ウォーリアー

解説

アルコール中毒の父親が原因で離ればなれになっていた兄弟が総合格闘技の対戦相手として再会する姿を、「インセプション」のトム・ハーディと「スター・ウォーズ」新3部作、「アニマル・キングダム」のジョエル・エドガートン共演で描いた人間ドラマ。アル中の父親から逃れるため母親と一緒に家を出たトミーが、14年ぶりに父親のもとを訪ねてきた。学生時代にレスリング選手として活躍していた彼は、高額の賞金がかけられた総合格闘技イベント「スパルタ」に出場するため、元ボクサーである父親にコーチ役を依頼する。一方、かつて格闘家の選手だったトミーの兄ブレンダンは、現在は教師として働きながら妻子を養っていたが、娘の病気に高額な医療費がかかり自己破産の危機に陥ってしまう。ブレンダンは愛する家族を守るため、総合格闘技の試合で金を稼ぐ事を決意する。兄弟の父親役をニック・ノルティが好演し、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。

2011年製作/140分/アメリカ
原題または英題:Warrior

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映画レビュー

2.0「みんな格闘技が大好き」。そこから「フォックスキャッチャー」への道は開ける。

2015年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

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しんざん

5.0兄弟

2024年10月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2011年の映画だが、日本では劇場スルー、ラジオで町山さんが紹介していたので、当時レンタルで観た記憶

それから、配信で何回か観ているが、ラストでザ・ナショナルの曲のイントロが掛かる度に毎回必ず涙腺崩壊

アル中だった父親のせいで家庭崩壊した兄弟の恩讐を背景に、総合格闘技を通じて描く家族ドラマ

男兄弟というものはお互いライバルであり、複雑な感情があるもので、歴史が証明しているように殺しあいをするほどの関係

自分も一つ下に弟がいるが、仲がよかったのは小学生までで、中学に上がった頃には校舎ですれ違っても、お互い無視

高校生まで取っ組み合いの喧嘩をしており、今だに会うのは1年に1回、さすがに喧嘩はしないものの、会うと何かモヤモヤした感情が毎回湧き上がる、複雑な関係

とにかく、弟役のトム・ハーディが哀愁を帯びて心を閉ざす立ち技系の元海兵隊

兄貴役のジョエル・エドガートンはドリー・ファンク・ジュニアのような困ったチャン顔で、寝技を得意とするグラウンド系の高校教師

そこに、元アル中親父役のニック・ノルティ(コイツガ諸悪の根源)が絡み、親子三人の恩讐のドラマが…

ラスト兄弟マッチまで2時間、ひたすら地味~に展開するが、最後は号泣必至のドラマ

観客はオッサンばかりだけど(一人若いオネーチヤンがいた)オススメです!!

オワリ

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うんこたれぞう

4.0役者が良かった

2024年10月13日
iPhoneアプリから投稿

1.内容がうそみたいな話だった。
2.でも評価高かく、時間が合ったのでみた
3.嘘くさいと思いながらも引き込まれた
4.トミー弟だと最後の方で知った
5.一般人の兄が優勝するのは映画といい無理がある
6.トミーの仿僧筋凄かった
7.兄は今の奥さんと付き合ってたから逃げなかった?
8.賞金「はんぶんこ」したのかなぁ
9.結果お父さんの子育て正解?
10.やはり厳しさと愛が大事
11.トミーの演技力に嘘くさいストーリーが救われた?
12.アナウンサー、布石に「この大会は誰が勝ってもおかしくない」を連発していた

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えびちゃん

3.0映画としてはイマイチだけど…

2024年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画としてはイマイチだけど、なんだか記憶に残りそうな作品。

オクタゴンで闘う総合格闘技の映画って、俳優がやるのはめちゃくちゃ難しそう(下手っぴに見えるというか、素人臭さもろ出しになっちゃいそう)という先入観だったが、それはなかった。表情のアップ。激しく動くカメラワークでスピード感を出して、パンチキック含め技のひとつひとつは動きが激しくてなんだかよくわからないという撮り方は、成功していたと思う。少なくとも俺は、それらしく観ることができた。
とはいえ、ラウンドの短さ感や、総合格闘技好きの人はガッカリな感じなんだろうなあという感じは、しょうがないんじゃないかなあ。

父と二人の息子、兄とその妻、弟と彼が守りたい人といった関係もなるほどね〜と思った。よく考えたな。

惜しいのは、それらと二人が格闘技する理由がそれほど深く結びついてない点。
金がいる。格闘技は得意だ。だから、やる。それだけで、それ以上のものがないんだよなあ。

ただ、ボクシングを含む格闘技は、それでいいのかもな。腕に自信があるから、それで稼ぐ。当たり前なのかも。俺がそれにピンとこないのは、腕に自信があったことがないからなのかもしれない…

と反省してみたものの、やはりその点で求心力を欠いた映画なことは否めない。同じ破綻の瀬戸際にいても、昼の明るさの下に描かれる兄と、常に夜の暗さの下に描かれる弟といった対比を初め、やりたいことはわかるのに、どうにもとっ散らかってる感が半端ない。結果として、「何が言いたかったの?」だわ。

でもきっと、俺の心には残る。殴りあってる感じがちゃんとする映像だったから。ただその点だけに尽きるが。

おまけ1
2011年といえば、サブプライムローンが破綻して2年。ある日、家を取られる人が続出した中で、この映画に親近感を得た人も多かったのかもね。

おまけ2
あ、気づいたら、1111レビュー目だ。なんか縁起がいいかな。皆さんと、楽しくコメントやり取りしてるうちに、こんなところまで来た。みなさんへの感謝と共に、自分が誇らしいわ。

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CB