ウォーリアー

解説

アルコール中毒の父親が原因で離ればなれになっていた兄弟が総合格闘技の対戦相手として再会する姿を、「インセプション」のトム・ハーディと「スター・ウォーズ」新3部作、「アニマル・キングダム」のジョエル・エドガートン共演で描いた人間ドラマ。アル中の父親から逃れるため母親と一緒に家を出たトミーが、14年ぶりに父親のもとを訪ねてきた。学生時代にレスリング選手として活躍していた彼は、高額の賞金がかけられた総合格闘技イベント「スパルタ」に出場するため、元ボクサーである父親にコーチ役を依頼する。一方、かつて格闘家の選手だったトミーの兄ブレンダンは、現在は教師として働きながら妻子を養っていたが、娘の病気に高額な医療費がかかり自己破産の危機に陥ってしまう。ブレンダンは愛する家族を守るため、総合格闘技の試合で金を稼ぐ事を決意する。兄弟の父親役をニック・ノルティが好演し、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。

2011年製作/140分/アメリカ
原題または英題:Warrior

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映画レビュー

2.0「みんな格闘技が大好き」。そこから「フォックスキャッチャー」への道は開ける。

2015年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

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しんざん

4.5【”確執或る兄弟が、命懸けで総合格闘技大会のリングに上がった訳。”今作は、壮絶且つムネアツな総合格闘技シーンに没入してしまうジョエル・エドガートン、トム・ハーディの熱演に魅入られる作品である。】

2024年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

■久しぶりにぶりに実家に戻ったトミー・コンロン(トム・ハーディ)は、総合格闘技大会「スパルタ」に出場するため、且つては酒浸りだった父パディ・コンロン(ニック・ノルティ)に自身のトレーナーを依頼する。
 一方でトミーとは確執のあった兄ブレンダン・コンロン(ジョエル・エドガートン)も、娘の病気で逼迫した家計を立て直そうと、賞金を求めてスパルタへ物理教師の職を停職になりながらも、高額賞金の為にリングに立つ決意をする。
 そして、怒涛の勢いで勝ち上がったトミーと、下馬評は低かったブレンダンは得意の関節技で勝ち上がり、決勝リングで相まみえるのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は、序盤はトミーとブレンダンと且つて酒浸りだった父パディとの関係性が描かれる。ブレンダンは恋人で現在は妻のテス(ジェニファー・モリソン)と新しい生活を作るために家を出て、今や二児の父親として、学校で物理の教師をしている。

・一方、兄に置いて行かれたトミーは酒浸りの父の元、母を失い、海兵隊に入隊していたが誤爆により仲間を失い、無断で戦場を離れ偽名で暮らして来た。

・故に、トミーは父も兄も許せないのである。だが、格闘技に長けていた父バディの技だけを知るために彼をトレーナーとするが、敬意の欠片も見せないのである。

■今作がムネアツなのは、そんな二人が総合格闘技大会「スパルタ」に出場し、トミーは圧倒的な強さで勝ち上がり、ブレンダンは得意の関節技で強豪を倒していく試合のシーンの物凄さであろう。
 特に、トミーを演じたトム・ハーディの鍛え挙げた肉体は凄いの一言である。
 そして、ジョエル・エドガートン、トム・ハーディの熱演が今作をムネアツな作品にしているのは間違いないであろう。

<決勝に進んだ二人は、夫々の持ち味を出して戦う。それを見つめるテスと特にニック・ノルティ演じるバディの表情が良い。その眼には涙が滲んでいるのである。
 そして、ブレンダンの関節技によりトミーは左肩を外されるが、果敢に向かって行くのである。それに対し、ブレンダンは”もういいんだ・・。”と言って彼に再び関節技を掛け試合を終わらせるのである。
 今作は、観ていて壮絶且つムネアツな総合格闘技シーンに没入してしまうジョエル・エドガートン、トム・ハーディの熱演に魅入られる作品なのである。>

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NOBU

3.0トム・ハーディの肉体美

2024年10月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

格闘技作品と思いきや家族愛、兄弟愛に溢れたストーリー。それぞれ背負うものがありながら格闘技大会「スパルタ」に臨んでいきます。トム・ハーディの肉体美とどこか人目を避けな闘いに没頭するトニーの演技が見事でした。また渋いおじさんからおじいちゃんになったニック・ノルティが駄目な父親を演じています。今回のように隠れた名作を劇場でリバイバル上映する企画は素晴らしいと思います。

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よう

3.0バランスはいいがキャラの描写不足感あり

2024年10月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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しげる