますね(「パピオン」のリメイクで主演していたのも似てたからなのかも) 非常に美形で気に入りました。 もう怪獣映画です。 怪獣が増殖して怪獣防護壁も効力を失い、人類は滅亡の危機へ。 イェーガーはペアの隊員で気持ちを合わせてドリフト攻撃する仕組み。 日本人の森マコ(菊地凛子)と、兄を亡くしたローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)のペアが最終の任務を任されます。 核爆弾を海中深い海溝で爆破させるのです。 ラストの1時間近くは、怪獣対イェーガーと作った科学者の総力戦。 海に沈んで行くイェーガーの勇姿が素晴らしい。 個人的には怪獣売買の商人ハンニバル・チャウ役のロン・パールマンがツボでした。 怪獣の赤ん坊(と言ってもバカでかい)に喰われる所はお楽しみだった。 ラストの戦いも命懸けで盛り上がる。 映像は凄かった。さすがデル・トロ監督作だ。
ハリウッドにやられた!
ギレルモ・デル・トロ監督が、満を持して制作した巨大人型ロボットアクションの金字塔。
【ストーリー】
太平洋から次々と、圧倒的な破壊力を持つ巨大生物KAIJU(カイジュー)が出現し始めた。
各国の技術の粋を集めて作り上げた巨大人型ロボット・イェーガーが、人類の存亡をかけて襲いくるカイジューを迎撃するのだが……。
イェーガーは二人乗り、パイロット同士が右脳と左脳となり、ドリフト(同調)して操縦する。
アメリカのイェーガー・ジプシーデンジャーのパイロット、ベケット兄弟は嵐の中サンフランシスコに現れたナイフヘッドの迎撃に出動する。
逃げ遅れた漁船を守りながらの海上での戦いとなり、辛くもナイフヘッドを撃破するが、ジプシーデンジャーも破壊され、ベケット兄を喪ってしまう。
弟のヤンシーは悲しみにくれてイェーガーを降り、4年後、人類の防衛線・命の壁で作業員として働いていたが、イェーガー計画の司令官スタッカーに呼び戻される。
「イェーガー計画は中断されるが、命の壁では、カイジューを止められない」
そう語ってスタッカーは、完全に修復させたジプシーデンジャーをヤンシーに見せる。
悩むヤンシーだが、スタッカーの側近にして有能な候補者の一人マコとドリフトし、ついにジプシーデンジャーに搭乗することを決断する。
公開当時から「なぜこれを日本映画界が作れなかったのか!」と国内から驚嘆の声が上がるほど、日本のマニア好みの設定と細部まで作り込まれたメカ描写の秀逸さ。
とにかく各国のイェーガーが魅力的。
主人公機ジプシーデンジャーをはじめ、ロシアのチェルノアルファ、ライバルのハンセン親子が乗るストライカーエウレカ、そして三人乗りのクリムゾンタイフーンといったメカとそのパイロットは、いずれも個性的で、それぞれ全く違ったコンセプトで戦う。
自分はチェルノアルファ激推しです。
カイジューもそれぞれに名前と個性がある。
オニババ、ヤマアラシ、オオタチ、ライジュウなんて日本的な名前も多い。
ちなみに泣き叫んで逃げる幼少期のマコ(芦田プロ)を助けたイェーガーはスタッカーが操縦するコヨーテタンゴで、その時彼女を執拗に追い回したのがオニババである。
「おお……なんと痛ましい……こんないたいけな幼女をここまで泣かせるなんて、デル・トロめ! 彼女を死ぬほど恐ろしい目に合わせたに違いない!」
芦田プロの泣き叫びが迫真すぎて、なぜかデル・トロ監督が周りから冷たい目で見られて心底まいったとか。
といったどうでもよさげなトリビアを胸に、さあ見よう楽しもうこの超ド級ハリウッド製ロボット映画を!
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