アウトローのレビュー・感想・評価
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ジャック・リーチャー
主人公は一匹狼で、多分無職の男(トム・クルーズ)、無差別殺人の容疑者から頼まれ、事件を解明していく。
ヒロインはロザムンド・パイクで、使い方がもったいない感じ。
トムにしては珍しくお金のかかっていないアクション作品。
迫力あるトムクルーズのアクション
落ち着いたトム・クルーズの代表作へ。
続編【ジャック・リーチャー】を観てからの本作。下調べ無しで観てしまったので前後逆だが、内容としては全く問題無し。ジャック・リーチャーを知っているからこそ、どうやって真実を暴いていくかが楽しい。
本作は完全に推理サスペンスに近い展開。どちらかと言えばアクションもかなり控えめ。圧倒的な強さと洞察力、判断力を駆使して、犯人を追い詰めていく様子はドキドキする。
相変わらずのカーチェイスや銃撃戦、、、と思いきやそこまでガッツリではなく。人柄と論理で少しずつ味方を増やしたり、ひたすらに洞察力からの推理で敵を手玉に取る、そんなストーリーをじっくり楽しめれば。
変にヒロインとイチャつくシーンも一切無い、典型的なハードボイルドを突き詰めた感は好き。【M:I】シリーズとかでトム・クルーズが、過激なアクションに疲れた頃に続編を期待(笑)
【イーサン・ハントじゃなくって、ジャック・リーチャー地味に降誕。M:Iシリーズとは味わいの違う渋くて面白きアクション映画。】
■アウトロー7か条<当時の資料からパクッテます・・>
1.職には就かない
2.住居は持たない
3.煩わしい物は持たない(携帯電話・免許証・クレジットカード)
4.人とは絶対に繋がらない(恋人・家族・友人は必要なし)
5.証拠は信じない(警察は一切信用しない)
6.法律は関係ない(己のルールのみが法)
7.悪は決して許さない
と言う信条を持つ謎の男、ジャック・リーチャーが主人公
◆簡単な粗筋
・冒頭の、スナイパー、ジェームズ・バーによる”6発の銃声、5人の死体”が出た”無差別射殺事件”のシーンから始まり、誰もが彼が忌まわしき殺人者と疑わない中、ヘレン弁護士(ロザムンド・パイク)が弁護人となる。
彼女の父で、負けたことがない検事アレックスは弁護を辞めろと迫る中、エマーソン刑事たちによる取り調べ中、バーは”ジャック・リーチャーを呼べ”というメモのみ残す。
だが、護送中、バーは何者かに襲撃され、意識不明に・・。
◆感想
・序盤の展開が特に面白い。グイグイと物語に引き込まれる。
・ジャックリーチャーの言葉
”先入観なしに、事実を見直せ”
・ジェームズ・バーが通っていた射撃場の老経営者キャッシュ(ロバート・デュバル)のキャラが良く・・。流石、ロバート・デュバル。
・ゼネコン“リーベンダウアー社”の存在が浮かび上がり・・
・中後半、ゼック(ヴェルナー・ヘルツォーク:ドイツの名監督である。可なり驚く)がラスボスとして、登場し・・。
<M:Iシリーズの派手さ、華やかさはないが、面白き”職人アクション””映画。
パートⅡも、勿論面白かった・・。パートⅢ、やってくれないかなあ・・。トップガンも久しぶりに帰って来るし・・。>
<2013年2月 シネプレックス岡崎(現ユナイテッドシネマ岡崎にて鑑賞 何故か、鑑賞記録なし>
<2021年2月22日 別媒体にて、再度鑑賞。細かい部分を良い感じに忘れていて、面白く鑑賞>
孤立無援のアウトロー
昔の冒険小説っぽい脚本が新鮮
昔の冒険小説っぽい脚本が近頃では新鮮。裏切りとどんでん返しと派手な銃撃戦と爆発で街中が滅茶苦茶になるダイハードなヤツを期待した人は物足りないと言うでしょうが、硬派な原点回帰なクライムサスペンスの秀作。
トム・クルーズは元憲兵隊の少佐で格闘と射撃の名手。金より名誉を重んじ、正義感のあまり通りすがりのゴロツキを叩く風来坊という、アメリカ人が100%好感を抱きそうな役どころ。ロザムンド・パイクもフェロモン強めのはまり役。そのほかの脇役もしっかりしている。射撃場の親父がロバート・デュバルだったりする。
リーチャイルドのシリーズは3冊くらい読んでいて、上手く映画にしたら面白そうだと思っていたけど、これは期待以上の出来。この次に製作された2作目は作風が軽くなっていて、ちょっとレベルダウンか。3作目も是非チャレンジしてほしい。
またトムと冒険できてよかったです
王道サスペンス
トムによるトムのための映画
悪は見逃さない!
