最強のふたりのレビュー・感想・評価
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素直に面白い
とても気持ちよく観られる作品。
特別盛り上がるシーンがあるわけでもなく、緻密な伏線が張られてるわけでもなく、派手なアクションやドッと沸くようなコメディもない。
それでも素直に面白かったと言える作品。
人生捨てたもんじゃないなと思いました。
同情してない!!!
ドリスは情け無用といえるくらいだが、フィリップは彼が同情の目でみてない。という言葉が衝撃的でした。
健康体だった人が、ある日身体が不自由にもなれば、
心も閉ざしがちになるし、人の目もきになる。
でも初めから車椅子がなんだ!
と言わんばかりのスタンスで接してこられたら、
ある意味偏見がないのかな。
アートにクラシックにこれまた不釣り合いな構図も面白く、ドリスが少しづつ影響を受け始めている感じも、観ていて心が温まりました。
実用的で無い、マセラティを乗る二人!
これもまだ斬新!
本当に最強のふたりでした☆
久々にヒット!
金持ちっていいな
冒頭3分でこちらを画面の中へ引き込んでいく面白い構成。介護のシリアスな雰囲気はなく、ジョークが飛び交う楽しい雰囲気。登場人物それぞれが抱える心の闇を感じ取れる部分もあって、奥行きのある映画だと思った。ただ、金がなくて寝たきりの老人は、「最強」にはなれないだろうな、と思い悲しくなった。ある意味、金の威力を感じさせてくれる映画。
学生が観た感想
評判どうりの素晴らしい作品んだった。
誰もが自分の本質を受け入れながらも絶望に落ちず希望に歩んでいたのが良かった。堅苦しいだけでなくユーモラスなシーンがあるので見飽きない。観終わって良かったと感じる。特別な作品になった。
泣けはしないが、なんだかホッコリする映画
ふと夜中に映画を見たくなる時
観たいものは特にないけど、何か映画を観たい時
仕事で疲れて、何もしたくないけど、何か観たい時
そんな時、ありませんか?
この映画はそんな方にお勧めな映画です。
複雑な人間関係はないので、あまり頭は使わず
ストレスなく観れるのが良い。
フランス映画らしいというか、単調なんだけど、ユーモアもあり
けど決して大げさにしないところは、フレンチらしい。
主人公の二人、富豪のフィリップと介護する黒人ドリスの関係が
物語が進むにつれて、深くなっていく描写は、見ていて
自然と笑みがこぼれます。
ハラハラするシーンは、ほとんどないので、
そういうシリアスもの好きはちょっと薄味かもしれませんが笑
二人のいい歳を超えた男の友情、性欲、家族、人間関係、
そして、恋。
奥さんがいない初老に近いフィリップも、恋はしたい様子を
描く描写もリアルで、そこに一番リアリティーを感じ、切ない気持ちになりました。
「金はあるが、ハンデキャップがある私に魅力はあるのか」と
自問しているところなど、健常者でも誰でも好きな人には、強気にいけない様を
表しているシーンは、心にきます。
この映画は、大感動も特になく、大笑いもしません。
ただ、それがいいというか、ほんとに自然な状態で観れる一本だと思いました。
また一つ、「時間をおいてまた観たい映画」に入りました。
かつ、時間が経っても色あせない作品だなと思いました。
主人公二人の演技も、とても素晴らしいものです。
芸術の国らしい作品です。
iTunesで200円でレンタルできる時代なのも、良いですね笑
幸せ
この映画を見てとにかく泣いた。
オマールシーとフランソワクリュゼの演技はとてもすばらしく、いろんなことを学ばせてくれた。
オマールシーの陽気な感じはほんとに合っていると感じた。
フランソワクリュゼの介護者はやはりオマールシーでなければいけない。と誰しもが思っただろう。オマールシーの男気を見習って自分も頑張りたいと思った。
幸せについて考えさせられる映画だった。
自分では経験し得ない人生を教えてくれる
男の友情とユーモアと、差別と苦悩と、生きることを教えてくれる、さすが映画、という作品。
ヨーロッパで黒人として生きる主人公を通じて、ヨーロッパの文化そのものを知るきっかけになった。
障がい者と黒人という、ある種ハンデを抱えているという共通点を持っていることで結ばれていくふたりの友情が、障がい者の容赦ない日常に、笑いと救いをもたらして、人生の豊かさと希望と勇気を与えてくれる作品。
音楽も映像もイイ
Boogie Wonderlandをこれで知りました。
最後の海のシーンといい、映像や音楽がキレイ。
(クラシック音楽も含)
少々、ドリスが暴れすぎだと思いましたが(^_^;)
(特にオペラのとこ)
人間の「絆」って素敵だなって思いました。
こんな人生を送りたい
この映画のおかげで映画に興味を持ちました!!
あまり接点のない障害者と黒人、2人が残りの人生を悔いのないように生きようとする…男として心を打たれました!自分もこのように悔いのない人生を生きようと思いました。
また主人公達がドライブ中に流すSeptemberは今でも自分のお気に入りの曲です!!
たったひとつ、不満は…
ちょっとシリアスな音楽で、スリリングなカーチェイス。と思ったら笑かすというオープニング。
この作品、とにかく笑わせてくれる。
介護職をしている自分的には、これこそ理想の介護。確かにマニュアルは大事だけど、そのマニュアルが介護される側に合ってるかというと、そうとは限らない。
この作品のドリスの介護は、けっこうめちゃくちゃだけど、それがフィリップには合っていた。
みんなが腫れ物を触るかのように扱ってくるのに嫌気がさしていたフィリップに対して、ただ一人ドリスが普通に接してくれたのが嬉しかったんだろう。
ただ、この作品、ブラックユーモアが過ぎるような(^_^;)
さて、この作品、実話を基にしているそうだけど、どのくらいまでが真実なのか。
でも、そんなのどーでも良いぐらい、最高の作品でした(^^)b
たったひとつ不満なのは、意味のわからない邦題。
なんで『最強のふたり』なのか…
知らない人が聞いたらアクション映画と間違いそうだし…
まぁ、確かに相性は最強のふたりだったけどね。
とりあえず、ハンカチを用意して見ることをオススメします(T_T)
障害者というものを考えさせられた
これを見る前、「世界一キライなあなた」を見たのだが、
こちらは美男美女でお城の風景もきれいなのだが、残念ながら最後に主人公は尊厳死を選んでしまう。
それに比べこちらははいきる意欲にあふれていてよかった。
黒人も、障害者も差別される存在だが
このふたりはユーモアややんちゃな生きる力で乗り越えてしまう。
いま、生きていることを大切にしたい。
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