ウォーリアー 解説 アルコール中毒の父親が原因で離ればなれになっていた兄弟が総合格闘技の対戦相手として再会する姿を、「インセプション」のトム・ハーディと「スター・ウォーズ」新3部作、「アニマル・キングダム」のジョエル・エドガートン共演で描いた人間ドラマ。アル中の父親から逃れるため母親と一緒に家を出たトミーが、14年ぶりに父親のもとを訪ねてきた。学生時代にレスリング選手として活躍していた彼は、高額の賞金がかけられた総合格闘技イベント「スパルタ」に出場するため、元ボクサーである父親にコーチ役を依頼する。一方、かつて格闘家の選手だったトミーの兄ブレンダンは、現在は教師として働きながら妻子を養っていたが、娘の病気に高額な医療費がかかり自己破産の危機に陥ってしまう。ブレンダンは愛する家族を守るため、総合格闘技の試合で金を稼ぐ事を決意する。兄弟の父親役をニック・ノルティが好演し、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。
2011年製作/140分/アメリカ 原題:Warrior
スタッフ・キャスト 全てのスタッフ・キャストを見る
× ※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイント をプレゼント。
2021年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
わりと、薄っぺらいストーリーなのですが、妙に心が揺すられる。 「ロッキー」と「チャンプ」と「シンデレラマン」と「ザ・ファイター」に「マイ・ブラザー」を加えてたカクテルを、5で割った感じ。
兄弟の戦いではなく他人同士の戦いじゃいけなかったのかな?やはり戦う相手と何か共通の繋がりがないと上手くストーリーが書けなかったんだろうか?題材が面白いだけにファミリードラマになってしまって残念だ。 私はファミリードラマって安直な設定だと思う。それは主人公の動機を説明しやすいから。何のために戦うの?家族のために。みたいな。話がちょっと行き詰まるとすぐファミリードラマにしてしまう。まあビジネス的にファミリードラマにしたらハズレが少ないかもしれないが映画ファンとしてはもうファミリードラマは見飽きたよ。 監督はザ・コンサルタントという映画も取っている。私は、その映画の方がこの映画より好きだ。しかしそちらの映画にもやはり兄弟の絡みのテーマが全体の中で結構大きめに扱われていた。この監督は兄弟の話しか書けないのかな?普通、ネタ被りは避けようとすると思うんだが。 まだ何作も作ってないのにネタがかぶっているとなると才能が既に枯渇しているんじゃないかと疑わざるを得ないな。 世界ランキングとかそういうのに全然入ってないアマチュアがテレビで報道されるようなメジャーな大会に出てしまうとか、ストーリー設定に無理がありすぎる。
2020年9月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
格闘技系の映画は今まで何個か見てきたけど、これが一番面白い。 主人公2人はもちろん、父、奥さん、校長先生、生徒、コーチなど脇を固める人たちも全員キャラが良かった。 嫌な人が誰一人いなかったのもこの映画が面白いと思えた大事な要因かも。 弟トム・ハーディはどこか哀愁があり、筋肉ムキムキでパワーで倒していく。ジョンエドガートンは優しさが溢れてて、物理の先生らしく関節技で決めていく。同じミドル級だけど2人の体格差がちょっと気になった。 事前情報を何も知らなかったから、2人が兄弟だとわかった瞬間びっくりした。映画をフルで楽しむためには事前情報を入れないのが大切。 ラストも私の中ではベストな終わり方。めちゃくちゃ泣いた。弟が1番求めていたのは愛だったのね、、 「It's ok. I love you tommy. I love you.」 幼少時代とか後日談も見たいなぁ
2020年5月16日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
決勝が兄弟同士は話がうまく行きすぎるけど、ラストにタップしたのは兄の愛を確かめたから、肩が脱臼しても立ち向かうのは、それほど酷い想いをしてきたから。また兄もそれを受け入れた。ニックノルティの演技、トムハーディーの鍛え方、寡黙な演技は印象的。