最強のふたりのレビュー・感想・評価
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のめり込んだ
介護映画は地味そう、テーマ重いしと勝手に敬遠していたのが間違いでした。これ必見です。
この2人本当に最高です。
ドリスはとにかく非常識なわけですが、それが良いんですよね。障がい者に対して普通の人と変わらず接する。簡単なはずなのに皆自然と気を遣ってしまう。
それを気持ち良いくらいぶち壊してくれます。
でもちゃんと優しいんです。ドリスなりの気遣いなのかななんて思ったり。ドリスのキャラが最高なんです。鑑賞後は皆好きになると思います。
コメディ映画かのように笑えるシーンも多いです。2人のやり取りが本当に面白い。あの文通の相手に許可なく電話しちゃうシーンとか気持ちよかったです。思い切りが良すぎた。
最後は途中一回デートの約束から逃げ出した文通の相手と会うのですが、あのシーン、障がいを気にして逃げたのを障がいがあっても最高だよってドリスが励ましたように感じて涙してました。久々に入り込んだではなくのめり込んだ映画で鑑賞後しばらく圧倒されてました。
75点
障害者として、健常者として。
完璧なふたり
オープニングが格好いい。いきなりカーチェイス。
こんな映画だっけ?と錯覚する作り。
その途中からのタイトルインまでの音楽が、
アースW&F「September」、これはかなり上がる。
この強烈なオープニングで主演二人の強烈な個性がほとばしる。
富豪の障がい者フィリップ、彼を介助する黒人ドリス。
脇役達も中々良かったが、彼ら二人に霞んでしまう。
というか、彼ら二人のいちゃいちゃはずっと見ていたくなる。
それくらい微笑ましい。
原題「Untouchable」、触れられない、ということですが、
障がい者に対するタブーと、人種差別的なタブー。
この二つに対してだと思いますが、
見てて思い出したのは、乙武洋匡氏のこと。
彼自身、自分をネタに自虐的ギャグをよく綴ってますが、
「障がい者だから言っちゃダメ」と思うこと自体が差別だと常に体現していて、
フィリップがドリスに心許したのも、
ドリスの偏見のない目線からの言動と、
でもそれよりドリスの人なつっこさも大きな要因ではあるが、
フィリップも気を遣わないで済む環境を提供してくれる彼とが、
一番居心地良かったのだと思う。
そう思っていたフィリップ自身が自分を僻んで、
文通相手に写真を送るとき、
今の自分ではなく、車椅子生活以前の自分の写真を送る、
というアンバランスな行動をしてしまい、
それに気付いたドリスがそこに具体的には突っ込まず、
彼なりの考えでそれを解決してしまう。
ここ濡れポイント、クライマックスでした。
割と土足で踏み込んでくる感じのドリスが、
そこだけは「Untouchable」なんだと。
邦題で「最強のふたり」としたことは、
現状の日本では「Untouchable」を訳して付けられないという状況を、
そのまま反映している様な気がする。
ただこの映画はそこまで具体的にタブーを直視してるモノではなく、
あくまでも二人のいちゃいちゃがメインのコメディで、
そこはサラッと見て良いと思う。
そしてラストは清々しい涙が流れるでしょう。
植え付けられたフィルターは要らない!No, my way
頸髄損傷で体が不自由な富豪フィリップ。
フィリップの介護人を募集する為に面接が行われた、、障がい者っていうと誰しも仕立てに出て「コイツは一人では何も出来ない、手助けが必要だ」って決めつけて面接に来る奴の中、一人だけ失業手当が目当てでボランティア活動をした印形が欲しいと面接に来た場違い感な黒人 男ドリス
コレは生活して居る環境も境遇も違う2人🧔🏼×👨🏿🦱
の経緯をコメディに描いたノンフィクションです
ストーリーの粗筋は書かないけど 印象に残った部分だけ書き残します🤘🏿
まず、ドリスの粗が無く良い意味でも悪い意味でも誰にも壁のないフランクさに惹かれます。
それは障がい者であるフィリップに対してもお構い無し(笑)
物語の中で
フィリップが外出する際、ワゴン車の荷台部分に車椅子ごと乗せているのを見たドリスは「そんな馬みたいに運ぶのか!?」と投げ掛けます
そして、車の座席に腰かけた方がいいだろ、、と健常者かの様な扱いをするんです。
そんな彼にフィリップも惹かれたのかも…
勿論、私もその一人です👄♡
人は何かと枠組みをし分類したがりますよね。あの人は優しい、だの 短期、卑屈、頑固、明朗だの性格の良し悪しなんて見せ方の問題で個人の物差しでは測り知れないYo〜👌🏿
This is my way. 大事にしてこ(笑)
【今でも仏蘭西映画の新作の多くのフライヤーに題名が出るほどのヒューマンコメディの傑作中の傑作。オマール・シーの大出世作でもある。】
ー 下半身不随になった富豪をひょんな事から世話することになった男をオマール・シー(当時、日本ではほぼ無名)がそれはギリギリだろう!いや、アウトだろうと思ってしまう不謹慎なセリフを連発するシーンや、富豪に対する接し方
髭を色々な形に剃るシーン等 (ヒトラーのちょび髭シーンは白眉である・・。)を弾ける笑顔で演じる姿が忘れられない。ー
・人種問題、移民問題という現在でも欧州では解決されていない重いテーマを含ませつつ、二人の関係が構築される過程を笑いと涙で描き出した傑作。
<いつか、この映画を超える仏蘭西映画が出てくる事を切望する作品。(近いレベルの作品は沢山ありますが・・。)>
<2012年9月22日 劇場にて鑑賞>
<その後、配信にて一度鑑賞>
キム・マッスル尚美(なおみ)さんおススメ!国籍・人種全てを超えた友情のストリーリーにキムさん感動!
こんにちは。キム・マッスル尚美(なおみ)さんです。
何度観ても、泣けるし、笑えるし、考えさせられる映画。
最近、美容室にいって髪を切ってもらっている間に、
音なしで流れていて、ふと思い出してみた。
最強のふたりという映画は、
スラム育ちで五体満足の黒人の男性
裕福でお金にも困らないが、障害をもった白人の男性が出会い、
心の友になっていくストーリー。
国籍や収入など、育ってきた環境違えど、
価値観も違う男、だが、その垣根を越えて、
一人としての人間、いち友人としての友情があった。
わたしたちが勝手に条件を付けて、
相手に思っている印象や偏見、現実って、
いかにちっぽけなものか、
でも、その自分の不自由な考えから抜けた先に、
本当に素敵な人と人との繋がりがあるんだというものを、
感じさせ、考えさせられる映画。
フィリップ役のフランソワ・クリュゼ、
ドリス役のオマール・シーの二人の演技を超えた演技にも注目!
まじで良映画です。
人生で必ず、一度は見といたほうがよい映画。
キムさんこと、キム・マッスル尚美(なおみ)さんは、
心からおススメします。
ぜひ、観てみてはいかがでしょうか。
以上キム・マッスル尚美(なおみ)さんでした。
ふたりの相性
最強に素敵なふたり
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