腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

劇場公開日

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
採点する

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

「劇団、本谷有希子」の主催者で作家としても活躍する本谷有希子の大ヒット戯曲を、佐藤江梨子主演で映画化。女優を目指して上京したものの全く芽が出ない自意識過剰の勘違い女・澄伽、かつて澄伽の秘密を漫画に描き暴露してしまったために彼女から壮絶ないびりを受ける妹・清深、姉妹の間で板ばさみになってしまう兄・宍道、お人好しの兄嫁・待子。澄伽の帰省をきっかけに巻き起こる一触即発の人間模様を、ブラック・ユーモアたっぷりに描く。

2007年製作/112分/日本
配給:ファントム・フィルム

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

(C) 2007「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」製作委員会

映画レビュー

4.0石川県ロケ映画

kossyさん
2019年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 カンヌ国際映画祭では『殯(もがり)の森』が話題騒然となりましたが、日本からは吉田大八監督・佐藤江梨子主演による今作も批評家週間に出品されていたのです(知りませんでした)。CM界ではベテランである映像監督だけあって随所に斬新な映像も見られるものの、長編映画としてはもうちょっと工夫が欲しいところでした。それでも本谷有希子(石川県出身)の原作が面白いおかげで、ブラックユーモアに浸ることができるのです。

 舞台となるのは3月に大地震に見舞われた石川県能登。ロケは昨年の夏から秋にかけて行われたらしく、半年後に起こった災害を思うとなぜか懐かしく、タイムスリップしたような印象も受けます。舞台挨拶でサトエリが「私も阪神大震災を被災」したことと、「夢を持つ同級生も亡くなった」ことが原動力となって女優になり、「これからの復興が大切だ」と熱弁をふるっていました。映画を観る前にすでに感動してしまい、すでに目はウルウル・・・始まってすぐに、大地震のニュースを見ている永作博美の映像が映り、因縁めいたものまで感じてしまうのです。

 この作品は、家族それぞれの確執や秘密めいたもの、ユニークな登場人物ばかりのせいもあり、家族の脆さをも描いています。主人公のサトエリが両親の急死の知らせを受け、田舎に戻ってくる。しかし、彼女が上京したのは素質もないのに女優を目指したためであって、自意識過剰とゴーマンさゆえ仕事もなく、実家から仕送りをもらわねば生活もできず、ついには事務所からも解雇通知を受けてしまうほど。オーディションを受ける回想シーンでは、感情のこもってない台詞により大根ぶりも発揮する・・・この下手さぶりが上手いのです。

 実家では妹(佐津川愛美)との確執、血の繋がっていない兄との謎めいた約束、同級生(山本浩司)との関係が非常に面白い。妹は漫画家の素質があり、過去に、エゴに満ちた性格と暴力性を持った姉の痴態を鋭く観察し、それを克明に描いた漫画を投稿するが、見事新人賞を取ってしまうのです。女優業が上手くいかないのは妹の漫画のせいだとして復讐心に燃え、妹をいたぶり続けるサトエリ。さらに、兄嫁であるのになかなか家族に溶け込めない永作のコメディアンヌぶりがとてもいい(痛いところも多く、可哀想なのですが・・・)。

 サトエリの能登弁はほとんど関西弁でしたが、兄役の永瀬正敏はばっちり。そして、佐津川愛美の演技が暗いんだけども、最も光っていました。また、山本浩司の今年の出演作は『それでもボクはやってない』、『さくらん』、『ユメ十夜』、『パッチギ2』、『しゃべれどもしゃべれども』に次いで6本目。彼のバイプレーヤーぶりが全開となってきました。さらに、明和電機の土佐社長も重要なところで出演(なんとも言えぬ役柄だ)。これはなんとも・・・

 見事な不協和音を奏でる人間関係も、嬉しい知らせや悲しい人の死によって新たな展開を見せる。誰が一番恐ろしい性格なんだ!?と性格設定のどんでん返しのような場面まである。殺伐とした人間関係は都会だけの特権じゃなく、自然に恵まれた田舎にだってあるのだとブラックユーモアたっぷりに訴えてくる・・・凄い内容だ。もちろん、サトエリ、佐津川愛美のギリギリセクシーショットも・・・

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
kossy

3.0特に得るものはない

2018年4月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

サトエリが主演だが家族それぞれに味があって良かった。 萩原くんがなんであんなにお金持ってるのかが謎。
最後の姉妹喧嘩のあとバスに乗り込むさいメガネをなくしてなくてほっとした←どうでもいいか(笑)
まあ別に見終わって何かを得ることはないが作品としては面白かった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ピロシキ

5.0佐藤江梨子が最高に上手い。背中だけでも充分にエロい。タイトルに負け...

yonda?さん
2018年2月16日
iPhoneアプリから投稿

佐藤江梨子が最高に上手い。背中だけでも充分にエロい。タイトルに負けない内容。ラストも最高にイカしてる。

「演技が下手で性格も悪く事務所からクビを言い渡されて」そうな顔してみせるのがすごい。この澄伽というキャラに佐藤江梨子をあてるのは、もらとりあむタマ子に前田敦子をキャスティングするような絶妙さを醸し出している。映像も内容も濃い。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
yonda?

3.5さとえり 最後まで見てしまった

れおさん
2017年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

さとえり
最後まで見てしまった

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
れお
すべての映画レビューを見る(全21件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」以外にこんな作品をCheck-inしています。