トム・ハーディ、ボスニア戦争映画で「ウォーリアー」監督と再タッグ
2017年7月28日 11:10

[映画.com ニュース]英人気俳優トム・ハーディが、ボスニア戦争を題材にした新作映画「My War Gone By, I Miss It So(原題)」で主演と製作を兼任することが明らかになった。米バラエティが独占で報じた。
英国人ジャーナリスト、アンソニー・ロイド氏が1999年に発表した同名著書を原作に、「ジェーン」「ウォーリアー」のギャビン・オコナー監督がメガホンをとる。原作は、従軍記者としてボスニアの戦地に赴いたロイド氏の体験記。英国陸軍の兵士として過ごした日々や、両親の離婚で疎遠になってしまった父親との関係、ヘロインをはじめとする薬物依存との葛藤(かっとう)といった私的体験を織り交ぜながら、戦場で目にした非情な戦争の実態がつづられた。
ハーディは、原作について「依存症の本質と戦争体験をテーマにした、残酷かつ繊細な素晴らしい物語に、心を強く揺さぶられた。僕個人にとって大きな意味を持つ大切な1冊になった」と語っている。一方、ハーディとは「ウォーリアー」以来2度目のタッグとなるオコナー監督も、「ヘロインの代わりにアドレナリンでハイになろうと、第2次世界大戦以降のヨーロッパにおける最も凄惨な戦いと称されるボスニア戦争の最前線に飛び込んでいった著者が、万感の思いを込めてつづったこの素晴らしい本を映画化する機会を与えられて、心から光栄に思っています」と意気込みを語った。
ハーディが「ダークナイト ライジング」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督と再タッグを組んだ新作「ダンケルク」は、9月9日から全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