臨場 劇場版

劇場公開日:

臨場 劇場版

解説

横山秀夫による同名警察小説が原作で、検視官・倉石義男の活躍を描いた内野聖陽主演のTVドラマ「臨場」(2009)、「臨場 続章」(10)に続く劇場版。都内で無差別通り魔事件が起こり、遺族の訴えに反して、犯人は心神喪失を認められ無罪になる。2年後、犯人を担当した弁護士と精神鑑定を行った医師が相次いで殺害され、捜査本部は通り魔事件の遺族による犯行とにらむ。しかし、検視官・倉石は被害者の死亡推定時刻に疑問を抱き、犯人は別にいると推測するが……。主演の内野をはじめ、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸らドラマ版のレギュラー陣も続投。監督は「探偵はBARにいる」の橋本一。

2012年製作/129分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2012年6月30日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
佐藤凉一
目黒正之
横塚孝弘
八木征志
越智貞夫
原作
横山秀夫
脚本
尾西兼一
撮影
栢野直樹
照明
大久保武志
美術
横山豊
録音
田村智昭
編集
北澤良雄
装飾
山本信毅
音楽
吉川清之
音響効果
橋本正明
刑事警察監修
飯田裕久
倉科孝靖
法医学監修
佐藤喜宣
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(C)2012「臨場」劇場版 製作委員会

映画レビュー

3.0残酷な描写があるので、子供の視聴注意。

2024年3月28日
PCから投稿

これは、冒頭に無差別殺人の残忍なシーンがあり、かなり衝撃的です。
2013年6月に地上波で放送予定となっていますので、子供には見せない方が無難です。

通り魔犯は、赤ちゃんをかばう母親を殺害し、それを見て足がすくんで動けない少女も、執拗に何度も何もナイフで刺して 殺害します。
印象的に描写しているので 効果は抜群。犯行を憎む演出としては成功しています。

[だがその分、子供にはトラウマになりかねない描写だと思います。TV視聴を予定している方、ご注意ください。]

☆これよりは、本編の内容へのコメント

謎解きとしてのエンターテイメント性、テーマと主題は、テレビドラマのスペシャル級。重厚な映画という印象ではありませんでした。
とは言え、テレビ放映でなく劇場公開だったのは、殺人シーンの描写からの配慮かナ? と、その点は評価します。
謎解きは伏線が充分でなく、重要な事が後付けされます。しかも感の良い人なら犯人が誰か、察しがつくでしょう。
さらに不完全燃焼なのは、その終わり方です。

昔の刑事者のように、
【犯人に制裁を下すのは許されない。例え、無差別殺人を起こし、責任能力が無いように偽装し、何度も犯行しようと企てている鬼畜でも、報復するのは正しくない。】というのが、主人公の倫理観です。
そして 報復しようとしていた者は その説得劇の最中に新たな犠牲者となります。

例えどんな鬼畜でも、法律に不備があっても守る姿勢こそがカッコイイとの押し付けか、
それとも価値があるのか?という投げかけなのか、どちらにしても憎むべき悪党は生き残ります。
とても、後味の悪い作品でした。

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ビン棒

3.0面倒な奴だらけ

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

4.0内野聖陽さんのファンなので・・・

2022年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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琥珀糖

5.0トップ100

2022年2月11日
Androidアプリから投稿

こういうの好き。法律の脆弱性、痛いところをついた作品。精神的に何らかの病を持っていたら罪は軽くなる、そして今回の殺人鬼は演技で罰から逃れました感じ映画だっけ?面白かった。

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