パシフィック・リムのレビュー・感想・評価
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どうにも気になることがある
物の強度に関して。
あんなに繊細な作りの拳で怪獣を殴ったら、拳の方が潰れるんじゃないか?
投げ飛ばされる度にビルや建造物をぐしゃぐしゃ潰すわりに、船で叩かれるとダメージでかいのか?
やっぱり怪獣を殴る拳はマジンガーZのような無骨な鉄の塊でないとダメージ与えらんないでしょ。
と思ってしまう。
このロボット群がどうにも肉弾戦向きに造られてるとは思えない。
チェルノは別だけど、見た目よりも柔だった。
でも、それ抜きにすれば楽しめた。
イマイチ
男の子はみんな大好きロボット映画!
しかもこの映画の監督さんは日本が大好きだという。もうこの時点で、この映画は約束された神映画であると言えるでしょう。
しかし、では何故星2評価にしたのか、それは単純に私の思い描いていたロボット映画ではなかったからです。
この映画には魅力的なロボットが数体登場しますが、殆どがやられ役で見せ場がほぼないです。確かに映画の尺的に早々に退場させて主人公にスポットを浴びせたかったのでしょうが、私が観たかったロボットは『ここは俺に任せて先に行けー』的なやつで、怪獣の強さを見せつけるためだけの雑魚役にロボットを使ってほしくはなかったです。
私が望んでいたのはお互いズタボロになりながら最後は刺し違える覚悟で敵を倒す。(主人公だけでなく全員が)そんな戦いです。
ただただ残念な作品ですね。
随所に感じられる監督の日本愛
全体的にさすがハリウッドと言わざるを得ない
脚本はもちろん構成もハラハラさせられた
女性が観ても充分満足できる作品
菊地凛子演技力はもちろんはまり役だった
最後の「先生、愛しています」
の英訳表示がない
日本語が好きなひとにのみ伝わる素敵な演出だと感じた
んー…絶賛する程とは思わない。
元々、怪獣映画とかは然程興味がないのもあると思うけど、ロボットアニメとか その辺の類いは 興味がないので、興奮することもなく 普通に鑑賞。
あ、でも「トランスフォーマー」みたいな意思を持ったロボット(トランスフォームするところとか)は結構好きですね!
今までスルーしてきていた作品なので、別に観なくても良かったかな~とは思いますが、良かった点は、男女の恋愛の下りがなかったことかな。
壮絶な過去を背負いながらも、1つの目的に向かい 一丸となって戦う所は良かった。
ただ、突っ込み所も満載なので、ロボットや怪獣が好きで、盲目的な信者の為の作品なのかなぁって。
日本人が(主要キャラとして)全面に出てくると、ショボく感じるし 日本向けの作品なのかなぁ…。
こういった作品を、海外の人達が観て 興奮するとは思えない。
怪獣やロボット、アニメの文化をリスペクトしているのだろうと思うけど、こういったものが本当に好きな人達の為の作品なのかなと思う。
日本寄りに作ってくれてありがとう
巨大ロボットを操縦して怪獣と戦う…もうそれだけで胸踊ってしまう人には堪らない作品。
個性豊かなロボット達とキャストに心踊る時間を楽しめました。
わざわざ漁船を手で掴んで救出する演出など、巨大ロボットに乗ったら一回はやりたいだろう。
調子に乗ったパイロットの挫折や強力なレア怪獣など、珍しくないエピソードと内容だが、この作品は内容云々よりも“これ”を作った事だけでも十分だろう。
もっと時代が進めば、海外資本に買い取られたガンダムやマジンガーみたいなロボットアニメが、実写化される時がくるのだろう。
日本人としては嬉しい作品ですね。
[過去鑑賞]
日本の特撮物やアニメへのオマージュを感じさせる作品で、映像はとても迫力のある素晴らしいもので、ストーリーも良くも悪くも王道的展開でした。
これだけの映像が作れるのならば、ウルトラマン等の特撮ヒーロー物をリメイク出来るのではないかと思わせる可能性を秘めた作品でもありますね。
ハリウッド版 怪獣映画
良くも悪くも怪獣映画。
日本のものよりも「主役は人類」って部分がはっきりしているし、
盛り上げ方も上手で、熱い気持ちで見入ってしまう出来。
物足りないのは登場人物の描写で、キモっぽかった司令官とマコの関係も腑に落ちないまま。
逆に言えば怪獣とロボットのバトルに全力を注がれてて潔い。
この内容に新鮮さを感じられない
こんな言い方をして良いのか分からないのだけれど、日本の「戦隊ヒーローもの」をアメリカ人に見せて貰ったような気分になった。日本ではすっかり定着して見慣れすぎているせいなのか、今更感を感じてしまう。そして、いつもココロのどこかでエヴァンゲリオンのストーリーを見る人に思い起こさせてしまって良くないように思えた。(見たことがない人にとっては新鮮なのだろうけれど・・・。)
イェーガーは人間パイロットとシンクロさせ動かすロボット。しかも一...
