この愛のために撃て

劇場公開日:

この愛のために撃て

解説

看護師助手のサミュエルは妊娠中の妻ナディアを何者かに誘拐され、交通事故で病院に担ぎ込まれた指名手配犯サルテを、警察の監視下から連れ出すよう犯人から要求される。理由も分からぬまま要求に従うサミュエルは、やがて警察からも追われる身となるが、妻を助けるため奔走する。デビュー作「すべて愛のために」(2008)がポール・ハギスにより「スリーデイズ」(10)としてハリウッドリメイクもされたフレッド・カバイエ監督の第2作で、パリを舞台に描くサスペンスアクション。

2010年製作/85分/PG12/フランス
原題または英題:A bout portant
配給:ブロードメディア・スタジオ
劇場公開日:2011年8月6日

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(C)2010 LGM FILMS - GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – K.R. PRODUCTIONS

映画レビュー

4.0生まれなくて何よりでした…

2011年10月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

いくら妊娠8ヶ月とは言え、子宮口が開いた状態で…と思わずにいられなかった主人公の妻の惨事に目がくぎ付け!でした。冒頭で「なぜ(ありがちな)臨月ではなく、出産一ヶ月半前なんだろう?半端な設定…」と疑問が浮かびましたが、後半の展開で納得。臨月では過酷というより危険すぎます。(ちなみに、一ヶ月半前というのは産休に入る時期でもあり、一般的にも妥当なのかもしれません。あくまで日本の例ですが。)
物語は、前作「すべて彼女のために」同様テンポよく、まさかの展開の連続で引き付けられます。さらに、それ以上に壮快!だったのは、凡人然とした主人公とプロに徹する殺し屋の距離感です。両極の境遇にある二人が、深夜に焚き火の前(または港に停車した車の中)で語り合い、いつしか親近感を抱き…なんていう(ありがちな)展開は皆無。緊張感はそのままに、どこまでも平行線を保ちます。怯え、慌てふためき続ける主人公と、冷静沈着な殺し屋が好対照でした。プラス、(少なくとも、日本では)有名すぎる役者が出ていない分、誰が悪か、誰がカギか、誰が死ぬか・生き残るか…というのが読めない点もよかったです。
唯一の・最大の不満は、邦題のミスマッチ。(たぶん)原題からも物語からもかけ離れていますし、何より、作品のクールな感触をかき消しているようでもったいないです。前作の邦題とは「ために」しか一致しておらず、連想しやすい語呂とも思えません。(ちらしやポスターは近い雰囲気でしたが。)同監督の次作公開時は、改善を望みます。

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cma

3.5【”全ては妻とお腹の子の為に。そして警察のバイトの果て。”仏蘭西発ノンストップ・サスペンス・アクション。目まぐるしい展開の中、真相が暴かれる過程をスリリングに描いた作品。】

2024年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

幸せ

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NOBU

4.0USB!USB!カモン、ベイビー、無茶苦茶~♪

2020年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

3.5渋くてシリアス

2019年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

出産を控えた妻を持つサミュエルは意識不明の男を助けたことから何者かに妻を誘拐されることになり…。
本国で大ヒットを記録したフランス映画。アメリカリメイクから先に鑑賞したが、原作はよりシリアスな内容になっていて個人的にはこちらの方が渋くて好きでした。

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shotgun

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