“三大映画祭週間2011”
今作は「特別上映」と銘がうたれていた通り
“ロカルノ映画祭”での金豹賞受賞作品となります♪
作品タイトルが
『中国娘』なのに、製作国がイギリス。
果てさて、どんなお話なのか。
映画館のスケジューリングミスで
若干時間が押しての開演となりました
(実は、予想通りだったんですけどね(苦笑))
☆彡 ☆彡
2011年現代に当てはめると
『中国娘~肉食系女子の生き様~』
田舎育ちの娘さんが、
都会の喧騒にあこがれ田舎脱出。
そこで恋仲になった
やくざ稼業の男性のあこがれがビックベン。
そして彼の夢はお金を貯めビックベンに行くこと。
しかし男は切りつけられ彼女の膝枕で絶命。
彼女は彼のあこがれの地であったイギリスに旅立つ。
そこでも彼女は現地の老人などと恋仲になる。そして・・・。
↑ ↑
こんな感じのお話。
どうして賞が獲れたのかは正直わからなかった(笑)
彼女は田舎で顔見知りの男に
乱暴を受けて以来、性に目覚めたのか、
その後、引っ越しをするごとに性欲が激しくなる。
比例するかのように、
彼女を移す映像もエロくなってくる
(「艶めかしく」じゃないのがポイント)。
容姿が若かりし頃の、
SPEEDの島袋寛子似の童顔。
だから、美しく撮りたいはずのシーンが、
その道のマニアには垂涎の的になりそうな、
幼児系のプレイにしか見えず、本当に映画館で
堂々と見てもいいのかと、妙におどおどしてしまう。
そんな童顔系娘が
年上の男に前のめりになって、
カラダを迫っていくのだから、
リアリティ以前に、これはコメディか、
ここは笑うところなのか、と笑いを我慢できない。
そんなそんな襲われた男も
童顔系娘に盗んできたチャイナ服を着せ
「かわいいよ」と馬乗りに、襲いかかる。
そして彼女も、最初は嫌がりながらも、彼と一体で熱くなる。
う~ん、ピンク映画じゃないですよね。
わたし、間違えて新宿の裏手に入ってませんよね(苦笑)
☆彡 ☆彡
本当にイギリスでは大学の医学で
裸の女性に内蔵図を書き込む授業があるのでしょうか。
美術系でモデルを務めるのは聞いたことがありますが・・・。
実際、作中に登場する男性の目線も嫌らしかったですし(苦笑)
なにをキッカケに今作を作ったのかも気になる作品。
ちょっぴりMっ気のある男性にお勧めかもしれません(笑)