最強のふたりのレビュー・感想・評価
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素敵な映画でした
こんなに素敵なフランス映画、見落としてました!
大富豪でありながら首から下の自由が全くきかないフィリップ。
自分自身苦しい環境にありながら偏見や羨みの気持ちを全くというほど持たないドリス。
まったく共通点のない『Intouchables』な2人が繰り広げるストーリー。正直とても下品なドリスと非常に常識的なフィリップの会話には思わず笑ってしまいますが、お涙頂戴的な展開は微塵もないのにもかかわらず、随所で目頭を熱くするシーンがたくさんありました。
『Earth, Wind & Fire』の曲で踊るシーにはもう我慢できませんでした。
『グリーンブック』でも住む世界の違う二人の話に感銘を受けましたが、こちらの方が古い映画なんですね。これも老若男女すべての人々に観てほしい作品だと思いました。
最強の映画
評判通りとても良い話で最高に面白かったです。
良い意味で期待を裏切りません。
金持ちだけど体が不自由なフィリップと貧しいけれど自由に生きるドリスの最強のふたりの実話を基にした話。
ドリスを黒人の方にしたのは、とてもいいアレンジだと思います。
どんなことにもめげずに立ち直る2人なら、本当にどんなことでも乗り越えられる気がしました。
ドリスの下ネタや笑えないブラックジョークには終始笑わせてもらいました。
本当声に出して笑えます。
2人の楽しそうな笑顔も印象的でした。
2人の抱える問題からフランス及び、世界の社会的な問題も見えて、ただの凹凸コンビの物語ではなく、しっかり考えさせられるところもあります。
でも、決して2人が強く傷つけられることがないのが、この映画の最大の特徴です。
普通は社会から孤立しかけたり、信頼を失っていったりして、観ているこちらも辛い気持ちになりますが、そんなことはなくしっかり最後まで明るい気持ちで観れるところが素晴らしかったと思います。
始めから終わりまで、話の展開もしっかりしていて、とても観やすく心温まる映画でした。
何度でも観たくなります。
最強
実話を元に作製された作品。
ノンフィクションにはかなわないですね。
評価通り、良かったです。
信頼間って大事だよね。
出演者の笑顔が良くて観てて満たされる。
ふたりともお茶目なんだよね。
色々な音楽が流れとても楽しめた。
ちょっと笑顔になりたい時に観たい笑顔(*^^*)
観賞後の余韻が良くてやっぱり最強な映画でしたね😃
詩的な美しさ
これだけ評価の高い傑作であるにも拘わらず長い間観て来ませんでした。
原因は本作のポスターです。白人の車椅子を笑顔で押す黒人のカット。あれを見てエディマーフィ調のブラックコメディと決めつけて見る気が伏せたのです。私、ハリウッドの黒人コメディアンの馬鹿騒ぎコメディが無茶苦茶苦手なのです。
でもたまたまWOWOWで放映していたので一念発起、一度観てみようと思いテレビの前に座りました。そして余りの素晴らしさに言葉を失った・・・。
本作については今でもコメディ映画と紹介されることが多いようですが、間違い無く本作はシリアスドラマです。
白人大富豪で身障者の主人公フィリップスは、富豪として尊敬と畏怖を持たれ、そして身障者として憐れられることに辛さを感じています。もう一人の主人公である黒人青年のドリスは、刑務所を出て失業中である上に、複雑な家庭環境に置かれています。この二人の境遇は充分シリアスで、コメディ要素などどこにもありません。また彼等を取り囲む登場人物も、皆何かの問題を抱えています。その設定が本作に深みを与えています。
そして主人公の二人が互いを補いながら、一歩ずつ前へ進もうとする姿は実に美しい。
物語の美しさだけでなく、本作の映像の美しさは特筆ものです。まさに詩的な美しさなのです。
また音楽が実に素晴らしい。派手な曲はなく、劇中で使われる挿入歌も効果的です。特にミニアムミュージック的なピアノだけのテーマ曲が印象的で、登場人物の心情を美しく表現しています。本作はエンドタイトルに流れるピアノの最後の一音までとても美しい。
本作を今まで避けていた自分を叱り倒したくなる位、素晴らしい名作でした。
誰かに勧めたくなる
評判が良く、間違いなくおもしろいであろうことを
知っていながら、映画館で見ることが出来ずにようやく、8年経って鑑賞しました。
あーおもしろかった!最高ね!
