だいじょうぶ3組
劇場公開日:2013年3月23日
解説
「五体不満足」の作者・乙武洋匡が小学校の教員を務めた経験をもとに執筆した小説「だいじょうぶ3組」を映画化。新学期を迎えた東京郊外にある松浦西小学校の5年3組に、新しい担任として電動車椅子に乗った赤尾慎之介がやってくる。生まれつき手足のない赤尾と、その補助役として赴任した白石優作は幼なじみで、小学校時代からの親友。白石は赤尾にしかできない授業を子どもたちに受けさせたいと願い、教育委員会にかけあい赤尾を教師に推薦した。2人は互いに助け合い、日々の行事や運動会、遠足など1年を通して28人の生徒たちと真正面から向き合っていく。補助教員の白石役で「TOKIO」の国分太一が6年ぶりに映画主演。乙武が自身をモデルにした赤尾を演じる。監督は「余命1カ月の花嫁」の廣木隆一。
2013年製作/118分/G/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2019年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
お馴染み「五体不満足」作者、乙武洋匡の実体験をベース。
自ら主演を務めた。まあ他人には出来ないと思う。
全体的にさらっと流れていくので、
ここ問題広げるのか、と思いきやうやむやになり、
忘れた頃に急に回収されたりする。
一応1年という流れを、教室の習字で表したり、
服装とかでも分かるようになってはいるが、
ナレーションなりテロップなり、時系列は説明が必要。
運動会の練習をいつから始めたとか、
いつから登校拒否になったのかとか、
分かった方が話に厚みが出ると思う。
話のメインはやはり「乙武」先生の体の事。
「出来ないことが多いので助けて下さい」と言えば、
「先生が生徒に助けて下さいとは何事か」と他の教師に言われる。
生徒達は「乙武」先生に接しながら、
先生への対応が変わっていったのに対し、
同僚教師は例外は認めないの一点張り。
ここはもっと対比表現強調しても良いんじゃないかと思うが、
ちょっと毒づきっぽくなっちゃうかな。あんなもんかな。
正直前半はニッチな小学生達でユルいんだが、
ある子が登校拒否になってから引き込まれた。
クッキー頬張るシーン、授業で発表するシーン、やばいくらい号泣。
乙武氏は初めての演技ではないのだろうか。
妙に慣れてるというか、素の演技で良かったと思う。
というか、普段から彼は、
「乙武洋匡」をメディア用に演じているのかな。
2018年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
原作者の乙武洋匡も主人公として参加。見慣れたせいもあってか、それほど違和感もないのだが、やはり終盤には泣かせるエピソードが・・・
見る気も起きなかった作品だったが、Egirlsの石井杏奈が出ていることもあって興味を持ってしまった。もちろん彼女も目立つ存在であったが、ストーリーのクライマックスは中西文乃(上白石萌音)が魅せてくれる。
全体的には赴任してから1年間、赤尾慎之介(乙武)と白石(国分)の二人三脚による教師生活であり、上履き紛失事件に始まり、運動会での徒競走、遠足でのクラスが団結して平坦な場所へ変更するように直談判するシーンなどがちりばめられています。そして中西文乃の不登校事件・・・彼女の姉はダウン症であるが、妹の文乃にいつも美味しいクッキーを焼いてくれるという優しい子。しかし、障害を持つ先生を見るたびに姉のことを思い浮かべて不登校になったようなのだ。演じている姉も実際のダウン症児であるようだが、わずかな演技でも見事にこなしていた。
クラスがまとまってきたある日、授業で金子みすずの詩を参考に生徒一人一人にダメなところといいところを発表してもらうシーン。文乃の不登校の原因を語るところで大泣き。ちょっと上白石萌音の演技がうますぎ!!このシーンだけでも何回も見たくなること必至です。
2017年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
MOVIXのポイントカードが変わるらしく、今までのポイントが1年半後に失効するので思い切って無料招待券と交換。食べたくないが、ポップコーン付き。
五体不満足その後、のような感じかな。
みんなちがってみんないい、という詩と自分の障害や生徒のおねーちゃんの障害が交差していく場面は、それぞれに答えは違うものの、そのままを認めていくことを自分自身も学んでいける。
ドキュメントかと思うほど。どの授業でも道徳のように感じた。
2015年9月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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みんな色々な悩みを抱えてる。
子供も大人も同じだなぁ。というのが率直な感想。
序盤で乙武さんの演技に少々の違和感を覚えますが、こーゆー人なんだと捉える。これは他の人も感じたいるかなぁ
私はこれまで乙武さんを知らなかったので…
子供たちの悩み、普通じゃないという定義の授業には私も感動を覚えました。マジョリティじゃないからといって否定してはいけないんだと改めて理解しました。
誰にだってできないこと、苦手なことはある。
認める、認め合う素晴らしさを映画から再確認。
謝ることと許すことも改めて学びました。
補助役の彼女の気持ちは分かるなぁー
そして良い学校に通うってことは大切。教育は大切ですね。