中国娘

劇場公開日:

中国娘

解説

カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭の受賞作を中心に、各地の映画祭で話題になりながらも日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2011」にて上映。山奥の村から重慶に出てきたメイだったが、夢見ていた都会生活とはほど遠く、ヤクザのスパイキーと恋仲になるもスパイキーは何者かに殺されてしまう。追手から逃れるためロンドンへ渡ったメイは、そこでハントという老人と出会うが退屈な生活に嫌気がさし、小さなレストランを経営するインド人移民リチャードのもとに転がり込むが……。作家としても活動しているグオ・シャオルー監督作。2009年・第62回ロカルノ国際映画祭金豹賞を受賞。

2009年製作/98分/イギリス・フランス・ドイツ合作
原題または英題:She, A Chinese
配給:熱帯美術館
劇場公開日:2011年8月13日

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映画レビュー

4.5面白かった!

2017年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

怖い

自分のなかの「女子の生き様映画ランキング」の中でもかなり上位にくるこの映画。痛々しく、たくましく、切なくて大好きです。川の向こうに新しいビルが暴力的なまでにばんばん建っていく田舎の景色も、中国の今を垣間見れてすごく面白い。
主人公の女の子を見つめながらヌードルをズルズル汚くかっ喰らう男(この役者がまた良い)には笑いました(その後の展開でマジ凹みましたが)。

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luka

3.5そこのけ、そこのけ!肉食系中国娘のお通りだ!!

2011年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

“三大映画祭週間2011”

今作は「特別上映」と銘がうたれていた通り
“ロカルノ映画祭”での金豹賞受賞作品となります♪

作品タイトルが
『中国娘』なのに、製作国がイギリス。

果てさて、どんなお話なのか。
映画館のスケジューリングミスで
若干時間が押しての開演となりました
(実は、予想通りだったんですけどね(苦笑))

☆彡     ☆彡

2011年現代に当てはめると
『中国娘~肉食系女子の生き様~』

田舎育ちの娘さんが、
都会の喧騒にあこがれ田舎脱出。

そこで恋仲になった
やくざ稼業の男性のあこがれがビックベン。
そして彼の夢はお金を貯めビックベンに行くこと。

しかし男は切りつけられ彼女の膝枕で絶命。

彼女は彼のあこがれの地であったイギリスに旅立つ。

そこでも彼女は現地の老人などと恋仲になる。そして・・・。

↑     ↑

こんな感じのお話。
どうして賞が獲れたのかは正直わからなかった(笑)

彼女は田舎で顔見知りの男に
乱暴を受けて以来、性に目覚めたのか、
その後、引っ越しをするごとに性欲が激しくなる。

比例するかのように、
彼女を移す映像もエロくなってくる
(「艶めかしく」じゃないのがポイント)。

容姿が若かりし頃の、
SPEEDの島袋寛子似の童顔。

だから、美しく撮りたいはずのシーンが、
その道のマニアには垂涎の的になりそうな、
幼児系のプレイにしか見えず、本当に映画館で
堂々と見てもいいのかと、妙におどおどしてしまう。

そんな童顔系娘が
年上の男に前のめりになって、
カラダを迫っていくのだから、
リアリティ以前に、これはコメディか、
ここは笑うところなのか、と笑いを我慢できない。

そんなそんな襲われた男も
童顔系娘に盗んできたチャイナ服を着せ
「かわいいよ」と馬乗りに、襲いかかる。
そして彼女も、最初は嫌がりながらも、彼と一体で熱くなる。

う~ん、ピンク映画じゃないですよね。
わたし、間違えて新宿の裏手に入ってませんよね(苦笑)

☆彡     ☆彡

本当にイギリスでは大学の医学で
裸の女性に内蔵図を書き込む授業があるのでしょうか。
美術系でモデルを務めるのは聞いたことがありますが・・・。
実際、作中に登場する男性の目線も嫌らしかったですし(苦笑)

なにをキッカケに今作を作ったのかも気になる作品。
ちょっぴりMっ気のある男性にお勧めかもしれません(笑)

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septaka