タイトルにある通り、この2人はIntouchable.
久々にフランス映画を観たけれど、やはり国際色豊かな国(まぁ、昔いろいろあったからですが)はいろんなことが日本と違ってそれを観るのも楽しかった。
2人の間にしか流れない、許されない空気感というか、そのシーンが大好きです。下ネタも、障害者を使った悪い冗談も、明らかにふざけた介護も。麻痺している足に熱いお茶をかけて「実験」なんて言ってるのも、普通ではありえないけれど。実話に基づくなら本当にやっちゃってたんでしょうね。それくらいふざけた映画なんです。
この全く住む世界の違う人間が、ひょんなことに交わることになって、お互いの違いを知り、ぶつかり、わかりあい、認め合う。こんな素敵なことが実際に起こっただなんて、素敵だなと思いました。
無くならない人種差別がこの世にはたくさんありますが、ドリスとフィリップのように、異なる人間同士が通じ合えた時の幸せと面白さをもっともっと世の中が認識することができれば、この世の中も少しはマシになる気がします。
最近、グリーン・ブックを鑑賞したので通じるものがありました。
最強のふたり
今年24本目。最強のふたり。
映画館再開記念のリバイバル上映で鑑賞。
この作品と出会ったのは高校生。担任の先生が観せてくれた。まさか映画館で見れる日が来るとは思わなかった。
何もかもがテレビやDVDで観るのでは段違い。最初のカーチェイスから入るのすごい良いし迫力がある。
最後の白黒のふたりの再会も絵になる。
いい出会いにはいい別れ。それができるの素晴らしい。
涙と笑いの感動作品
真の友情が解る感動物語。笑いあり涙ありの実話をもとにしたドラマ。
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を描く。
我が儘で偏屈で、お金に糸目を付けない、障害者の富豪の男と、貧困で家族にも見放され仕事も無いけど、天真爛漫で根は真面目な黒人青年。
真逆な二人は、初めはぶつかり合っていたけれど、だんだんお互いの魅力を認め合い、お互いに無いものを認め合い、障害者だからとか健常者だからとか関係なくお互いを尊重して、人生楽しく生きよう!と思える作品。これこそが真の友情と言える。
実話の映画は面白い
アマゾンでみた。
ずっと前から見たいと思っていた。
ゆっくりと流れる音楽も心地いい。
介助者と障がい者という立場をとっぱらった関係がすごくいい。
そして今もこの関係性が続いているのがすばらしいと思った。
最強!
ナイスコンビネーションの二人なので自分たちも周りの人たちも楽しくさせれる気がする。
自分にはできないし、お願いもしたくない(笑)
一度離れることもあって、改めてお互いの必要性を気付けてよかったと思う。
感動作品🥺
えっ??
予備知識なく観ると、お題とのギャップに気づいて焦る。カーアクションでスタートするのでなおさら。
で、お題の意味が分かってくる。二人の関係は対等で、お互いを認め合い敬い接する。うーん、スタッフの思うつぼにはまった観客の一人になった。実話が題材というのが素敵だ。
遠慮なんてしない距離感が良かった
障がいのあるフィリップに対し、何の壁も作らずに接するドリスの姿が印象的。
これまで、一般的に障がいのある人には気を遣うことが普通だと思っていた。(悪い意味ではなく)
この映画を観て、むしろ気を遣われない方が本人にとっては良かったりするのかなと思わされる映画だった。
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