劇中の「彼らを見ろ、誰がもう1度同じ人生を歩みたいと思う? みんな俺を羨むはずだ。」というセリフが印象に残りました、僕も羨ましくなりました。 日々のプレッシャーもなく、周りから小言も言われず、チンピラに絡まれても撃退できる格闘技術もあって、女性を振り向かせる魅力もあって(笑) 事件そのものは悪い意味ではなく土曜ワイド劇場とかでありそうな感じでしたね(笑) ただこの原作者、映画化が決まった時はリーチャーのイメージと違うと批判されたトム・クルーズを庇っていましたが、今度キャストを変えてTVドラマ化すると決まった時、批判していた人達と同じようなことを言い始めたんですよね、何なんだろう・・・「僕で嫌だったら言ってくれれば僕は演じずにプロデュースに専念します」とトム・クルーズは最初にちゃんと言ってくれたのに何なんだろう・・・ちゃっかり2作共ゲスト出演までしたくせに、腹が立ちます。
トム氏×マッカリーの劇薬第1弾
ストーリーは全く予想してなかった、謎解き推理モノ。
そこに突然現れる「アウトロー」なトム氏。(貴乃花風に)
その脈絡は最初は若干薄いのだが、
最後にはその存在意義が、当事者によって証明される。
推理過程にしてもなかなかだと思った。
どこから証拠を拾ってくるかと思ったら、序盤の何気ない会話だった、
という痛快さ。そこから暴かれる真相。これまた痛快。
ただ、事件発端の動機は少し弱い気もする。
格闘シーンも、地味に強いトム氏(貴乃花風に)にフツーに上がる。
チンピラのリーダーの家でのドタバタバトルにはかなり笑ったし、
ずっと半裸なトム氏(貴乃花…くどいね)にも突っ込み入れたくなるし、
ヤンキースの二塁手ネタとか、小ネタが多い。
小ネタが多いと、いろんなシーンで期待して待ってしまう。
「ここで来るかぁ~?」とか。
だから全体的に痛快で、
楽しい勧善懲悪の推理モノに出来上がっている。
流石のマッカリーはここから始まった。
無謀運転
スナイパーの射撃による無差別殺人事件。事件の容疑者Jバーは護送中に...
スナイパーの射撃による無差別殺人事件。事件の容疑者Jバーは護送中にボコられて昏睡状態。バーは取り調べを受けた際に裁判行きではなく自白書にサインしろといわれ、名前ではなくジャックリーチャーを呼べと書き記した。
この事件の検事の娘が担当弁護士で名はヘレン。
狙撃で死んだ5人をジャックとヘレンで調べて事件の真相を推理するのがメインストーリー。
素手の格闘シーンがあるが敵がザコばかり。
見所は射撃場の爺さんが援護射撃に参戦するところくらいだけど、爺さんの活躍は微妙。
ジャックが悪い奴らみんな殺したから良しとするかみたいな幕切れ。味気ない感じの作品。
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