イェーガーは人間パイロットとシンクロさせ動かすロボット。しかも一人だと同調=ドリフトするには負荷がかかりすぎるため、2人ペアとなって右脳・左脳をイェーガーをコントロールするという斬新さ。パイロットはエヴァのような戦闘服を着用して操縦するのだが、歩く姿なんてスポーツジムのウォーキングマシンてな雰囲気(笑)。
主人公ローリー・ベケット(ハナム)はかつてヒーローパイロットだったが、戦闘中に相棒の兄貴ヤンシーを殺されてしまい、各地の防護壁建設でその日暮らしをしていた。しかし、兄を失いながらも一人で戦ったことが評価され、イェーガー計画最後の戦いのためにパイロットとしてスカウトされる。そこで相棒となったのが日本人の森マコ(菊地)。オマージュだらけの映画だけあって、ヤマトにも愛情があったのだとわかる。さしずめ“マコ”は俳優のマコなのか・・・
気に食わないエリート面したパイロットや頑固一徹の黒人司令官(エルバ)、さらには怪獣オタクのマッドサイエンティストなど、一癖あるキャラばかり。ストーリー的には最後には核爆弾で裂け目(異次元と繋がってるみたい)を攻撃するなんてところや、自爆するエリートパイロット(息子の方)と司令官など、お決まりのパターンの上、森マコが死んだのでは?とか主人公も死んじゃった?などと思わせぶりの日本人好みの展開・・・こんなストーリーなんてどうでもよくなるほど怪獣映画への愛が感じさせられる作品。2Dでも迫力満点だった!
その他の俳優では菊地凜子の幼少時代役で芦田愛菜ちゃんが登場。もしや国際的子役として売り出そうとしてる? あと、ロン・パールマンが香港裏社会のボスとして登場するのがウケた(笑)。おー食われちゃったよ!などとビックリさせられもするが、最後にはちゃんと腹の中から出てくるのがいい(笑)。
新感覚のロボット映画!!
