終の信託

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解説

「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、現役弁護士・朔立木の小説「終(つい)の信託」を自ら脚本化し、終末医療を題材に描くヒューマンドラマ。不倫関係にあった同僚の高井から捨てられ、失意のどん底にいた医師の折井綾乃は、重度のぜん息で入退院を繰り返す患者の江木秦三の優しさに触れ、次第に心の傷が癒されていく。綾乃と秦三は医師と患者という関係を超えて強い絆で結ばれていくが、秦三の病状は悪化し、心肺停止状態に陥ってしまう。自らの死期を悟っていた秦三に、「もしもの時は早く楽にしてほしい」と頼まれていた綾乃は、ある決断を下すが……。草刈民代と役所広司が「Shall we ダンス?」以来16年ぶりに共演。

2012年製作/144分/PG12/日本
配給:東宝

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 日本アカデミー賞(2013年)

ノミネート

優秀主演女優賞 草刈民代
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(C)2012フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ

映画レビュー

4.5【心が傷ついた女医と末期患者との心の交流をきっかけに起きた出来事。周防監督が”安楽死”について、世に問うた意義深き作品。】

NOBUさん
2020年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

悲しい

知的

難しい

ー物語は、冒頭、検事の塚原透(大沢たかお)に検事局に呼びだされた折井綾乃(草刈民代)の憔悴しきった姿から始まる。-

■折井綾乃は長年、重度の喘息に苦しむ江木(役所広司)の担当医。
 江木は病に侵されているが、心優しく、聡明な男であることが分かる。
 一方、折井は不倫の相手、同僚の高木医師(浅野忠信)から裏切られ、院内で、睡眠薬による自殺を図る。”俺、結婚するなんて、言ったっけ・・”
 -何故、江木があんな下衆な男に惹かれたのかは描かれていない・・。ー

 ・江木は苦しい体調の中、折井に優しく接する。
 -折井は江木の医者だが、折井は江木の心の支えになっていく・・。-

 ・江木の幾つかの言葉
  ”人間、死の時は最後は聴覚が残るそうですね・・”
  -江木の妹の終戦中の話。-
  ”これ以上、妻に辛い思いをさせたくない・・。僕の看病から解放してあげたい・・”
  ”先生、お願いがあります。その時が来たら”楽に”してください・・。僕は何より、先生を信頼しています・・。”

 ■ある日、江木が意識不明の状態で病院に運び込まれる。折井は必死に治療をするが、
気道に居れたチューブの中の、血を見て・・、妻たちに涙ながらに言う言葉。
”自然にお任せしたら・・”
”これ以上の延命治療を望まれますか・・”

 江木は激しい痙攣に襲われ、
”江木さん、ごめんなさい・・”
ー耳元で”子守唄が流れる・・-

 ◆場面は一転して、冒頭の検事局に戻る。
ーここからの、塚原検事と折井との"終末医療”に対しての考え方の相違を基にした遣り取りは圧巻である。ー
 塚原の検事として折井の行為は殺人である・・、という考え方と、折井の助からない人の命を、苦しませながら延命させるのは違うのではないか・・という二つの考え方。

 -周防監督の考え方は、高圧的な塚原検事の描き方で、推測が付く。ー

<現在でも大きな解決の道が見えていない、”終末医療””安楽死”を題材に周防監督が正面から取り組んだ意義ある作品。
 あのラストをどう見るかは、人それぞれだろうが、私は塚原検事の姿勢、考え方は肯定しない。
 何故なら、江木を長年支えてきたのは、折井である。
 二人の感情の結びつきが深まっていた背景があるという事も分かっているが、チューブの中の胃潰瘍による血を見てしまった時に彼女は覚悟を決めたのだろう。
”これ以上苦しませてはいけないと・・。”
 その行いを罪に問うのかどうか・・。>

<2012年11月 劇場にて鑑賞>

<2020年10月 他媒体にて再度鑑賞>

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NOBU

3.0医者と患者の関係

ケイさん
2020年5月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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ケイ

3.0嘱託殺人

としさん
2020年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年2月22日

#終の信託 鑑賞

喘息の重症患者から、危篤の場合安楽死させてくれと頼まれていた医師が、その処置を殺人罪として立件される。川崎協同病院事件というのがモデルらしい。
安楽死と嘱託殺人って難しい問題がテーマ。ダンスをしてるばあいではなくなっていたか。

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とし

3.0恋愛なんて他人から見れば喜劇なんだよ。

kossyさん
2020年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 尊厳死。安楽死とは若干違い、延命措置を拒否して安らかな死を望むと、患者や家族から意思表示してはじめて認められるもの。法的判断の詳細については検察庁での大沢たかおがしつこいほど力説していたが、なかなか覚えられない。とにかく、意思表示=インフォームド・コンセントがなされて成立するものだ・・・母親の入院の際、何度もハンコを押さされたことまで思い出した。作品の設定では2001年ですが、今の病院では徹底しているのだ。

 単純に考えたら、草刈民代演ずる折井医師はちょっとしたことで心が折れるほど弱い人間。東大医学部出身で頭脳明晰、優秀すぎる医者なのだが、不倫志向のある世間知らずのお嬢様だったに違いない。ただ、自分も死ぬ際にはこういう女医に看てもらいたくなる女性でもある。

 『Shall we ダンス?』以来16年ぶりの共演となる草刈、役所コンビと周防監督。明るい過去作とは打って変わって陰湿なムード漂う病院でのやりとり。『それでもボクはやってない』で警察・検察の取り調べと同様、司法の矛盾についても問題点を投げかけているようですが、ラストの大沢たかおとの演技合戦だけでしかメッセージが感じられないのが残念だ。

 それにしても役所広司の心肺停止状態、死の直前のリアルさや、大沢たかおの人間味の無い無機質な検事が印象に残ります。草刈民代もヌード・濡れ場を披露しているのですが、彼女の実年齢が気になってしょうがなかった。鑑賞に耐えうる最後の年齢という意味で、体当たり演技をするようにと夫でもある周防監督に尻を叩かれたのだろうか。検察でのシーンはともかく、若く感じられましたよ。

 観ているときよりも後からじわじわと終末医療のことを考えさせられる作品。演技力もさすがだと思いますが、実際の医療現場をリアルに再現していることにも驚きました。視覚と聴覚のエピソードや満州で妹を亡くしたエピソード、それにオペラ「ジャンニ・スキッキ」の話など興味深いところ満載。でも、一番凄いと感じたのは几帳面な八木。裁判所で提出されたのは61冊の闘病日誌。最後の一言だけが救いとはなったけど、「リビング・ウィル」についても考えさせられるなぁ・・・遺言書みたいけど。

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kossy
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