ミニミニ大作戦(1969)
解説
400万ドルの金塊強奪に挑む泥棒グループの奮闘をマイケル・ケイン主演で描いたイギリス製クライムアクション。刑務所から出所したばかりのチャーリーは、イタリアのトリノで金塊輸送車を襲撃する計画に取りかかる。仲間を集めてトリノに乗り込んだチャーリーは、見事に金塊を奪いミニクーパーで逃走するが……。トリノの街中で繰り広げられるスリリングなカーチェイスが見どころ。2003年にハリウッドリメイクされた。
1969年製作/99分/イギリス・アメリカ合作
原題:The Italian Job
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2021年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
1969年公開のイギリス映画
1963年の「ピンクの豹」
1965年の「黄金の7人」
1966年の「続・黄金の七人 レインボー作戦」の系譜に連なる映画だと思います
最初のテレビアニメシリーズの「ルパン三世」、「ルパン三世 カリオストロの城」に多大な影響を与えていることは、本作を一目みたら分かります
イギリス独特のユーモアの感覚は、モンティ・パイソンとかと同じものです
英国らしさが爆発しています
だから、ジャンルがまるでちがうのに、何故か「小さな恋のメロディー」を観たくなってしまうくらいです
音楽はクインシー・ジョーンズ
あの「愛のコリーダ」とかマイケル・ジャクソンのプロデューサーとして世界の巨匠
といってもまだ本作の頃は、そこまではいかなくて名の知られた音楽家という程度
期待するようなブラックミュージックはなく、60年代のポップな感覚でまとめられています
肩の力の入ってない音楽です
でもさすがクインシー
全く古びていないのです
映像もまた、古びていません
ものすごく沢山の映画やコマーシャルやアニメに、オマージュされたシーンがあります
だから初めて観ても既視感が半端ないほどあると思います
クリストファー・ノーラン監督作品の常連俳優のマイケル・ケインが主演です
バッドマン・ビギンズシリーズのアルフレッドも若い時はこんなに男前だったという訳です
ブリッジャー役のノエル・カワードが素晴らしく印象的です
実は監督のピーター・コリンソンは孤児
孤児施設に慰問に来ていたノエル・カワードが、彼を引き取り後見人となって、自立させてくれたそうです
なので監督はこのブリッジャー役に、どうしてもノエル・カワードにお願いしたかったと言います
監督となった自分を見て貰いたかったのでしょう
ノエルの俳優引退作品となりました
ミニクーパーの驚異的なカースタントは、今日の目で見ても物凄いものです
夏休み、お気楽に観る映画に好適です
2020年7月24日
Androidアプリから投稿
冒頭のサンベルナール峠を走るランボルギーニミウラが流麗で このシーンが有名なのが理解できた
2019年 走行シーンに使用したものが発見されニュースに
(愛好家が探し続けて50年… )
もうひとつの注目の車種は ミニクーパーでトリノの街を走りまくる
あぁ 60年代なんだなぁ~ と思う、可愛い
英国窃盗団のリーダーを演じるケインが若くて嫌味ではない軽いノリ
彼等の出資者ブリッジャー(ノエル・カワード)は刑務所で優雅に暮らし
さすがの貫禄とおかしさ
60年代の雰囲気もわかり クスッとさせる面白さもあり、ゆるさも魅力になっているような…
マフィアも葬儀屋の社員のよう(笑)
2017年5月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
MINIのカーアクションは見応えあります。ただ、最後のオチまでオチにこだわり過ぎかと。