ロボットが登場する映画は数多く存在しますが、こんなにズシン!ズシン!とした重い感じの動きをする映画は少ないような気がします。動きも、シンプルで殴る、掴む、キャノンなどですが。一つ一つ動きが、重いのでカッコいいです。内容は至って端的に仕上げてありますが、個人的にはどハマりした作品です。大好きです。
何かが欠落したダメ人間たちが根性で怪獣に立ち向かう姿に魂が焦げます
80年代のメインストリームカルチャーはとにかくカラフルで軽快でクリーンでオシャレ、すなわち持てるがゆえにモテる男女だけが楽しむものでした。美しい恋愛こそが全て。All We Need is Loveが曲解された世界は美しい男女のラブストーリーを美しくない男女が崇拝する異教に支配された。かつて老若男女が親しんだ大衆文化はストウブの鍋蓋のように重い莫大なゴミ情報の下でペシャンコになり、ジブリ印のアニメ以外は人の目に触れない日陰の存在となった。そんなくだらない世界を破壊し尽くすために深海に突如出現した時空の裂け目から巨大な怪獣が這い出してきた!・・・そんな怨念が絶対発想の原点にあると思います。
主な登場人物はほとんど見た目も精神的にも何かが欠落してるダメ人間ばかり。そんな連中がドン詰まりの地球の為に根性で立ち向かう、ここ20年ほど成仏出来ずに彷徨っていた我々の魂がスクリーンの向こうに吸い取られてしまったかのような極上のカタルシスに酔いしれながら眺めていたエンドクレジットのオーラスに飛び込んでくる一言に我々うだつの上がらないオッサン達は嗚咽を洩らしました。
ワースト映画の一つ
2013年はまだ中国狙いでなく日本狙い(興行収入回収の切り札)、日本人の女優をメインに入れたらしいが、菊池?さんは演技は大根だし、セリフを言っているだけ。 からだも全然アスリートじゃないし、スタントマンの代役部分以外、まるでコントになっている。 アメリカ人からは「日本人」=「アメリカより下の人種」と考えているので、むしろ演技が下手なほうが都合がいいのだろう。
アメリカでコケて、日本を製作費回収に使われた。
すごいはCGだけ。
アメリカでも幼い子供と親しか行ってなかった
なんでこれが高評価?
突っ込みどころが多すぎて、まったく楽しめない
なんでみんな高評価なのか理解に苦しむ
はじめに断わっておくと、
自身は洋画はもちろん特撮もロボットモノも大好きだ
そこが受け入れられなくて楽しめないわけではない
CGはお金かけてる、そこは安定のハリウッド
ロボットデザインについても、好みはあるだろうけど別に悪くない
ただ、要所要所が気になってしまう
■2人操縦設定
イェーガーの操縦は脳の負荷が耐えられない
→わかる
じゃあ2人で操縦して負荷を分散させよう
→わかる
右脳・左脳に分かれて担当している
→わからない上に、その設定が生かされていない
人間だと右脳は直感・記憶、左脳は計算・論理がある
それなら右脳担当はメイン操作、左脳担当は火器管制や
レーダー索敵、みたいに役割分担してもいいんじゃないか?
特に意味もなく、右脳・左脳に分けてなにがしたいんだ
■2人操縦のシンクロ率
親類の方がシンクロ率が高いから望まれるみたいなのあったけど、
ローリーとマコやスタッカーとチャックでも初見から
普通に何不自由なく操縦できてるし……
(マコが暴走したけど、シンクロとは別のところ)
ちょっと操縦がギクシャクするとか、
逆に問題ないことに周囲が驚くとかしてもらえると
説得力があるんだが
■ジプシー以外のイェーガーの扱い
絶望感を与えたいのか、雑に死んでいく他のイェーガー達
何年もロシア拠点を守り続けてたとか言ってるのに
単体にサラッと負けてるのは失笑しか出ない
あとストライカー、キミ最速とかどうとか言われてた割に
他イェーガーのところに駆けつけるのもたもたしてるのなんで?
■ドラマを展開したいのかしたくないのか中途半端
なんだろう、アクションシーンをメインにしたいにしては
ちょこちょこドラマが挟まるし、
ドラマメインにしたいにしては描写不足で、掘り下げれてない
序盤でまだちょこっと話しただけなのにローリーがマコに
執着し過ぎて違和感がある。
そして、マコのパイロットは駄目だと言ったのに
葛藤ほとんど見せずに、さらっと送り出してる
マコとローリーのテスト失敗でチャックと険悪になった後、
怪獣との戦闘でストライカーを助けに来たジプシーを
チャックが普通に応援してて「あれ?」ってなった
そこは認めてないけどお前しかいない、頑張れ的なニュアンスを
出すか、戦闘前にローリーたちを認めるエピソード挟まないと……
チャック、記憶喪失でもなってるのかな?
