桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価
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面白かった。
なんて言ったら良いのか、面白い作り方してますよね。
ホント、日常を上手く表現しているとゆうか、この音のないBGMもない淡々とした退屈な日常。毎日なんて、こんなもんだと。
それぞれの金曜日?それぞれの目線で描かれています。
前半の退屈なシーンがあの屋上で繋がったときにあっ、面白いって思いました。
リア充ね笑
なんか、高校生活あるあるだけどね、スクールカースト?ふざけんな笑
関係ないです。
桐島が部活やめるってザワザワして物語がはじまるけど、桐島くん出てこないんだよね(笑)
結局、神木隆之介くんより東出くんが主役っぽくて、最後に電話してる東出くんが流した涙とか後ろ姿とか…そういうんがこの映画のメッセージとゆうかね。
なんてゆうか、頑張れ!って思いましたよ。
映画って、面白いよね!な作品でした。
終わりじゃないことが終わり
後からじわじわ来る。
学校内の
暗黙の序列を多観的に感じて
それぞれの気持ちを咀嚼して
最後、東出さん演じる宏樹の心の揺らぎに集約される。
幕の閉じ方に賛否ある様ですが
話が完結しないことで完結している。
終わりとして受け入れられる。
面白い
生々しい高校生の日常
高校時代を思い出させる映画
ググっと心を突かれるような映画です。
妙に演出じみてないのでとてもリアリティがあります。群像劇で時系列もバラバラですが、そういったごちゃまぜ感も淡々とした演出のおかげで惹きこまれます。とくに私は主人公と同じ映画部に所属していたので非常に共感できる部分が多かったです。
スクールカースト
違う形の青春
劇中で何度もでてくる「桐島」という単語。この、タイトルにも出てきている彼は劇中には一度も姿を現さず。
この、バレー部エースで男女共に信頼のあつい「桐島」という人物が、バレー部をやめるということで、周りが大きく振り回されていく。映画自体の構成はとても面白い。
そしてこの映画の面白いところは、劇中に出てくる高校生がとてもリアルなところ。
高校生にとって部活の存在は大きい。目立っている部活や、地味な部活。運動部文化部。所属している部活でその人のキャラクターがだいたい決まるといっても過言ではない。
男女関係。クラスの中心人物である男女。そこの中での恋愛…そこのグループ外からの恋愛。嫉妬。仲良し女子グループ内での対立。
そんな、高校生のモヤモヤと、「学校」という小さな括りの中だけでの事件。
自分たち自身にとっては大きな事件。
一人一人が、違う形で青春している。ラストもジーンとしました。素敵な作品。
学校描写がすげー
スクールカースト最下位男子が大逆襲する話
ブラスバンドの演奏をバックに、スクールカースト最下位の映画部男子が、カースト上位男女に、ゾンビとなって大逆襲する話。
ここだけは、見る価値アリ!!
バレー部の桐島が部活をやめる
バレー部の桐島が部活を辞める。
この一見何でもないことがそれまでお互いに何の干渉もしていなかった学校生活、バランスを保っていた人間関係に波紋を拡げていくことになる。
展開はドタバタコメディの流れであるが、次々と時限爆弾が爆発していくような展開に終始飽きさせなかった。
青春は爆発です。
群像劇の体なので何処かでぶつかるのだろうとは思っていたけど、まさかゾンビ映画撮影だとは思わなかった。
その後の場面で映画部の面々がバレー部の前で座っている辺り、かなりボコボコにやられたんでしょうね。前田のイメージの中では勝っていたけど。。
「戦おう。ここは俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で活きていかなければならないのだから。」吹奏楽部も映画部もバレー部も、みんな相容れないのだから、自分の居場所は自分で勝ち取らないといけない。
ただ、屋上で衝突した場面でバックに存在感を示していた吹奏楽部はあの
場面での頂点だったと感じています。
「今の良かったよね。」はそういうこと?
部活動時間である夕方の時間帯を多様していることがボロボロと壊れていく調和の不安定さを引き立たせていて、映画の雰囲気をすごく良くしている。
さらに「告白」のときもそうだったけど、橋本愛の透明感のある存在感が儚し美し。彼女の佇まいがこの映画そのもの。
共感できる!!!!!
おまえは誰?
先に原作を読みました。原作は学校内ヒエラルキーを、登場人物の独白で浮き彫りにするという手法で鮮やかでした。映画も多視点という点では同じですが、独白は一切なく、スポットの当て方をずらしていくという方法を取っています。このため映画は原作とはかなり違った印象を持ちました。
原作では、各章の独白から、桐島が部活をやめたことで生じる物語をかなりはっきりと自分の中で作り上げることが可能でした。映画でも、作り上げることができると言えばできるけど、それは観客のでっちあげに成り下がってしまうという結果になりかねない。それが意図的な効果なのかは分からないけど、私には、登場人物に内面を語らせないことで必然的にできあがったスキームに思えました。つまりこの映画では、物語的な起承転結なんて、大した重要じゃないというスタンスを取っている、ということです。
それで映画についてですが、強引に一言で言うならば、「関係」そのものを描いた映画なんだろうなと思います。
スター桐島からピンと張られた糸で自分を保っていた人物は自律できずフラフラと自失します。もともとフラフラの人はフラフラのまま。色んな糸で自分を保っていた人は桐島の糸が切れた事で、不安に駆られます。学校とは狭い空間にそんな糸が縦横に張り巡らさた世界。所々修復不可能に見えるほどこんがらがってもいます。
でもそれって学校だけじゃないじゃん。世の中ってこんなもんじゃん。人間って、こんな、言ってみれば意味のない張りぼての世界を必死に守ろうとしてんじゃないの?
大人が大事に守っている社会も「桐島」がいなくなれば、泣いたり叫んだり、暴力に身を任せたりするんじゃないの?
私に届いたメッセージはこれでした。
それでタイトルにも書いた、
WHO ARE YOU?
WHO WERE YOU?
WHO ARE YOU NOW?
ってことになるわけです。
この映画にどこか普遍的なものを感じるのは理由がない訳じゃないのでしょう。
私にはかなり素敵な、苦しみに満ちた映画でした。
観て良かったです。
不思議
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