■「これいる?」なシーン・設定
逆にハンニバルのシーン全般って無駄に時間食ってる割に
そのシーンが無くても話が展開できそう
あと、ニュートンが怪獣に目を付けられてるのも
結局必要だったのかな?シェルターぶち破ったけど
その後普通に引いていってたし
■妊娠している怪獣がなぜ?
怪獣は培養してたりして知性ありそうなのに
なぜ前線に妊娠している個体を送り込んだのか
明らかにストーリーの都合で妊娠させられてる
■ストライカー決死の自爆
自爆で道連れにするのはいいけど、
都合よく怪獣が2匹同時に突っ込んでくるの謎
ストライカー「自爆準備できたんでこっち来てもらっていいですか?」
怪獣「OK、うまいこと自爆に2匹巻き込まれるようにタイミング合わせて突撃するわ」
って見えて、まったく感動も悲壮感も出ない
そこは、肉を切らせて骨を断つ精神で怪獣に組みついて自爆するか
逆に怪獣にまとわりつかれてる状態で自爆でしょ
ざっと思い返してあげてみただけでもこれだけ出てくる
わたしが、細かいことを気にし過ぎなのかもしれない
もっと、頭をからっぽにしてロボットアクションを楽しめれば
この映画は楽しめるのかもしれない
迫力満点のバトルシーン満載です。
物凄いバトルシーンは非常に楽しめました。
仲間のメンバーが皆弱すぎるように感じたのが、気になりました。
もっといろいろな戦法とかだろうと安易に感じる部分があったと思いました。
おうち-78
あれ?くっきー?
ゴジラをガンダムで倒します、みたいな感じ?
『トランスフォーマー』とか、これとか、興味ないジャンルだったんですが、真剣佑を観るため手を出しました。
今旬なギレルモさんもまた、振り幅の広い監督ですね。
ちょっと似てるチャニング・ テイタムに食われた感じで、最近ぱっとしないチャーリー・ハナム、この頃若いな。
イドリス兄さん、安定の渋かっこよさ。
「モリサン、スコシオサエテ」😍
菊地凛子は猫背が残念。もっと姿勢よくしてれば強く凛として見えるのに。
あと、とある人はサングラスしてるとくぅちゃんにしか見えなかった😅
ハリウッドの子役見慣れると、芦田愛菜ちゃんも🤔と思ってしまいました。
マッケンナちゃん筆頭に、ハリウッドの子役は上手すぎる。
内容は、とくに興奮もせずなのですが、随所にギレルモらしさを感じたのと、音楽がとてもいい。
これからテレビのBGMとかでも長く使われていきそうな音楽。
「愛してる」論争ですが、英語圏の人に言う言葉として「愛してる」を選んだと考えたら自然な気がする。
別にわたしはおかしいとは思いませんでした。
日本人が日本人に対して言うなら、「ありがとう」とか、「忘れないわ」とかかもしれませんが。
ハリウッド版怪獣映画
総合60点 ( ストーリー:20点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
怪獣が襲ってきてロボットがそれを退治するという、日本に昔からありがちな子供向けの話をハリウッドで映像化したもの。実際に日本語の怪獣という単語が出てきて日本人女優2人も活躍する。芦田愛菜が登場する廃墟となった日本の都市にはRX-7とフィガロがあるのが目に止まった。どうせここまで日本ならば戦いの舞台も香港ではなく日本にして欲しかったが、興行収入として中国市場が無視できないのでどうしても中国をどこかに入れたかったのだろう。
話はまるで幼稚だが、映像と演出の質感はいかにもハリウッド作品の水準になって迫力はある。だけど大半はただ怪獣と戦っていただけという印象で、自分としては単純すぎて食傷気味だった。
最後は目出度い終わり方だが、地球と怪獣王国の裂け目を一度破壊したところで、その裂け目をまた敵に作られたらきりがないんじゃないかという気もする。
全300件中、41~60件目を表示